ブログ作成ができるサービス紹介とSEOに強いブログ記事の書き方を解説
ブログ作成サービスはたくさんありますが、どこのブログ作成サービスが良いかわからないこともあるのではないでしょうか。また、最適なブログ作成サービスを選んだとしても、SEOに強いブログ記事の書き方を知らなければ、読者を増やすのは至難の業です。
今回の記事では、これらの悩みに回答する内容となっています。
ブログ作成サービスとは
ブログ作成サービスとは、文字通りブログの作成や更新ができるサービスです。ブログ作成サービスには無料のものと有料のものがあります。目的や用途によって使い分けをしましょう。
まずは、ブログ作成のサービスを16個ご紹介します。
オススメのブログ作成サービス16選
ブログ作成サービス名 | 運営会社 | 特徴 |
WordPress.com | Automattic | 国内外で圧倒的な利用者数多数。 |
はてなブログ | はてな | すぐに記事を書き始められる。 |
アベマブログ | サイバーエージェント | アベマ会員同士のふれあいを大切にする。芸能人が多く集まる。 |
FC2ブログ | FC2 | 「ブロマガ」機能がある。 |
Blogger | 無料プランのコスパが良い。 | |
ライブドアブログ | LINE | 400種類以上ものデザインテンプレートがある。 |
note | note | 自身の経験やノウハウを手軽に発信できる。 |
楽天ブログ | 楽天 | 通販系の記事と相性が良い。 |
Tumblr | Tumblr, Inc. | 密接なユーザー間のコミュニケーションがある。 |
Seesaaブログ | シーサー | カスタマイズしやすい。 |
JUGEMブログ | メディア―ノ | ブログ初心者にとってはおすすめ。 |
gooブログ | goo | わかりやすく、使い勝手が良い。 |
忍者ブログ | 忍者ツールズ | 無料で良質なアクセス解析機能。 |
LINE BLOG | LINE | スマホでしか投稿できない。 |
エキサイトブログ | エキサイト | 初心者向けのブログ。 |
ココログ | ニフティ | カスタマイズがわかりやすい。 |
WordPress.com
WordPress.com にはサイトを作り始めるのに必要なすべてのものがそろっています。ウェブの43% が WordPress で構築されています。
WordPressには、WordPress.comとwordpress.orgの2種類があります。その内の1つwordpress.comは、ホスティング一体となっていて、わざわざドメインやサーバーの設定・料金手続きが不要、無料で利用可能です。
WordPress.orgよりも使いやすく、アカウントを作成し、いくつかの情報を入力するだけで完了します。また、メールによる技術的なサポートも可能です。お金を支払えば、ライブチャットによるサポートも受けることが出来ます。
はてなブログ
はてなブログは5分程度でのブログ開設が可能です。登録する際に入力する情報はメールアドレスだけで済ませられます。
充実した機能と使い勝手の良いデザインはコストパフォーマンスの面でも良いです。操作方法を予め調べなくても、直観的に操作できます。
また、はてなブログは無料のブログ作成サービスの中では、カスタマイズ性が高く、WEB上に、カスタマイズに関する情報が数多くあるため、1人でも調べながら制作することが出来ます。
オンラインブックマーク機能の「はてなブックマーク」からのアクセスが期待でき、SEOにも有利です。
アベマブログ
Abemaブログは、スマホアプリだけでブログ開設が可能です。さらに、このスマホアプリ「アメプロアプリ」は使いやすく、記事を書くことだけに集中することが出来ます。
また、Abemaブログユーザーには、他人の日記を見るのが好きな人が一定数いるため、Abemaブログ内で読者を増やせば、Googleでの上位表示に頼らない運営をすることも可能です。
FC2ブログ
