BASEとは?ECショップを開設するメリットや注意点を解説
近年、オンラインショッピングの利用者が増加し、多くの事業者がECショップを開設する流れが加速しています。
その中で、手軽にショップを立ち上げられる「BASE」は、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
しかし、実際にBASEを使用する前に知っておくべきポイントや注意事項も存在します。
BASEとは
BASE(ベイス)は、独自のネットショップを立ち上げる際に必要となるさまざまな機能を、手軽に使える形にまとめ上げたECサイト構築パッケージです。
例えば、ショップのホームページデザインをカスタマイズしたり、訪問者や購入者の動向を解析するためのツールを利用するようなことが可能です。
また、これらの機能は専門的な知識や技術を持っていない人でもかんたんに扱うことができるようになっています。
2021年の時点での実績として、140万店舗以上がBASEを利用しており、それに伴い800万回以上のアプリダウンロードを達成。
これだけの数の店舗やユーザーがBASEを信頼して利用しているのは、その使いやすさや機能性が高いからといって良いでしょう。
また、BASEのもう一つの大きな特徴として、初期費用や月額費用が完全に無料であることが挙げられます。
リスクを気にせずにネットショップをスタートさせることができるため、
- 初めてECショップを立ち上げる方
- 資金を大きくかけずに事業を拡大したい方
などにとって、BASEは非常に魅力的な選択肢となっています。
BASEの料金プラン
BASEの料金プランは2種類あります。
それぞれ後からでも変更可能ですが、どちらが向いているかをよく確認しましょう。
スタンダードプラン
BASEには様々なプランが存在しますが、その中でも「スタンダードプラン」は、特にスタートアップのショップオーナーや初めてのECショップ運営者に人気のプランとなっています。
このプランの最大の魅力は、初期費用や月額費用が一切発生しない点で、ショップを開設する際の費用負担を極力抑えることができます。
さらに、費用は商品が実際に売れた時だけの手数料として発生するため、売上がない場合の固定費を気にすることなく運営をスタートすることができます。
特に月商17万円未満のショップには、このスタンダードプランが最もおすすめとされています。
具体的な手数料の内容としては、1回のご注文の総合計(送料を含む)に対して、以下料金計算が適用されます。
(商品代金+送料)×3.6%+40円+(商品代金+送料)×3.0%
手数料体系は、売上に応じた手数料となっているため、商品が売れない期間でも固定の出費が発生することはありません。
これは、初心者や小規模店舗にとって大きなメリットとなるといえるでしょう。
グロースプラン
ECショップの運営者が増え、中には売上の大きなショップも多く存在する現代。
BASEもそのニーズに応えるべく、より大きな売上を上げるショップオーナーに向けた「グロースプラン」も用意しています。
月商が17万円を超えると、スタンダードプランを利用するよりも、グロースプランの方が経費を大きく抑えられるため、このプランでは特に月商17万円を超えるような安定した売上を持つショップにおすすめです。
過去には、BASEの利用者が増加し、大規模なショップが増える中で、スタンダードプランの手数料によって、運営費用の負担が増加していた店舗も存在しましたが、負担を軽減するこのグロースプランの導入で多くのショップが救われました。
グロースプランの具体的な料金詳細は以下の通りです。
商品代金+送料)×2.9%+月額5,980円
こちらの料金体系は、一定の売上が確保できるショップにとっては非常に魅力的となっています。
高い売上を持つショップほど、このグロースプランのメリットを実感できるでしょう。
BASEでできることや機能
ECショップを開設する際に最も重要なのは、そのショップがどれほどの機能を持っているか、そしてそれをどれほど簡単に使えるかです。
まず、BASEでは基本的な機能として、ショップページの作成や商品管理が行えます。これはもちろん、どんなECショップにも必要不可欠な機能です。
しかしその上で、BASEはさらに進んで、
- 顧客の声を収集するレビュー機能
- ショップへのアクセス解析
を行う機能を装備しており、商品の評価やサイトの訪問状況をリアルタイムで確認し、より効果的な販売戦略を練ることができるようになります。
