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オウンドメディアで成果を出すのに必要なツールと選ぶ際のポイントを解説

オウンドメディアのツール

オウンドメディアの分析ツールには様々な種類があるため、「どのツールでなんの分析ができるのかわからない…」と思うことが多いのではないのでしょうか。

 

SEOコンサルタントそこで当記事では、オウンドメディアを分析ツールを大きく3つに分類して、それぞれわかりやすく解説していきます。

 

 

SEOコンサルティング

オウンドメディアの成功には分析ツールが不可欠

 

オウンドメディアの成功には分析ツールが欠かせません。分析ツールなしではSEO対策が感覚的になり、結果を出しづらくなるからです。適切な分析ツールを利用すれば、数値などの根拠をもとに効率よくSEO対策ができるようになります。

 

例えば、記事のリライトをする場合、原因を特定できていないと、記事内の良かった部分まで修正してしまうかもしれません。分析のもと改善点がわかっていれば、ピンポイントで記事の不適切な箇所を改善できるのです。

 

オウンドメディアの成功に欠かせない分析ツールとは

 

オウンドメディアの成功に不可欠な分析ツールには、次の3種類があります。

 

  1. 市場分析ツール
  2. 自社メディア分析ツール
  3. 競合メディア分析ツール

全てのツールを組み合わせて使うことで高い相乗効果を得ることができます。

 

1: 市場分析ツール

 

まず1つ目にご紹介するのは市場分析ツールです。市場分析ツールは、オウンドメディア成功に絶対に欠かせません。

 

なぜなら、SEOにおける市場分析とは、Google上(市場)の検索ボリューム(ニーズ)を分析することですが、この市場分析で自社がより成功しやすい領域や分野をあらかじめ見定めることができるからです。

 

具体的な市場分析では、検索KWのボリュームやそのKWの競合性を調べることになります。

 

関連記事: キーワードとは?種類やSEOに効果的な選定方法を徹底解説

 

2: 自社メディア分析ツール

 

次に欠かせないツールは、自社メディア分析ツールです。オウンドメディア運用におけるメディア分析には、UI分析やアクセス解析ツールなどが存在し、SEOによる流入獲得やサイトでのCVR改善に活用されます。

 

3つのツールの中でも分析の核となる箇所であるため、必ず導入するようにしましょう。

 

3: 競合メディア分析ツール

 

オウンドメディアの運用では、自社メディアの分析だけに限らず、競合メディアの分析も必要です。

 

競合メディア分析では、ドメインパワーや獲得セッション数、獲得クエリなどのデータ分析ができるため、競合と自社の獲得状況を比較するのに役立ちます。

 

おすすめ市場分析ツール

 

次に、おすすめの市場分析ツールを2つ紹介します。先ほどもお伝えしたように、SEOにおける市場分析では、検索ボリュームの把握や競合性の確認が中心になります。

 

これらをチェックできるツールを早速みていきましょう。

 

Googleキーワードプランナー

 

キーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Google広告が提供する無料のキーワード分析ツールです。

 

キーワードプランナーを使用することで、調べたいキーワードの月間検索数や関連キーワード、競合性の調査が可能です。

 

一方で、Google広告を出稿していないと月間検索数の細かい値までは調べられません。利用する際には、Google広告を出稿し、詳細なデータを確認するようにしましょう。

 

▼Googleキーワードプランナーを利用したい方はこちら

https://ads.google.com/intl/ja_jp/getstarted/

 

キーワード ファインダー

KEYWORDFINDER

キーワードファインダーは、devo社が提供する有料のキーワード分析ツールです。

 

キーワードファインダーでは、検索キーワードの流入数や競合性はもちろん、おすすめのキーワードを毎日自動で収集する機能や、自社メディアのCVに繋がったキーワードを特定する機能もあります。他にもユーザーが求めている情報をマップで表した、キーワードマップの作成もできます。

 

価格は5万円から20万円ほどとなっており、無料デモ体験もあるので、もし気になる方はぜひお試しください。

 

▼キーワードファインダーを利用したい方はこちら

https://keywordfinder.jp/

 

 

おすすめ自社メディア分析ツール

 

次に自社メディアの分析ツールを紹介します。自社メディアの分析では大きく分けて、以下の3つに分類されます。

 

  1. UI/UXの分析
  2. アクセス解析
  3. SEO順位の分析

自社メディアの分析ではやることが多いですが、どれも重要ですのでツールでしっかり分析できるようにしましょう。

 

UI/UX分析ツール

 

UI/UX分析ツールのUIとは「User Interface」、UXとは「User Experience」の略称で、サイトの見やすさや使いやすさのことを指します。代表的なUI/UX分析ツールは、次の2つのツールとなります。

 

  • User Insight
  • IserHeat

それぞれのツールの特徴について詳しく解説します。

 

