[2023年最新版]SNSマーケティング企業を紹介!依頼時のポイントや注意点も解説
近年多くの企業が利用しているSNSですが、それをマーケティングに活用すると聞くと、SNSの運用を自社だけでおこなえるのか不安ではないでしょうか。
また、フォロワー数を増やしたいけれど、社員でそれができるのか、他社の成功事例を自社で再現したいができるか、様々な課題が出てきます。
こういった悩みを解消してくれるのが専門のSNS支援マーケティング企業です。
SNSマーケティングとは
SNSマーケテイングとは、TwitterやFacebook、TikTokなどのSNSを活用したマーケティング諸活動のことを指します。ソーシャルメディアマーケティング(SMM)とも呼ばれています。
一般的にはSNSのアカウントを運用することなどのように思われるかも知れません。しかし、実際には口コミを活性化させたり、インフルエンサーと協力してキャンペーンを盛り上げたりするなど、さまざまな販売促進方法があります。マス広告と違って、やり方次第で費用をかけずに大きな成果を期待できるという点が特徴です。
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SNSマーケティングが注目される理由
SNSをビジネスで活用したいという需要は年々高まっています。
しかし、なぜ今、SNSマーケティングが注目されているのでしょうか。それにはSNS自体が拡大傾向にあることと、実際に効果を実感している企業が増えてきているからです。
また、SNSマーケティングに注目が集まる理由として、消費者のSNS利用率が高まっていることが最大の理由です。
おすすめ記事:主要SNSの利用者数とは?マーケティングに活用するポイントを解説
SNSの普及率が非常に高い
インターネットを利用するユーザーの多くはSNSを利用しています。そのため、マーケティング活動をおこなう際に、SNSに注目するというのはある意味自然な流れです。
実際、視聴行動分析サービスを提供するニールセンデジタル株式会社によると、2022年の日本におけるトータルデジタル利用時間シェアトップ10では、SNSが上位を占めています。
順位 | サービス名 | 平均月間利用時間シェア |
1 | YouTube | 41% |
2 | Line | 9% |
3 | YahooJapan | 9% |
4 | 6% | |
5 | 3% | |
6 | 2% | |
7 | Rakuten | 1% |
8 | MSN/Outlook/Bimg/Skype | 1% |
9 | Amazon | 1% |
10 | SmartNews | 1% |
引用:Tops of 2022: Digital in Japan
1位はYouTubeで利用時間のシェア41%に達しています。2位がLine、5位がTwitter、6位がInstagramとなっています。検索エンジンを利用している以外は、SNSを利用していることが多いという実態が明らかになっています。
WEB広告の規制や価格高騰
SNS広告が注目されるのは、WEB広告のコストが高騰していることも挙げられます。
例えば、WEB広告の1つであるリスティング広告では、参入企業が増えれば増えるほどオークションの競争が激しくなる仕組みになっています。そのため、費用対効果があわないと実感している企業が増加しました。
一方、SNSマーケティングの場合、アカウント運用だけであれば無料で開始することができるため、収益増につなげやすいという背景があります。
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アクセス増や新規顧客の増加など多様な効果
SNSマーケテイングが注目される理由は、SNSの普及率やWEB広告の高騰だけではありません。実際にSNSマーケティングに取り組む会社で、さまざまな効果を得られているからです。
事実、NTTコムリサーチの第7回企業におけるソーシャルメディア活用に関する調査では、SNS運用に関わる具体的な効果として下記のような項目が挙げられてます。
順位 | 効果 | Yesと回答した 企業の割合 |
1 | 自社サイト・ブログへのアクセス数が増加 | 66.6% |
2 | Webサイトまたはメールでの問い合わせ件数が増加 | 59.7% |
3 | 新規顧客が増加 | 58.4% |
4 | 既存客のリピート率が向上 | 53.8% |
5 | 営業でのお客様との関係が向上 | 52.8% |