また、BASEの強みの1つとして、「BASE Apps」というプラグインプラットフォームが挙げられます。
これで各ショップで自由に機能の追加やカスタマイズを行うことが可能となりますが、中でも自社のInstagramから直接ショップページへと顧客を誘導できる「Instagram販売 App」は特に人気があります。
また、複数のスタッフでショップ運営を行いたい場合や、業務の分担を考える大規模なショップには、「スタッフ権限管理 App」が非常に役立ちます。
このアプリでは、
- スタッフ間での業務分担
- 外部の業者への業務の委託
など、本格的なショップ運営がスムーズに行えるようになるでしょう。
【BASEのCEショップでできること】
- ショップページのデザインや作成
- プレスリリース配信サービスとの連携
- SNSやnoteとの連携
- クーポンやセール機能
- レビュー機能
- 注文・発送管理
- 配送/保管/梱包代行
- 海外配送
- メール自動配信
- 独自ドメインの設定
- マーケティング分析機能
- 決済機能
など
BASEでは、ECとしての機能のほか、ECショップの運営に欠かせないノウハウや、BASEの機能紹介の記事として公開しているオウンドメディア「BASE U」も運営しています。
ECショップをBABEではじめるメリット5つ
それでは実際にBASEでECショップをはじめるのにどのようなメリットがあるのでしょうか?
確認してみましょう。
初期費用や固定費が無料
ECショップを開始する際、最初に直面するのが「初期費用」です。
特に、新しい事業やサイドビジネスとしてショップを開設する場合、高額な初期投資は大きなハードルとなり得ます。
この点で、BASEが提供する「初期費用や固定費が無料」という特徴は、非常に大きなメリットとして挙げられます。
もちろん、全てが無料というわけではありません。どちらのプランを選ぶ場合でも、取引ごとの手数料は発生します。
しかし、スタンダードプランを利用すれば、固定の月額費用なしにショップを運営できるため、初期のランニングコストを大幅に抑えることが可能です。
また、BASEでは後からでもプランの変更が容易に行えます。したがって、最初はランニングコストを気にせず、リスクを低くしてショップを運営したい方は、スタンダードプランからスタートするのが最もおすすめです。
その後、売上が伸びてきた際に、より効率的な「グロースプラン」へと変更することができます。
初めてのECショップ開設でも、BASEなら安心して、低コストでのスタートが可能となるでしょう。
簡単にショップを構築できる
ECショップの運営を考える際、多くの方がデザインやプログラミングのスキルが必要だと考えがちです。
しかし、BASEを利用すれば、そうした専門的な経験や知識がなくても、手軽にオリジナルのECショップを構築することができます。
特に注目すべきは、BASEが提供する80種類以上のデザインテンプレートです。
これらのテンプレートは、さまざまな業種や商品ジャンルに合わせてデザインされており、自社のイメージやブランドに合ったものを選ぶことができます。
デザインの選定からショップの設定まで、直感的な操作で進められるので、初心者でも迷うことなくショップ立ち上げが可能です。
また、予算を気にしている方も安心してください。BASEでは、高品質なデザインテンプレートの中に、無料で使用できるテンプレートも多数用意されています。
初期投資を抑えつつも、プロフェッショナルなショップデザインを選べますよ。
機能をアプリで追加できる
ECショップの運営を進める中で、特定の機能や設定の追加が必要になることは珍しくありません。
BASEでは、そのようなニーズに応じて簡単に機能を追加できる「BASE Apps」というサービスが提供されています。
「BASE Apps」には、ショップの運営をより効率的かつ専門的に行うための多岐にわたるアプリケーションがラインナップされています。
例えば「商品説明カスタム」アプリを利用することで、商品の詳細な説明をもっと魅力的に、そして詳細に表示することが可能になります。
また、一括で納品書をPDF形式でダウンロードしたいときに便利な「納品書ダウンロード」アプリもあり、日々の業務を大きく助ける機能もあります。
「BASE Apps」を活用すれば、ショップのニーズに合わせて機能を柔軟に追加することができるため、ショップオーナーは常に最適な環境での運営を追求することができるでしょう。