User Insight

 

userinsight

Useri Insightでは、ヒートマップ機能によってユーザーがPCやスマホでサイトを見たときの行動を可視化することができます。

 

具体的には、ユーザーがページのどこまで目を通したのか、どこをクリックしたのかなどが一目瞭然になります。またアクセス解析機能も搭載されているため、ヒートマップ機能と合わせて利用することで、高度な分析を行うことも可能になります。

 

利用料金は分析するメディアのPVによって変わりますが、400万PV以下であれば5万円〜10万円で利用できます。

 

▼User Insightを利用したい方はこちら

https://ui.userlocal.jp/

 

UserHeat

 

userheat

UserHeatは、UI分析ツールです。こちらもUser Insightと同じくヒートマップ機能がメインですが、サイトに登録すれば無料でヒートマップを利用できます。

 

ヒートマップ機能で分析できることは、クリックやマウスの動きなどです。User Insightと比べても遜色ない分析が可能になります。

 

しかし、他のUI分析ツールとは異なり、UserHeatにはヒートマップツールしか実装されていないため、UIに関するその他の分析を行うことはできない点に注意が必要です。

 

▼UserHeatを利用したい方はこちら

https://userheat.com/

 

アクセス解析ツール

 

アクセス解析ツールは、主にサイトへの流入やサイトでのユーザーの行動を数値化して分析するツールで、オウンドメディアの成功に重要な役割を果たします。

 

ここでは次の2つのアクセス解析ツールを紹介します。

 

  • Google Analytics
  • Google Search Console

Google Analytics

googleアナリティクス

Google Analyticsは、Googleが提供するWeb解析ツールです。オウンドメディアのツールといえば、一番最初に思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

 

Google Analyticsを利用すれば、流入数やユーザーの行動、CVまでのプロセスなどかなり多くの数値を分析することができます。また前述のキーワードファインダーや後述するGoogle Search Consoleと連携することで、さらに高度な分析も可能になります。

 

Google Analyticsには有料プランもありますが、無料プランでもほとんどの機能が利用できます。

 

▼Google Analyticsを利用したい方はこちら

https://developers.google.com/analytics?hl=ja

 

Google Search Console

googlesearchconsole

Google Search Consoleは、Googleが運営する無料のWebマスターツールです。

 

Google Analyticsがサイト流入やユーザーの行動などサイト内の指標を分析できるのに対し、Google Search Consoleは流入前の、検索表示回数やCTR(Click​​ Through Rate: クリック率)といった指標を分析します。また両者は連携ができますので、補完し合いながら効率よく分析ができます。

 

Google Search Consoleは無料で利用できます。

 

▼Google Search Consoleを利用したい方はこちら

https://search.google.com/search-console/

 

 

SEO順位分析ツール

 

SEOの順位分析ツールとは、狙ったKWに対して自社の記事がどのくらいの順位かを可視化し、一定の期間の順位変動を分析するツールです。

 

次の2つの有名なSEO順位分析ツールをご紹介します。

 

  • GRC
  • Demand Metrics

GRC

GRC-SEO検索順位チェックツール

GRCは、SEOの順位分析ツールです。ボタンを押すだけで全ての検索キーワードの順位を調査し、過去全ての順位変化をグラフ表示できるので、その変動が一目で確認できます。

 

また自社メディアだけでなく競合メディアの検索順位も調査できるため、GRCの中で両者を比較できます。

 

GRCは基本的にSEO順位分析に特化したツールですので、価格は495円/月のベーシックプランから、2,475円/月のアルティメットプランと、他の有料ツールと比べてお手頃な価格設定となっています。プランで調査できるURL数や、検索語数が異なるので注意してください。

 

▼GRCを利用したい方はこちら

https://seopro.jp/grc/

 

Demand Metrics

 

demandshere

Demand MetricsはGRCと同様に、自社メディアと競合メディアの日々の順位変動をグラフで可視化できるツールです。

 

またGoogle Search Consoleと連携をすることでCTR分析もでき、順位計測と合わせて想定流入数なども算出できます。他にも、コンテンツ分析やリンク構造など内部施策を元にしたSEO診断機能もあります。

 

▼Demand Metricsを利用したい方はこちら

https://www.demandsphere.jp/demandmetrics

 

おすすめ競合メディア分析ツール

 

最後に競合メディアの分析ツールを確認することが大切です。ここでは、各ツールの特徴についてご紹介していきます。

 

アクセスSEO順位など分析ツール

 

競合メディアのアクセス数やSEO順位の分析ツールを紹介します。代表例として次の2つのツールについてご紹介します。

 

  • SimilarWeb
  • SEMRush

SimilarWeb

 

