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ソーシャルメディアマーケティングの種類や施策、成功事例3選を紹介

ソーシャルメディアマーケティングの特徴

ソーシャルメディアマーケティングはSNSやブログなどを含め、ソーシャルメディアを活用したマーケティング手法のことをいいます。ユーザーと友好な関係を作りたい場合や、自社のファンとして定着させたい場合には効果的です。

 

SEOコンサルタントそこで本記事では、ソーシャルメディアマーケティングの特徴や種類、そして具体的な手法を解説していきます。

 

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ソーシャルメディアマーケティングとは?

 

ソーシャルメディアマーケティングとは、ソーシャルメディアを活用したマーケティング手法のことです。ソーシャルメディアは誰もが情報の発信や受信ができ、コミュニケーションの取れるプラットフォームのことを指します。

 

ここでは、ソーシャルメディアマーケティングの特徴や市場規模、SNSマーケティングとの違いについて詳しく解説していきます。

 

ソーシャルメディアマーケティングの特徴

 

ソーシャルメディアマーケティングはSNSやブログをはじめとしたソーシャルメディアを活用するため、人と人のつながりを重視することが特徴です。

 

対照的なのは大衆への情報発信を目的とする、マスメディアやWebメディアを利用したマーケティングといえます。例えば企業が運営するコーポレートサイトであれば、ユーザーに向けた情報発信のみとなり、わざわざユーザー1人1人対するアプローチはありません。

 

しかしソーシャルメディアマーケティングでは情報発信を行いつつ、個人間でのつながりやコミュニケーションを重視するため、ユーザー1人1人対するアプローチも行います。

 

したがってソーシャルメディアマーケティングであれば、ユーザーと近い距離でつながりを作ることが可能です。

 

ソーシャルメディアマーケティングの市場規模

 

ソーシャルメディアマーケティングの市場はここ数年で上昇しており、2025年にはいまの2倍にまで拡大すると予想されています。

 

<ソーシャルメディアマーケティング市場規模>

 

  • 2018年 4,186億円
  • 2020年 5,519億円
  • 2021年予想 6,714億円
  • 2025年予想 11,171億円

参照:株式会社サイバー・バズ(国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模推計・予測)

 

上記を見ていただくと分かりますが、今後の方が伸び代は非常に大きいといえます。ここまで市場規模が拡大している理由は、SNSやインフルエンサーマーケティング、EC市場におけるデジタル化の加速が原因です。

 

デジタル化の加速に関してはインターネット社会であることが主な理由ですが、昨今の新型コロナウイルスの影響も大きいといえるでしょう。

 

オンライン化が進んだことで、今まで以上にインターネット上のマーケティングを軸にする企業が増加し、ソーシャルメディアマーケティングへの注目も集まっています。

 

SNSマーケティングとの違い

 

ソーシャルメディアとSNSマーケティングは違うことを意味します。ソーシャルメディアマーケティングは誰もがコミュニケーションの取れるプラットフォームに向けた施策となり、SNSマーケティングは個人のつながりを形成するネットワークサービスに向けた施策です。

 

分かりやすくいうと、ソーシャルメディアマーケティングがブログサイトを、SNSマーケティングがFacebookを対象とします。

 

とはいっても、ソーシャルメディアマーケティングの中にある施策の1つをSNSマーケティングと呼ぶため、結果的にはFacebookやTwitterなどのSNSもソーシャルメディアマーケティングの一環です。したがって大きな差はないものの、対象とするものが違う点を押さえておきましょう。

 

ソーシャルメディアマーケティングのメリット

 

企業がソーシャルメディアマーケティングに取り組む理由として、メリットの1つでもある自社のファンを獲得しやすいことが挙げられます。

 

通常のマーケティングの場合は顧客になってからファンにする流れですが、ソーシャルメディアマーケティングでは顧客でなくてもファン化できる点がポイントです。ここでは、ソーシャルメディアマーケティングのメリットについて詳しく解説していきます。

 

拡散力を活かせる

 

ソーシャルメディアマーケティングの最大のメリットが、他の施策以上に拡散力があることです。例えばブログで注目を集める記事を書いた場合、たくさんの人にシェアされインターネット中で拡散されます。

 

もしTwitterなどのSNSでも話題を集めれば、計り知れないほどの広がりをみせるでしょう。

 

そのため一度拡散されれば、限界なく広まっていく点がソーシャルメディアマーケティングのメリットです。自分自身で拡散のコントロールはできないものの、上手に活用できればマーケティングにおいて大きな効果を発揮します。

 

ユーザーをファン化しやすい

 

ソーシャルメディアマーケティングではコミュニケーションを目的としているため、ユーザーをファンにしやすい手法といえます。

 