FC2ブログは、ドメインが強くSEOに強いです。SEOに強いと、Google検索にも引っ掛かりやすくブログ開設時にありがちなアクセスが集まらないということを避けてくれます。
また、HTML・CSSを自由に変更できるため、無料ブログ作成サービスによくある特徴の1つであるカスタマイズ性の低さはないです。HTML・CSSの精通している方に特におすすめします。
Blogger
Bloggerは、運営サイドの広告強制表示がなく、ブログの見た目が見やすくなっています。また、アドセンス広告が利用できるので収益化もしやすいです。アドセンス広告の収益化には、ドメインが独自のものであることが条件になります。投稿や写真などのコンテンツはすべて Google の安全なシステム上に保管さるので安心です。
ライブドアブログ
ライブドアブログは、強いドメインパワーを持ちSEOにも良い効果をもたらします。そのため、ユーザーのアクセスを集めやすいです。また、アドセンス広告やアフィリエイト広告を載せて、収益を稼ぐこともできます。
さらに、ライブドアブログはウェブ広告やアフィリエイト広告のASPの制限があまりなく、無料ブログ作成サービスの中には、商用利用禁止、広告制限があるものも多数あるため、非常に大きなメリットになります。
note
noteは、執筆した記事を有料販売することが可能です。執筆した記事をまとめてマガジンとして販売することも出来ます。他の無料ブログ作成サービスでは、広告によって収益を得られるものがほとんどですが、noteは他とは異なる方法で収益を得ることが出来ます。
また、noteにはフォロー機能もあり、気になる相手の更新通知や交流を受け取ることも可能です。フォロワーを増やせば、記事を見られる機会も増えていきます。
楽天ブログ
楽天ブログは、画像容量が無制限のため、写真や画像をたくさんブログに貼ることが出来ます。他の無料ブログ作成サービスは、容量制限があるサービスが多いため、これは非常に大きなメリットです。
また、楽天ブログは、楽天アフィリエイトとの相性が良く、開設と同時に収益化ができます。アフィリエイトASPの登録は不要です。
投稿画面でのテキスト入力の編集が直感的でわかりやすく、Twitter、Facebook、Instagramアカウントと連携して記事の拡散ができます。
Tumblr
Tumblrは、webサイトのテンプレートが豊富で、目的に合わせたサイトが簡単に制作できます。もちろん、ブログ専用のテンプレートもあり、テンプレートはいつでも変更可能です。
また、運営サイトからの強制広告表示もなく、広告無表示設定にしておけば、ブログが見やすく、読者は離脱しにくくなります。
ストーリー、画像、GIF、テレビ番組、リンク、面白ジョーク、おもしろジョーク、Sportifyトラック、mp3、動画、ファッション、アート、ディープなコンテンツなど投稿できます。
Seesaaブログ
Seesaaブログは、無料で独自ドメインの設定が可能です。独自ドメインはSEOで良い評価を受けるポイントになりますが、他のサービスでは、有料プランでなければ、独自ドメインの設定がないサービスもあります。アップル公式プロバイダー認定といったSeesaaブログ独自の特徴があります。
ブログテンプレートだけでも400種類、ブログパーツは1400種類以上もあるため、直観的にカスタマイズをすることも可能です。
JUGEMブログ
JUGEMブログは、広告に関するルールが比較的自由です。アフィリエイトプログラムの規約違反だけ気を付けていれば、問題はなく、Googleアドセンス広告も貼れます。広告の全削除も可能です。
また、月額300円の有料プラン「JUGEM+」はコストパフォーマンスが素晴らしく、独自ドメイン設定や画像容量無制限といったオプションがついてきます。
gooブログ
gooブログは、管理画面が分かりやすく使い勝手が良いです。初めての利用でもすぐに使える仕組みになっています。そのため、ブログ初心者にとっても使いやすいブログです。
また、アフィリエイトができない特性上、ユーザーの質も良く、SEOの評価も高いものがあります。このため、ブログのハブサイトとして利用するのも有りです。