はじめにご紹介するのが競合分析ツールのSimilarWebです。競合サイトのアクセス解析や流入キーワードの特定ができます。また訪問前と訪問後の遷移サイトも知ることができるので、自社メディアに不足している内容を把握できます。

 

SimilarWebで競合分析をする場合には、デジタルマーケティングインテリジェンスというソリューションを選び、$249のエッセンシャルプランと、$449のアドバンスドプランでは、無料トライアルが可能です。

 

▼SimilarWebを利用したい方はこちら

https://www.similarweb.com/ja/

 

SEMRush

 

semrush

SEMRushでは、競合メディアの流入キーワード分析や、自社サイトと競合メディアの比較を行うことができます。

 

また、SEMRushはSEOだけでなく、競合が出稿する広告やSNSの分析が可能です。広告やSNSアカウント運用者にとっては一石二鳥のサービスとなっています。

 

プランは、$119.95のProプランから、$449.95のBusinessプランまで、3つのプランがあります。14日間無料トライアルを実施しています。

 

▼SEMRushを利用したい方はこちら

https://semrush.jp/

 

被リンクなど外部分析ツール

 

競合メディアの分析では、被リンクなど外部分析ツールを使用します。ここでは代表的な次の2つのツールをご紹介します。

 

  • Ahrefs
  • Moz Pro

Ahrefs

 

ahref-SEO分析ツール

Ahrefs(エイチレフス)は、競合サイトの被リンクやドメインパワーの分析ツールです。もちろん自社の被リンクを分析することもできます。

 

被リンク分析では、競合サイトのアラート設定をすれば、被リンクの変動をリアルタイムで把握できます。

 

他にも、コンテンツエクスプローラーと呼ばれる機能を活用することでソーシャルメディアで人気の高い記事を探すことも可能です。

 

プランには、$99のライトプランから$999のエージェンシープランまであり、どちらも7日間の無料トライアルが可能です。

 

▼Ahrefsを利用したい方はこちら

https://ahrefs.jp/

Moz Pro

moz

Moz Proは、Ahrefsと同様に被リンクを分析するためのツールです。被リンクの分析ではただ数を調べるだけでなく、リンクを載せているサイト品質情報を分析できます。被リンク分析以外にも、自社メディア内の内部リンクの調査もできます。

 

Moz Proの有料プランには$99のスタンダードプランから$599のプレミアムプランまで合計4種類のプランがあり、1ヶ月間無料トライアルが可能です。

 

▼Moz Proを利用したい方はこちら

https://moz.com/products/pro

 

分析ツールを選ぶときのポイント

 

分析ツールには他にも種類がありますが、使用するツールを選ぶ際には以下の3つのポイントに注意が必要です。

 

  • 分析したいことは何か
  • 価格
  • 機能の豊富さ

ここでは、各ポイントについて詳しく解説します。

 

1: 分析したいことは何か

 

1つ目の分析ツール選びのポイントは、分析対象を明確化することです。なぜなら分析したいことが自社の中で固まっていないのにも関わらず、適切なツールを選ぶのは不可能だからです。

 

よくある失敗の1つに「なんとなく誰かが言ってたから」という理由で目的もなく分析することが挙げられます。

 

闇雲に有名なツールを選ぶのではなく、自社の分析したいことや目的などから逆算して適切にツールを選ぶことで、より効果的な分析が可能になります。

 

2: 価格

 

分析ツール選定時の重要ポイントとして、次に価格が挙げられます。トライアルは無料で利用できる一方で、有料ツールは月額数十万円以上かかるプランも存在するため、ツールを導入することで得られる効果予測を事前に立てておくことが重要です。

 

いくら自社のメディアを徹底的に分析したいと言っても、コストに対するリターンが見合わなければ本末転倒ですので、メディア規模にちょうど良い価格のツールを選ぶようにしましょう。

 

3: 機能の豊富さ

 

分析ツールを選ぶ際のポイントとして最後に「機能の豊富さ」が挙げられます。先述したような分析ツールには、あらゆる分析に利用できる豊富な機能が備わっています。自社が一番に分析したい内容を明確化した上で、他にも活用できる余地があるでしょう。

 

しかし一方で、機能が多すぎるがゆえに使いきれず、宝の持ち腐れになりがちです。そのような場合に備え、自社にもツールを扱える専門家を配備するなどの工夫が必要となります。

 

まとめ

SEOコンサルタント当記事では、オウンドメディアの成功にはツールを用いた分析が欠かせず、ツールには大きく分けて、市場分析ツール・自社メディア分析ツール・競合メディア分析ツールの3種類があるということをお伝えしました。また、たくさんある分析ツールの中で選ぶときには、分析したいこと・価格・機能の豊富さの3つがポイントになります。当記事の内容を参考にして、自社が分析したいことに合った分析ツールを見つけてみてください。

 

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この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、10期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで1000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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