通常のホームページであればどんなに良いデザインだったとしても、それだけで多くのファンを獲得できるわけではありません。しかしソーシャルメディアマーケティングの場合、ユーザーと直接やり取りをすることで印象に残すことや、興味を持たせるアプローチができます。

 

企業の公式SNSによっては積極的にユーザーへコメントを送る場合もあり、ソーシャルメディアマーケティングの活用次第で多くのファン獲得が可能です。

 

ソーシャルメディアマーケティングのデメリット

 

ソーシャルメディアマーケティングは拡散力の強さや気軽に始められるなどのメリットがある反面、競合が多く簡単に拡散できないデメリットがあります。とくに同じ業界で成功している事例がある場合は、それ以上のクオリティや新鮮さが求められるでしょう。

 

またソーシャルメディアでは、流行が移り変わりやすい特徴もあります。日々新しい話題に注目が集まるため、情報が埋もれないことも大切です。

 

したがってソーシャルメディアマーケティングでは、競合に負けない企画力が必要不可欠といえます。企画内容は面白さでも感動的な要素でも問題ありませんが、市場や競合分析から細かく設計し、競合に劣らない内容を発信していきましょう。

 

ソーシャルメディアマーケティングの種類と手法

 

ソーシャルメディアマーケティングには、SNSやLINEなどのメッセージアプリをはじめ数多くの種類があります。活用するプラットフォームによってもコミュニケーションの近さや方法が異なるため、特徴をしっかりと押さえておきましょう。

 

ここでは、ソーシャルメディアマーケティングの種類と手法について詳しく解説していきます。

 

SNS

 

ソーシャルメディアマーケティングとして一番イメージしやすいのが、SNSを活用した手法ではないでしょうか。SNS上で公式アカウントを作成し運用を行う方法や広告を配信する方法が、SNSを利用するソーシャルメディアマーケティングです。

 

<SNS例>
  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter

SNSはプラットフォームごとに特徴が異なります。そのため目的に合わせたSNSを利用し、ユーザー響く内容の発信を意識しましょう。

 

メッセージアプリ

 

メッセージアプリは、ユーザー同士のメッセージコミュニケーションを主としたアプリのことをいいます。中でもLINEは、メッセージアプリで最も利用されているプラットフォームです。

 

<メッセージアプリ例>
  • LINE
  • スカイプ
  • カカオトーク

LINEを活用したマーケティングにおいても公式LINEアカウントを運用する方法や、LINE上で広告を配信する方法と多岐に渡ります。

 

とくに活用すべき方法は、公式LINEアカウントの運用です。友達登録してあるユーザーに限定して配信するため、関係性を深めやすい特徴があります。関係性が深まった状態であれば最終的な商品やサービスにつなげやすく、自然な流れのアプローチが可能です。

 

投稿型サイト

 

投稿型サイトは、ユーザーが動画や写真をコンテンツとして自由に発信できるプラットフォームです。最近ではライブ配信の投稿型サイトも増加しており、ユーザーとコミュニケーションを取りやすい点が強みだといえます。

 

<投稿型サイト例>
  • YouTube
  • ニコニコ動画

YouTubeはここ数年で市場が大きく広がっており、マーケティング視点で注目している人も多いのではないでしょうか。今後も動画への需要は強まることが予想されるため、投稿型サイトを活用したソーシャルメディアマーケティングも時代に適したおすすめの手法です。

 

ブログ

 

ブログは個人ユーザーが情報を発信するメディアを指し、コメント欄等でコミュニケーションを取れるメリットがあります。従来までは企業が運営するWebサイトが一般的でしたが、いまでは誰もが簡単にメディアを持てるようになりました。

 

中には月間100万PVを集めるようなブログもあり、個人の影響力が強まっているといえます。ソーシャルメディアマーケティングの中でも成果を出すのが難しい手法ですが、成功した際は自分のメディアとして活用し続けることができます。

 

ソーシャルメディアマーケティングで成功する3つのコツ

 

ソーシャルメディアマーケティングが成功するかどうかは、企画段階の内容やターゲティング要素が大きく影響します。そのためユーザーの立場で考え、興味を持つポイントや訴求ポイントを明確にした企画を考えましょう。

 

ここでは、ソーシャルメディアマーケティングで成功するコツについて詳しく解説していきます。

 

長期的に対策する

 

ソーシャルメディアマーケティングはユーザーとのコミュニケーションを軸に、関係性を作っていくことが目的です。そのため短期的に効果がでないからといって辞めるのではなく、長期的に対策することを前提に取り組みましょう。

 

実際ユーザーと良い関係性を作るのは簡単ではありません。SNSでもYouTubeでも、数日や数週間で多くのフォロワーを獲得することは難しいといえます。

 

仮に短期的にユーザーが増えたとしても、満足して終わるのではなくユーザーの行動に注意をしましょう。なぜなら、その後にフォロワーを解除され離れてしまうことも多く、質の低いユーザーである場合も考えられるからです。