忍者ブログ
忍者ブログは、アクセス解析機能が優秀で、どんな読者がブログを読んでいるのかが、正確な数字でわかることが出来ます。ブログ初心者でもわかりやすい文章と見やすいデザインで操作できるこの機能は、忍者ブログならではのメリットです。
忍者ブログには「忍者AdMaxFriends」というアフィリエイトプログラムがあります。紹介された人がポイントを獲得するたびに紹介した人にもポイントが入る仕組みで人気です。
また、収益化もしやすく、広告の規制も少ない他、忍者ブログ独自の広告を使うことで、誰でも広告を掲載できます。選べるドメインは100種類あり、独自ドメインも無料で利用できます。
LINEブログ
LINE BLOGは、スマホから投稿するブログ作成サービスです。このため、スマホ1台さえあれば、投稿できます。スマホ専用のサービスということもあり、従来ブログはパソコンで作業するイメージがありましたが、LINE BLOGはスマホで簡単に投稿できる仕様です
また、LINEと連動し、自分のタイムラインに更新通知を投稿もできます。反対に、匿名投稿も可能です。
エキサイトブログ
エキサイトブログは、「ブログメイト」というエキサイトブログユーザー同士のコミュニティ機能があります。その機能で、同じような趣味趣向の人と交流を持つことができる仕組みで、活用すれば自分のファンを増やすことも可能です。
また、SNS連携設定もあり、ブログ投稿をすると、自動的にFacebookやInstagramにも投稿されます。この設定はSNSからの流入を強く期待できるものであり、SNS投稿の手間も省けます。
ココログ
ココログは初心者でも取り組みやすいです。ブログのカスタマイズ・レイアウト設定が分かりやすく、直観的に操作できます。
そして、ココログは、元々プロバイダサービスが運営しているブログサービスのため、ブログの表示速度も速いです。このため、サーバーやプロバイダに関する心配はしなくても問題なく、ブログ初心者は安心して、記事を制作できます。
無料ブログサービスのメリットとデメリット
ここでは、無料ブログサービスのメリットを2つ、デメリットを2つ解説します。
無料ブログサービスのメリット
1.気軽に始められる
無料ブログはアカウント作成すれば、誰でもブログを始められます。難しい設定もなく、初心者でも簡単にブログを開設ができる点がメリットです。
ブログの運用方法はわかりやすく、見やすいデザイン・レイアウトによって、快適に執筆ができます。
2.ブログ運用の手間が少ない
無料ブログは、必要な保守管理はすべてサービス運営側が行うため、ブログとは別に手続きをする必要がないです。
サーバーもドメインもブログ作成サービスの運営会社が提供してくれます。
ちなみに、独自のドメインにしたい方ならば、そのサービスが独自ドメインの設定をできるかできないか、見ておく必要があります。
無料ブログサービスのデメリット
1.収益化が難しい
無料ブログ作成サービスでは、ブログ内に運営側の広告が勝手に貼られるサービスも数多くあります。
また、自由に広告運用ができないように制限をしているブログ作成サービスもあり、収益について考えている方には、そういったブログ作成サービスはおすすめしかねます。
利用規約への違反があると運営会社が本人の了承なしにブログが丸ごと削除されることもあります。
サービスの利用規約は事前に確認しておきましょう。収益化を目指すならWordPressなどの有料ブログ作成サービスがおすすめです。
2.ブログそのものの自由性が低い
無料ブログ作成サービスは、カスタマイズが制限されているものが多いです。つまり、ブログのデザイン・レイアウト・設定を自由に変更できないということになります。
このデメリットは大きく、初心者ならまだしもブログ中級者以上の方ならば、物足りないと感じるはずです。
ブログ作成サービスの選び方
ブログ作成サービスを選ぶ際にはポイントがあります。下記確認します。
- 無料プランか有料プラン
