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フリー素材の選び方は?注意点や配置のコツとおすすめフリー素材サイトを紹介

フリー素材の選び方は?注意点や配置のコツとおすすめフリー素材サイトを紹介フリー素材とは、無料でWEBサイトに利用できる画像やデータのことです。無料で利用できコストを抑えることができるので、個人だけでなく、企業のオウンドメディアにも利用されています。

 

しかし、フリー素材を提供するWEBサイトは無数にあります。また、それぞれ画像や、イラストを使用する際の規約が異なります。

 

amano_portraitこの記事では、フリー素材の選び方や注意点、おすすめのフリー素材を提供するWEBサイトに画像を配置するコツを紹介します。

 

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フリー素材の選び方

フリー素材を使用する際は、著作権フリーやパブリックドメインの素材を提供する信頼性のあるサイトから取得することが重要です。違法に提供された画像を使用すると、著作権侵害となる可能性があります。また、WEBサイトに適した画質やファイル形式の素材を選ぶことも大切です。

 

高画質の画像は表示が美しい反面、サイトの動作を重くする可能性があるため、一般的には72dpi程度の解像度がおすすめです。さらに、サイトのデザインに合った素材を選ぶことで、統一感のある魅力的なWEBサイトを作成することができます。ここではフリー素材の選び方を解説いたします。

 

出展|参照:文部科学省|著作権法における罰則規定の概要

 

信頼性のあるサイトから選ぶ

フリー素材は、著作権フリーやパブリックドメインの素材を提供する信頼性のあるサイトから取得するのが。多くのフリー画像を提供するWEBサイトがありますが、その中には著作者の許可なく違法に素材を提供しているものも存在します。

 

そのような画像や、イラストを許可なく使用すると著作権の侵害となり、故意に使用していなくても、著作権法に基づく法的責任が生じる可能性があります。

 

出展|参照:文部科学省|著作権法における罰則規定の概要

 

画質やファイル形式の素材を選ぶ

WEBサイトに合った画質や、JPEGやPNGなどのファイル形式のフリー素材を選ぶ様にしましょう。提供しているWEBサイトによっては、画像やイラストの画質やファイル形式を選べるものもあります。運用しているWEBページに合ったものを使用することが可能です。

 

画質が高いと、画像やイラストは綺麗に表示されますが、データ容量が重いので、WEBサイトの動作が重くなってしまう可能性があります。動作の重いWEBサイトはユーザーの離脱も多くなってしまいます。そのため、WEBサイトの動作にあまり影響を与えないような画質がおすすめです。

 

WEBサイトに合った素材を選ぶ

WEBサイトが提供している画像やイラストには、さまざまなテイストのものがあります。

 

その際、その時の気分や好みで画像を配置すると、統一感のないWEBサイトになる危険性があります。イラストはWEBサイトのデザインや、雰囲気を決める大事なものです。フリー素材を選ぶ時はそのWEBサイトに合ったものを選ぶようにしましょう。

 

フリー素材を選ぶ際の注意点

フリー素材を選ぶ時には、知っておいた方が良い注意点が3つあります。

 

  • 商用利用可能か確認する
  • 素材の加工ができるか確認する
  • クレジット表記が必要か確認する

 

ここでは、その注意点について詳しく解説します。

 

商用利用可能か確認する

フリー素材を選ぶ時は、商用利用可能なものを選びましょう。この場合の「商用利用」とは、収益を目的とした活動やサービスに使用することを意味します。

 

下記は具体例になります。

 

  • アフィリエイト広告を掲載したWEBページに使用する
  • 企業のプロモーションなどを行う企業案件のWEBページに使用する

 

商用利用が禁止されているものを、上記のように使用すると、利用規約違反になる可能性があります。

 

素材の加工ができるか確認する

フリー素材サイトが提供している画像やイラストには、利用規約で加工を禁止しているものがあります。

 

加工の例としては以下になります。

 

  • 明るさ・色の変更
  • アスペクト比(縦横比)の変更
  • 他の画像やイラストと組み合わせること
  • 写真の一部を切り取って利用すること(トリミング)

 

どの加工が禁止されているかは、WEBサイトにより異なります。禁止されている画像やイラストを加工すると、利用規約違反となる可能性がありますため、利用規約を確認しましょう。