6 | 検索エンジンでの自社サイトの順位が上がった | 51.2% |
7 | お客様に対する社員の意識が向上 | 50.7% |
8 | 顧客満足が向上 | 49.1% |
9 | 社員の会社への意識が向上 | 47.7% |
10 | 自社ECサイトへの誘導率が向上 | 46.7% |
引用:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
このように、SNSマーケティングに取り組むことで、WEBサイトへのアクセス増や収益につながるため注目を集めています。また、SNSの効果的な利用によりSEOにも良い影響を与えることができます。
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SNSマーケティングで利用される代表的なSNS
各SNSには、それぞれ特徴があります。SNSマーケティングを実践する際には、その違いを知った上ではじめることが大切です。
おすすめ記事:SNSは6種類に分類される!?分類別にSNSの種類と特徴を解説
短い文章や写真・動画などで気軽にユーザーの考えを投稿できるのがTwitterです。月間アクティブユーザーはおよそ4500万人です。1回の投稿文字数は140文字ですが、何気なく投稿した一言や写真が注目されて、何千人もの人がアクセスしてくれるなどのことが起こります。つまり、非常に拡張性の高いSNSです。
近年では個人や企業だけではなく、行政機関もTwitterを利用して、インベント情報や災害情報などを伝えるほど普及しています。
おすすめ記事:Twitterをメディアとして活用するには?3つの活用方法を紹介
Instagramは通称、インスタと呼ばれています。月間アクティブユーザーは3300万人です。写真や動画を投稿し、他のユーザーと交流を深めることができるSNSです。著名人が利用していることも多く、若い女性を中心に人気があります。通常、写真と言えば横長が一般的ですが、Instagramの場合、正方形の写真を投稿することになります。多くのユーザーが写真に加工を施して、たくさんの「いいね!」やコメントをもらい楽しんでいます。Instagramの中で影響力のある人のことをインスタグラマーと呼んでいます。
YouTube
月間アクティブユーザー数は6200万人です。さまざまなユーザーが動画を投稿し、他のユーザーと共有することを目的としたSNSです。2005年からサービスを開始しているため、オンライン動画提供サービスの先駆者として認識されています。
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世界最大規模のSNSの1つがFacebookです。日本では社会人を中心におよそ2600万人が利用しています。他のSNSと違って実名であることが特徴です。このように実名登録にすることによって、いたずらや嫌がらせなどが起こりにくい構造になっています。ユーザーはFacebookに今取り組んでいることや考えていることなどを投稿し、他のユーザーと共有します。もちろん、テキストだけでなく、動画や画像などにも対応しています。
TikTok
月間アクティブユーザーは950万人です。YouTubeなど他の動画共有サイトと異なり、短尺動画であることが特徴です。1つの動画が数十秒から数分以内で完結します。そのため、主な動画コンテンツはダンスや一発芸など、分かりやすいものが多くなっています。また、トレンドに対しても敏感で、BGMや世界で流行しているコンテンツも数日単位で変化していきます。
SNSマーケティング支援会社を利用すべき理由
SNSを自社だけで運用するというのも1つの方法です。しかし、SNSマーケティングを支援してくれる会社もあるので、利用を考えてみてください。
なぜ、支援会社を検討した方が良いのか、理由は次のとおりです。
成功例の再現が難しい
SNSでの企業アカウント成功例は、多くの場合、社員の個性やスキルによるところが大きいです。つまり、真似をしようと思っても再現性が難しいという特性があります。
そのため、SNSマーケティングのスキルをゼロから自社で学んでいくよりも、多くのスキルを蓄積している支援会社を利用した方が結果が早く出ます。
アカウント運用の労力が高い
SNSといっても、TwitterやFacebook、YouTubeなど多岐にわたります。これらのSNSを一部の社員だけで運用することは、非常に負担が重いです。
また、企業でSNSアカウントの運用するには、炎上などのトラブルを避けるためにも、自社で運用ガイドラインを各SNSごとに定める必要も生じます。