SNSと連携ができる
今やSNSは、多くの人々が情報を取得し、交流を楽しむための重要なプラットフォームとなっています。
その中でも、特にInstagramは商品やサービスの魅力をビジュアルに伝えるのに非常に適したツールです。
「BASE」では、このInstagramをはじめとしたSNSとの連携が可能で、これがBASEを利用する大きなメリットの1つとなっています。
具体的には、「Instagram 販売App」を利用することで、Instagramの投稿から直接自社のショップページへのリンクを設定することができます。
これにより、フォロワーや投稿を閲覧したユーザーを自社のショップに誘導し、商品の購買に繋げることが簡単になり、集客から購買までの流れをスムーズにつくることができるのです。
ただ、BASEのような独自のネットショップは、Amazonや楽天市場のような大手ECサイトに比べると、どうしても集客力に劣ってしまいます。
そこでこのSNSとの連携によってこの欠点を克服すれば、多くのユーザーに自社の商品やサービスを知ってもらうことが可能になります。
SNS連携をうまく活用することで、より多くの顧客に自社の商品を手に取ってもらうきっかけをつくるようにしましょう。
「BASEかんたん決済」を利用できる
オンラインショップを運営する上で、顧客に安心して商品やサービスを購入してもらうための決済方法の提供は不可欠です。
「BASE」では、ユーザーのさまざまなニーズに応える2つの決済方法、「BASEかんたん決済」と「後払い決済」を提供しています。
特に「BASEかんたん決済」は、ショップ側と購入者側の間に第三者(運営者)が介在するエスクロー決済を導入しているため、取引の透明性が高まります。
この決済方法によって、入金トラブルや商品の届かないといったトラブルが生じた場合でも、第三者の運営者が仲介してくれるので、双方が安心して取引を進めることができます。
また、後払いのオプションを提供することで、購入者には商品が手元に届いてから代金の支払いを行う「後払い決済」も選択できます。
購入者の好みやライフスタイルに合わせて選ぶことができるため、購買意欲の向上にも貢献してくれるはずです。
【BASEかんたん決済種類】
- クレジットカード
- あと払い(Pay ID)
- 銀行振込
- コンビニ(Pay-easy)
- キャリア決済
- Amazon Pay(Webからのみ)
- PayPal(Webからのみ)
ECショップをBABEではじめる際の注意点
ここまではメリットを紹介しましたが、いくつかの注意点も存在します。
すべての人にとって欠点とはなり得ないかもしれませんが、事前によく確認しておきましょう。
カスタマイズ自由度は高くない
「BASE」は、その簡単さや手軽さが多くのショップオーナーに評価されています。しかし、その一方で考慮しなければならないのが、カスタマイズの自由度です。
「BASE」は80種類以上のデザインテンプレートを提供していますが、一部のユーザーからはその数が限られていると感じられることがあります。
また、独自の拡張機能やアプリケーションを持っている「BASE Apps」は多岐にわたる機能を提供していますが、それにもかかわらず、用意された機能の範囲内でしかカスタマイズできないという制約が存在します。
独自のオリジナルなショップを一から構築したい、あるいは特定の独自機能を取り入れたい場合、このカスタマイズの自由度の制約は大きなハードルとなるかもしれません。
そのため、「BASE」を選択する際は、その手軽さとカスタマイズの自由度のバランスをしっかりと理解した上で、自社のビジネスニーズやターゲットと合致するのかどうかを検討することが重要です。
SEO集客には向いていない
オンラインショップを構築する際、多くのショップオーナーが検討するのが、SEO(検索エンジン最適化)を用いた集客戦略ですが、「BASE」を利用する際、SEOに関するいくつかの制約と課題が存在します。
「BASE」では「SEO設定 App」を提供しており、これにより各商品ページごとに任意のdescription(説明文)を追加することができます。しかし、それを超える詳細なSEO対策は「BASE」上で行うのは難しくなっています。
また、特定の商品キーワードや商品ページに関しては、楽天市場やAmazonなどの大手ECショップが検索結果の上位を占める傾向にあり、新規の小規模ショップが上位表示されるのは容易ではありません。