 

クレジット表記が必要か確認する

フリー素材提供サイトによっては、クレジットの表記が推奨されている場合がありますが、必須ではないWEBサイトも多いので注意しましょう。

 

クレジット表記とは、著作者名など画像や、イラストの情報のことです。WEBサイトによって表記しなければならない情報が異なります。例えば、WEBサイト名のみで良い場合もあれば、配布元のURL、素材提供者など細かくクレジットの記載が必要になることもあります。

 

フリー素材を利用する際は利用規約を確認し、クレジット表記が必要なのか、必要であればどのような情報の記載が必要なのか、把握するようにしましょう。

 

効果的にWEBサイトに画像を配置するコツ

WEBサイトに効果的に画像を配置するコツは、4つあります。

  • 内容を視覚ですぐにわかるようにする
  • 記事を読みやすくする
  • 品質向上のために画像を選ぶ
  • ALT属性を入れてSEO対策をする

 

詳しく説明いたします。

これらのポイントを意識して画像を配置することで、WEBサイトの魅力と効果を大きく向上させることができます。

 

視覚ですぐにわかるようにする

画像は文章を補完し、内容をより理解しやすくする重要な役割を果たします。適切な画像を選ぶことで、ユーザーは一目で記事の主題や重要なポイントを把握でき、情報を整理する手助けになります。

 

例えば、製品紹介であれば、製品の画像を、統計データを説明する場合は、グラフやチャートを使用するなど、文脈に合わせた画像選びが大切です。

 

記事を読みやすくする

長文の記事は、適切な箇所に画像を挿入することで読みやすくなります。

 

画像は視覚的な休憩点となり、ユーザーが情報を処理する際の疲労感を軽減し、集中力を維持する助けとなります。また、画像を挿入することで文章のセクションを効果的に区切り、読者が記事の構造を把握しやすくすることができます。

 

品質向上のために画像を選ぶ

画像の品質はサイト全体の印象に大きく影響します。素材集を使用する場合でも、独自の加工を施して、オリジナリティを出すことが重要です。

 

また、サイトのデザインや色調と調和した画像を選ぶことで、統一感のある見栄えの良いレイアウトを作ることができます。具体的には、企業のブランドカラーに合った画像を選ぶことで、訪問者に一貫したメッセージを伝えることができます。

 

ALT属性を入れてSEO対策をする

ALT属性は、画像が表示されない場合や、視覚障害者向けのスクリーンリーダーで、重要な役割を果たします。また、検索エンジンは画像の内容を直接理解できないため、ALT属性を通じて画像の内容を把握します。

 

適切なキーワードを含むALT属性を設定することで、SEO効果を高めることができます。ただし、キーワードの詰め込みすぎには注意が必要です。

 

おすすめのフリー素材を提供するサイト

多くのフリー素材を、提供するWEBサイトがあります。WEBサイトごとに、提供している素材は異なり、特徴があります。ここではWEBサイトと、それぞれの特徴について解説します。

 

使用する際は利用規約を確認し、トラブルを起こさないように気をつけましょう。

 

Unsplash

Unsplash

Unsplash(アンスプラッシュ)の特徴は、高クオリティで高解像度の膨大な画像を利用できることです。欲しい画像を検索すれば膨大なストックから、お好みの画像を選べます。

 

PEXELS

PEXELS

PEXELS(ペクセルス)も高クオリティの画像を無料で利用できるWEBサイトです。画像だけでなく動画もダウンロード可能です。自然を撮った写真や抽象的な物やテクノロジーの写真が多いという特徴があります。

 

PAKUTASO

PAKUTASO

PAKUTASO(パクタソ)は、高品質の画像を無料で利用できるWEBサイトです。多様なジャンルのオリジナル写真が豊富に揃っており、特に日本の風景や人物をテーマにした画像が多いのが特徴です。

 

StockSnap

StockSnap

StockSnap(ストックスナップ)は、高品質の自然の写真や接写写真を提供するWEBサイトです。すべての写真は無料で利用でき、CC0ライセンスのもとで商用利用も可能ですので、安心して利用できます。