- 広告の量
- データ容量
- デザイン
- アプリの有無
- 利用者数
無料プランか有料プラン
気軽な気持ちでブログをスタートするのならば、まずは無料プランを選択します。慣れてきてから、有料プランへよく調べて移行するのも良いです。
ビジネス目的でブログをスタートするのならば、はじめから有料プランを選択するのが良いでしょう。
広告の量
読みやすいブログを目指すのなら、広告表示が少ないブログ作成サービスを選んだほうが良いです。プランによって、広告の量が違う場合があります。
データ容量
ブログに写真や動画を数多く投稿したい人は、データ容量を確認する必要があります。プラン変更の手続きをしなければ、データ容量を増やせないサービスもあるため、最初からデータ容量が大きいサービスにしておくのが良いです。
デザイン
デザインにこだわりがなければ、テンプレートの種類が多いサービスを選択します。デザインにこだわりがあれば、HTML・CSSカスタマイズのサービスを選択します。
アプリの有無
スアホから手軽にブログ更新をしたいならば、スマホのアプリで更新できるか確認をする必要があります。
利用者数
投稿を多くの人に読んでもらいたい人は、大きな利用者数を持つブログ作成サービスを選択します。
SEOに強いブログ記事の構成案
ここからは、SEOに強いブログ記事の構成案を作成する方法を、以下の5ステップで解説します。
- 検索意図の把握とターゲット設定
- 必要な要素の洗い出し
- いらないものの削除
- 論理的構成
- タイトルと見出し
1.検索意図の把握とターゲット設定
まずは、対策キーワードで検索するユーザーはどんな情報が欲しいのか、キーワードの検索意図をつかみます。
ユーザがそのキーワードを検索する意図を把握すれば、検索ユーザーのターゲット像が分かりやすくなり、記事に載せる情報も定めることが出来ます。
検索意図の調べ方は以下のような流れです。
- 対象のキーワードで実際にGoogle検索します。
- 検索結果表示後、「TOP10の記事タイトル・検索結果下の関連キーワード」を確認します。
そして、ターゲット像の定め方は、以下の3点を軸に整理します。
- 価値観
- 感情
- 願望
具体的なペルソナがわかればペルソナを設定しましょう。ターゲットを決めて記事の執筆に入ります。
2.必要な要素の洗い出し
次はターゲットが欲する情報を書き出します。考える限りで、記事で扱えそうな題材を書きだします。
余計な情報などはあとでリライトすればいいので、情報や題材を出すことを優先します。
慣れないうちはこの方法の徹底が必要です。各ブロックの必要な見出しが何なのか調べていくと必要な要素がわかってきます。
3.いらないものの削除
今度は余分な情報・題材を消していきます。
余分な情報・題材は、記事全体の文章が見ずらい印象があり、Googleアルゴリズムの評価と読者の反応も下げるものです。
以下に該当するものが削除対象となります。
- 重複している箇所
- 検索意図にずれがある箇所
- 優先度が低い箇所
特に重複部分は、SEOでも評価を下げる部分ですので、類似コンテンツがないようにしましょう。
4.論理的構成
そして、記事として自然な流れになるように、それぞれの情報・題材を整理します。この段階で、仮タイトルと中見出し・小見出しも設定する必要があるのです。
ポイントは、中見出し・小見出しの関係を意識することで、記事の流れを意識しないと、情報が整わなくなる可能性が高くなります。
そして、もう一つ、情報を重要度順に並べることもポイントです。
重要な情報ほど、記事の上の所に置いた方が良く、順番が逆だと読者が離脱しやすく、SEOにも逆効果になります。
5.タイトルと見出し
この時点で記事構成は完成目前です。以下のポイントを確認します。
- タイトルや見出し、本文に対象のキーワードを自然に置いているかどうか
- 見出しの文末表現(名詞か動詞)は全体的に同じか
- 全体を通して、簡潔な表現であるか
このように、SEOに強い記事の作成方法をマスターしましょう。
まとめ