このような理由から、「BASE」でのショップ運営では、SEOだけに依存した集客戦略は難しいと言えます。
そのため、SNSを活用するなど、多角的な自社の集客戦略を練り直す必要があることを理解しておきましょう。
サポートは最低限の対応のみ
ECショップを運営する際、多様な問題や疑問が発生することは避けられませんが、そんなとき、しっかりとしたサポート体制があると安心ですよね。しかし、「BASE」を利用する際には、その点に関して注意が必要です。
「BASE」のサポート体制は、メールを中心としたものとなっており、チャットや電話による即時の対応は提供されていません。そのため、急ぎの問題や即座の回答が求められるケースには対応が難しいことも考えられます。
運営側のサポートが期待できないケースも多いため、事前に情報を収集しておき、独自の対処法を練っておくことが理想です。
また、購入者とのトラブルが発生した場合、残念ながら「BASE」側からの仲裁は期待できません。
このような場合にも、ショップ側が独自に対応することが求められるため、トラブル対応の体制や方針をあらかじめ確立しておくことが大切です。
手数料がかかる
ECショップを開設する際、維持費や運用コストは重要な判断基準となります。
「BASE」は、その初期費用や固定費を非常にリーズナブルに抑えることができる一方で、利用にあたっての手数料が他のECパッケージと比較すると少々高めに設定されている点を理解しておきましょう。
「BASE」の提供するスタンダードプランやグロースプランを利用する場合、単なる月額手数料だけでなく、「振込手数料」や「事務手数料」といった追加のコストも発生します。
これらの手数料は、ショップの運営における継続的な経費として計上されるため、収益計算や運用戦略の策定の際にはしっかりと考慮するようにしましょう。
特にスタンダードプランを利用する場合、売り上げに対して約9%の手数料がかかるという計算になるため、利益率や月商によっては、重要な経営判断のポイントとなるかもしれません。
もし、月商が17万円を超えるような場合は、全体の手数料負担を軽減することが可能なグロースプランへの切り替えも検討してみてください。
BASEはどのようなECショップ運営におすすめか
ECショップを立ち上げる際、どのツールやプラットフォームを選択するかは、運営の方針や規模、予算によって大きく異なります。
まず、予算や人員の面で制約がある小規模なショップやスタートアップには、「BASE」は非常に魅力的な選択肢となります。
初期費用やランニングコストが低めに抑えられるため、大きなリスクを伴わずにECショップをスタートさせることが可能です。
また、商品ラインナップがシンプルで、例えば数十種類程度の商品しか取り扱わない場合、高度なカスタマイズや複雑な設定は不要となります。
このような場合、無駄な機能や設定に時間を取られることなく、シンプルにショップ運営を行いたいと考える事業者にも「BASE」はおすすめです。
一方で、注意点として挙げられるのが集客機能の面です。
「BASE」にはSEOやマーケティングの面で強力な機能が備わっていないため、自社での集客力に自信がない場合、他のプラットフォームの選択を検討するべきかもしれません。
つまり、予算や人員が限られている初心者や、商品ラインナップがシンプルなショップには「BASE」はおすすめできますが、集客の強化が必要な場合は、他の方法やツールと併用することを考慮する必要があります。
BASEでECショップを開設するまでの流れ
BASEでECショップを開設するまでの流れは非常にシンプルです。
大まかな手順は以下の通りです。
- BASEのアカウントを作成
- メール認証、運営に関する情報(所在地、配送方法など)の設定
- 決済方法を設定
- BASEに販売したい商品やSKUを登録
- サイトのデザイン作成や機能の追加
- ショップの公開
操作が複雑そうに思えるかもしれませんが、基本的には用意された質問に答えていくだけで設定が完了します。
サーバーの用意やデザインの作成も不要なため、安心して進めてみてください。
BASEとSTORESのどちらがおすすめかを比較
BASE | STORES | |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額費用 | ・無料
・5,980円 |
・無料
・2,980円 |