 

したがって長期的に対策することが、最終的には良質なユーザーを獲得し関係性を作ることにつながります。

 

目的やターゲットを細かく決める

 

ソーシャルメディアマーケティングは、企画段階の目的設定やターゲティングで成功が決まるといっても過言ではありません。

 

なぜならソーシャルメディアの場合、プラットフォームごとの特徴が大きく異なるため、ターゲティングとマッチしなければ一切効果が出ないからです。

例えば注文住宅を扱っている工務店がSNSを運用する場合、TikTokで始めたらどうなるでしょうか。

TikTokは10代も多く若年層がメインのプラットフォームです。そのため注文住宅のターゲットに合致しているとはいえません。また文章の発信をメインとするTwitterもマッチはしないといえるでしょう。

 

そのため画像を活用しやすいInstagramか、年齢層の高いユーザーが多いFacebookが適していると考えられます。ターゲティングは年齢層だけでなく、訴求方法が効果的なのかも踏まえて考えていきましょう。

 

関連記事: ペルソナとは?マーケティングに必要な理由と設定方法

参加したくなる企画を考える

 

ソーシャルメディアマーケティングの目的であるユーザーとのコミュニケーションで欠かせないことが、いかに多くのユーザーが参加したいと思える企画を提供できるかです。

たとえどんなに頑張って情報を発信していたとしても、ユーザーが興味を持ってくれる内容でなければ意味がありません。

最初は1人2人と人数が少なくても、重要な存在です。ユーザーの共感さえ得られれば拡散につながる可能性があるため、少人数でも興味を持たせることを意識しましょう。ユーザーがどうしたら興味を持つのか、シェアしたいと思うのかを考えて企画することが大切です。

 

ソーシャルメディアマーケティングの成功事例3選

 

ソーシャルメディアマーケティングで成功するには企画内容はもちろんのこと、自社のイメージを上手に伝えられるかも大切なポイントです。文章・動画・画像のどの方法で伝えるかによってもイメージは変わるため、見栄えする方法を選択しましょう。

 

ここでは、ソーシャルメディアマーケティングの成功事例について詳しく解説していきます。

 

ZONe(ゾーン)

 

ZONeはサントリーフーズが販売しているエナジードリンクですが、人気YouTuberのフワちゃんとのコラボで注目を集めた事例です。

 

内容はTwitter上で「#一番速くスワイプできたら100万円」というキャンペーンを行い、オリジナルのゲームを普及させました。ランキング形式で興味を持たせるだけでなく、規定の水準に達したらZONeを1本プレゼントする形がユーザーの参加を集められた要因だと考えられます。

 

通常、ユーザーは興味を持ったとしても行動しないことが大半です。そのためZONeのように目に見える「お得感」をイベントに盛り込むことは、成功につながる重要なポイントだといえます。

 

江崎グリコ株式会社

 

江崎グリコ株式会社は、毎年11月11日「ポッキーとプリッツの日」に合わせてキャンペーンを行い大きな成果を出しています。

 

2020年には「ポッキー組VSプリッツ組 バーチャル運動会」と称したユーザー参加型のキャンペーンを開催しました。キャンペーン内容は専用のゲームからポッキー組かプリッツ組を選択し、最終的に勝利したチームがLINEポイントを山分けするというものです。

 

団体戦という仕組みが興味を湧かせる要因となり、ユーザーの参加を促すことに成功しています。江崎グリコ株式会社の事例からも、やはりユーザーの興味を作るポイントが重要であると学べます。

 

ドミノ・ピザ

 

ドミノ・ピザはInstagramの公式アカウント上で「#映えドミノ」というキャンペーンを行い、多くの反響を集めることに成功しました。

 

キャンペーン内容は、ユーザーがオリジナルでアレンジしたドミノ・ピザを投稿し、最終的なランキング上位者にドミノ・ピザの無料券を配布するというものです。

 

キャンペーン内容だけでも魅力的ですが、大切なポイントは利用したプラットフォームです。写真を軸にするInstagramを活用したキャンペーンだったため、ドミノ・ピザの商品PRにもつながり、売上面でも成果を出しています。

 

キャンペーン以上に自社商品の魅力を伝えられている点は、どの企業においても参考にすべき特徴です。

 

まとめ

SEOコンサルタントソーシャルメディアマーケティングの特徴や種類、具体的な手法について解説してきました。ソーシャルメディアマーケティングの手法はさまざまですが、どの手法においても企画段階が重要な役割を持ちます。友好なコミュニケーションを取るためにも、少しでも参加したいと思える内容を意識しましょう。またソーシャルメディアマーケティングに取り組む際は、本記事で紹介した成功事例もぜひ参考にしてください。

 
 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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