 

picjumbo

picjumbo

picjumbo(ピクジャンボ)は、抽象的な写真や建築物など、多彩な高品質画像があることが特徴です。無料プランに加えて、有料プランも存在します。有料プランでは、無料プランでは利用できない写真や素材が利用可能です。

 

写真AC

写真AC

写真ACは、高品質な画像が無料で利用できるWEBサイトです。日本のWEBサイトなので、日本人の写真や日本の風景などが多いことが特徴です。

 

イラストAC

イラストAC

イラストACは高品質なイラストが無料で利用できるWEBサイトで、先に紹介した写真ACの姉妹サイトです。会員登録すれば利用できます。

 

Food.foto

Foodfoto

Food.foto(フードドットフォト)は、食べ物の写真に特化した画像を無料で利用できるWEBサイトです。商用利用が可能で、クレジット表記は不要です。

 

いらすとや

いらすとや

いらすとやは、イラストを無料で利用できるWEBサイトです。イラストがシチュエーション別に豊富にあるので、様々な場面で利用できます。

 

素材を21点以上使ったデザインは有償になります。21点以上のデザインを作りたい場合は、連絡し確認してから使用しましょう。

 

いらすとん

いらすとん

イラストンは、ゆるい雰囲気のイラストやかわいいものを無料で利用できるWEBサイトです。ゆるい雰囲気のブログやホームページを制作したい方におすすめのWEBサイトです。

 

商用利用可能でクレジット表記の必要はありません。

 

HUMAN PICTOGRAM2.0

HUMAN PICTOGRAM2.0

HUMAN PICTOGRAM2.0(ヒューマンピクトグラム2.0)は、非常口などに使用されているピクトグラムのような、イラストを無料で利用できるWEBサイトです。

 

エスカレーターやサンタクロースなど、色々な場面を表したピクトグラムがあります。そのため、様々な用途で使用できます。

 

O-DAN

O-DAN

O-DAN(オーダン)は、海外のWEBサイトを含むWEBサイトから、フリー素材を検索できます。

 

O-DANのトップページにある検索窓に、単語を打ち込めば様々なWEBサイトの無料画像を表示してくれます。効率的に多くの画像をダウンロードしたい人におすすめのWEBサイトです。しかし、表示される写真のなかには有料のものもあるので、無料で利用したい人は無料かどうかや、利用規約を確認しましょう。

 

タダピク

タダピク

タダピクはクレジット表記不要のフリー素材を検索できるWEBサイトです。

 

検索窓に単語を入力するだけで、WEBサイトの名前と画像が表示されます。検索オプションで海外サイトやイラストを省くこともできるので、非常に便利です。

 

pixabay

pixabay

pixabay(ピクサベイ)は、カメラマンやクリエイターが、作成した画像が無料で利用できるWEBサイトです。商用利用可能です。

 

busitry-photo

busitry-photo

busitry-photo(ビジトリーフォト)は、日本人のモデルを使用した写真を専門に扱っているWEBサイトで、ユーザー登録すれば無料で利用できます。

 

スーツをきた人の写真や、病院の看護師や医者などの写真が充実しているので、様々な用途で使用可能です。

 

photock

photock

photock(フォトック)は無料で画像を利用できるWEBサイトです。photockの特徴は日本の風景写真が多いことです。都市の風景から自然の景色まで、様々な写真があるので、日本の風景の写真が必要な人にはおすすめのサイトです。

 

商用利用可能で、クレジットの表記も必要ではないです。

 

まとめ

amano_portrait今回はフリー素材の選び方について解説しました。一言でフリー素材と言っても画像やイラストなど多種多様なものがあります。無料で利用できるフリー素材ですが、提供しているWEBサイトによって利用規約が、それぞれで異なりますので、フリー素材を利用する際には利用規約を確認し、利用規約に準じて使用するようにしましょう。また、WEBサイトに画像を配置すると、読者はその記事のイメージをつかみやすくなるなどのメリットがあります。しかし、WEBサイトのイメージに合わない画像や統一感のないものを配置すると、読者が読みにくい記事になりかねません。この記事でも解説した選び方を参考にして、フリー素材を利用しましょう。この記事が御社のWEBサイト運用の一助になりましたら幸いです。

 

 

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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