販売手数料 | ・3.6%+40円+サービス手数料3%
・2.9% |
・5%
・3.6% |
振込・入金サイクル | ・振込申請から10営業日
・「お急ぎ振込」なら翌営業日 |
・月末締め 翌月末払い
・「スピードキャッシュ」なら翌営業日 |
振込手数料 | ・2万円未満:750円(事務手数料500円込み)
・2万円以上:250円 |
・1万円未満:550円(事務手数料275円込み)
・1万円以上:275円
|
ショップ数 | 200万店舗(2023年7月時点) | 70万店舗以上 |
ECショップを開設する際、どのプラットフォームを選択するかは非常に重要な判断です。
ここからは、日本国内で人気の高い「BASE」と「STORES」を比較し、各々の特徴や運用コストを明らかにして、より適切な判断ができるように解説します。
1. 月額費用
どちらのプラットフォームも無料で利用することが可能です。
しかし、さらなる機能やサービスを求める場合には、有料プランを選択することになるはずです。
BASEの有料プランは5,980円であり、一方STORESは2,980円と、3,000円ほど安価に設定されているため、価格面ではSTORESが上といえます。
2. 導入ショップ数・店舗数
BASEの方がSTORESに比べて、より多くのショップや店舗が導入しています。
これは、BASEのブランド力や知名度、実績が影響していると考えられるため、ECショップへの信頼性を求めるのであればBASEが選択肢となるでしょう。
3. 振込手数料
BASEの基本の振込手数料は250円となっていますが、2万円未満の振込の場合には、追加で500円の事務手数料が発生します。
一方、STORESは振込手数料が一律250円となっており、この点ではSTORESが有利です。
売上が少ないうちは大きな影響を及ぼすポイントのため、慎重に判断しましょう。
4. 入金サイクル
BASEは、申請から10営業日という早いタイミングでの入金が可能です。
一方、STORES.jpは月末締め・翌月未払いとなっており、入金までのサイクルが長めです。
どちらのプラットフォームにも、入金サイクルを短縮するためのオプションが用意されていますが、追加のコストがかかります。
通常の入金サイクル面で見るのであればBASEが優れているといえるでしょう。
BASEに関するよくある質問
SEOの基本的なよくある質問で学んだことを復習してみましょう。
Q:SEOって何ですか?
Answer)BASEを始める際によくある質問にも回答します。
事前に疑問を解決しておくことで安心してBASEをはじめましょう。
Q:BASEでショップを開設する危険性は?
Answer)BASEは多くのひとが利用するECパッケージです。
顧客との間のトラブル仲裁に入るようなサポートがないため、トラブル対策は独自の体制を整える必要があります。
また、サーバー構築やシステムメンテナンスの必要がない分、セキュリティーの面では自社でサーバーを持つよりも安全性は高いといえるでしょう。
Q: BASEのネットショップは売れない?
Answer)BASEはネットショップを作成する機能は充実していますが、集客機能については優れているといえません。
BASEのショップ機能とは別で集客できる戦略を練るようにしましょう。
Q:期限がすぎると売上金が失効するって本当?
Answer)BASEには売上金の振り込みに申請期限があり、もし過ぎてしまうとその売り上げ額が失効してしまいます。
失効期限は売上が計上されてから180日に設定されているため、期限を過ぎてしまわないように十分注意しましょう。
まとめ
BASEは、誰でも簡単にオンラインショップを立ち上げることができるプラットフォームです。その主なメリットとしては、SNSとの連携による集客の可能性、多彩な機能の追加を可能とするBASE Apps、安全性を考慮した「BASEかんたん決済」や「後払い決済」が挙げられます。一方で、注意すべき点として、カスタマイズの自由度が高くないこと、SEOによる集客が困難であること、他のECツールと比較した際の手数料の高さが指摘されます。BASEはスタンダードプランの無料であっても機能が充実しているのが特徴です。初期費用が抑えられるため、特に小規模なECショップや高度なカスタマイズを必要としないショップ運営に向いていると言えます。BASEの他にも総合的な費用やサポート体制、集客の方法を考慮して、最適なECショップ立ち上げの方法を選択するようにしましょう。