こういった労力を考えると、最初から専門の支援会社に依頼した方が安全かつスムーズです。
SNSマーケティング支援会社を選ぶ際のポイント
ここでは、SNSマーケティング支援会社を選ぶ際のポイントについて解説します。
SNSマーケティングを行う目的をはっきりさせておく
SNSはあくまでもツールに過ぎません。企業の課題や目的などに応じて、どうSNSを利用するのかは異なります。
例えば、次のような活用目的が考えられます。
- ブランド認知向上
- 販売促進
- WEBサイトへの流入増加
- 店舗への来店促進
- BtoBマーケティングに活用
どういった目的でSNSマーケティングをおこなうのかによって施策も変わってきます。
例えば、販売促進に利用したいということであれば、限定クーポンやキャンペーンなどによる販促をおこなうことが考えられます。一方、アカウントの認知度を向上させたいということであれば、ハッシュタグマーケティングやフォロー&RTキャンペーンなどを実施することなどが考えられます。
このように企業の目的によって、どの支援会社を選び、どう関わってもらうのかなどが異なりますので、まずは目的を明確にしてください。
自社の考える施策を遂行できるか確認
SNSマーケティング支援企業を選ぶ際には、自社が実施したい施策について熟知しているのかを確認してください。企業によってはインフルエンサーの活用が得意ということもあれば、コツコツと口コミをつくっていくことの方が得意などのこともあります。
SNSマーケティングの実績とデータ
依頼したいSNSマーケティング支援企業の実績を確認してください。自社と同じ業界の利用者はいるのか、自社が期待している効果を実績として出すことができているのかなどを確認します。
依頼時の費用を確認する
SNSマーケティングは、自社でおこなえば基本的には費用がかかりません。しかし、SNSマーケティング支援会社に依頼する場合、依頼費用がかかりますので、その料金が予算に見合うのかどうか確認してください。
おすすめSNSマーケティング支援会社7社
SNSマーケティング支援を依頼する場合、どこに依頼しようかと迷うこともあると思います。そこで、おすすめの会社を7社お伝えします。
1. Findmodel(ソーシャルワイヤー株式会社)
インフルエンサーを活用したマーケティングをおこないたい場合、Findmodelがおすすめです。InstagramやYouTubeなどで有名なインフルエンサーに自社の商品などを告知してもらえます。ローソンやHISなど大手企業を中心に1万件以上の案件で実績があります。
2. アディッシュ株式会社
SNSマーケティングを実施したいと思っても、炎上などのリスクが不安ということもあるのではないでしょうか。その場合は、アディッシュ株式会社がおすすめです。動画投稿監視サービスなど、SNSの監視体制に強みを持っているからです。また、英語圏や中国・韓国語圏などへの越境ECを展開している場合も、お任せすることができます。
引用:アディッシュ株式会社
3. 株式会社グローバルリンクジャパン
各SNSのアカウント運用代行を依頼したいという場合、株式会社グローバルリンクジャパンがおすすめです。主に下記のSNSに対応しています。
- YouTube
- LINE
4. 株式会社Tenmu
SNS運用をオールインワンで任せたい、自社の目的に合わせた戦略を練って欲しいなどの要望がある場合、株式会社Tenmuがおすすめです。自社の目的に合わせて戦略を考え、初期の設定から通常の運用までお任せすることができます。
引用:株式会社Tenmu
5. 株式会社メンバーズ
FacebookやTwitter、YouTubeなど複数のSNSを一括でお任せすることができるのが株式会社メンバーズです。SNSの管理・運用だけでなく、WEB広告やリサーチ、アプリ開発なども依頼することができます。
引用:株式会社メンバーズ
6.株式会社 World Wide System
株式会社 World Wide Systemでは、SNS内でキャンペーン企画をおこなったり、ハッシュタグ収集サービスなどに対応しています。対応SNSは、Facebook・Twitter・Instagramなどです。
7.株式会社ライスカレー
株式会社ライスカレーでは、グルメ・ライフスタイル・韓国トレンドなどのさまざまなジャンルに渡りメディアを運営しています。そのため、こういったメディアを絡めたSNSでの運用依頼をすることが可能です。
引用:株式会社ライスカレー
まとめ