SNSを活用したアフィリエイトとは?メリットやポイントを徹底解説
近年、SNSを活用したアフィリエイトが注目され始めています。これまでは、ブログなどを活用したアフィリエイトが多かったですが、収益化させるためには検索エンジンで上位表示させなければいけないためハードルが高いと思ってしまう人も多かったのではないでしょうか?
SNSアフィリエイトとは?
SNSアフィリエイトとは、言葉の通りSNSを活用したアフィリエイトのことです。自身のSNSアカウントにサービスや商品のリンクを貼り、そのリンクからサービスや商品が購入されると報酬が発生するという仕組みです。
基本的にはアフィリエイトと同じ仕組みにはなりますが、活用する媒体がSNSのためSNSアフィリエイトと呼ばれています。
ブログなどを活用したアフィリエイトは、検索エンジンで上位表示されなければ収益を上げにくいという特徴がある反面、SNSアフィリエイトはすぐに始められるため短期間で収益を上げることが可能です。
アフィリエイトでSNSを活用するメリット
アフィリエイトでSNSを活用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、SNSアフィリエイトの4つのメリットについて解説していきます。
手軽に始められる
今やSNSは、生活の一部となっているほど身近なものです。そのため、多くの人にとっては難易度が低く無料で利用できるため、手軽に始められるというメリットがあります。
また、ブログとは違いWebサイトを作る必要もないため、SNSのアカウントを作成しアフィリエイトリンクを貼るだけの簡単2ステップで、手間や工数も多くはかかりません。
投稿したコンテンツや自身のアカウントをユーザーに気に入ってもらうことができれば、比較的短期間に収益化することができるという特徴もあります。
幅広いユーザーにアプローチできる
インターネットやスマートフォンの普及に伴い、SNSの利用者は年々増えています。そしてSNSの最大の特徴が、拡散性にあります。
いいねやシェアなど、ユーザーがSNS内でアクションを起こせるようなさまざまな機能があるため、ユーザーに興味を持ってもらうことができれば一気に拡散される可能性もあります。
このように、SNSは拡散力があるため幅広いユーザーにアプローチすることができ、うまく活用すれば大きな集客力となります。
認知拡大につながりやすい
一度拡散されれば多くのユーザーにリーチすることができるため、自身のアカウントの認知拡大につなげられます。
また、SNSでは検索エンジンと違い何かを検索するユーザーに対してではなく、まだ何も検索をしていない潜在層に対してもアプローチすることができるため、定期的にコンテンツを投稿することで潜在層へも認知させることができます。
このように、拡散性のあるSNSを活用することで認知拡大につなげることができます。
アルゴリズムアップデートの影響が少ない
Googleなどの検索エンジンでは、ランキングアルゴリズムが頻繁にアップデートされるため、自身のサイトやブログが影響を受けてしまうことは珍しくありません。
そのため、アルゴリズムの影響を受けてしまい、順位が大幅に下がると収益も下がってしまいます。
一方で、SNSは各プラットフォームで独自のアルゴリズムを持っており、アップデートの波も少ないためフォロワーが多ければ急激に収益が下がるということはありません。
このように、SNSアフィリエイトはアルゴリズムアップデートの影響が少ないため、安定した収益を見込むことができるのです。
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SNS別アフィリエイトの始め方
では、SNSを活用したアフィリエイトは実際にどのように始めるのでしょうか?ここでは、SNS別にアフィリエイトの始め方や流れを詳しく解説していきます。
Instagramは画像投稿型のSNSで、若年層の女性を中心に利用されています。写真の投稿がメインとなるため、売りたい商品やサービスの写真を視覚的に訴えかけるような投稿することで収益に繋がりやすくなります。
SNSアフィリエイトでは、商品やサービスのリンクを貼ってそのリンクから購入してもらうという流れにはなります。しかし、Instagramでは投稿欄やコメント欄にURLリンクを記載できないようになっているため、次のような方法でリンクを記載する必要があります。
- プロフィール欄にリンクを貼る
- ストーリーやハイライトにリンクを貼る
プロフィール欄にリンクを貼る方法が最も簡単な方法となります。アカウントを訪れたユーザーにブログやサイトへと遷移させることができますが、プロフィール欄に記載できるURLは一つまでとなるため、複数ある場合は一つにまとめる必要があります。
まや、ストーリーやハイライトにリンクを貼れるようになるのは、フォロワーが1万人を超えている場合のみとなるため、事前に理解しておくことが重要です。
Twitterは短文投稿型のSNSで、若年層を中心に利用されています。利用者が多いため、投稿内容を工夫しなければタイムライン上に埋もれてしまい、アクセスを見込むことができません。
また、拡散性が非常に高いため炎上のリスクもあることを理解しておかなければいけません。
Twitterの投稿は140文字までと制限があり、限られた文字数のなかで商品の魅力を伝える必要があります。この140字の中にアフィリエイトリンクも含まれるため、実際に記入できる文字数は更に短くなります。
そのため、Twitterではフォロワーを増やしてブログやWebサイトに遷移させ、遷移先でアフィリエイトを行う方法がおすすめです。
Facebookは30代以上のビジネス層に多く利用されているSNSの一つです。日本国内のユーザーは他のSNSに比べて少ないですが、海外のユーザーを視野に入れている場合はぜひ活用してみると良いでしょう。
Facebookは友人や知人とのつながりが大きいため、新規ユーザーの獲得には不向きですが、ファン化には向いているため既存ユーザーへのアプローチを工夫することが重要です。
Facebookを活用したアフィリエイトは、主にFacebook広告を利用して行います。サービスや商品を紹介する投稿をタイムライン上に配信し、広告をクリックするとブログやサイトに遷移させるという流れになります。
YouTube
YouTubeはここ数年で急速に普及している動画配信プラットフォームです。動画メインとなるため、商品やサービスの魅力をより細かく伝えることができる一方で、動画作成にある程度のノウハウが必要なことや芸能人の参入も増えていることから、少し難易度の高いSNSとなります。
動画内で紹介した商品やサービスのアフィリエイトリンクを動画の概要欄に貼ることで、ブログやサイトに遷移させることができます。
再生回数を増やさなければ収益を上げることも難しいですが、再生回数を伸ばすことができればGoogleの検索結果に表示される可能性もあるため、大きな集客力となります。
再生回数を伸ばすためには作り込んだ動画である必要があるため、動画作成には手間と工数がかかってしまうのがデメリットの一つです。
LINE
LINEは連絡手段として利用されているため、日本国内で最も利用されているSNSとなります。他のSNSに比べ高齢層も利用しているため、多くの人にリーチできるというメリットがあります。
タイムラインを使用するとTwitterのように不特定多数の人に投稿を行うことが可能なため、投稿テキストにアフィリエイトリンクを張るといった手法でSNSアフィリエイトをすることができます。
また、LINE@と呼ばれる投稿を一括で送信できるメルマガのようなサービスもあり、サービスや商品に興味のある顧客リストを作成することで、より高いCVを期待することできます。
SNSでアフィリエイトができるASP
アフィリエイトを始める際には、広告主とアフィリエイト広告を掲載する人を仲介するASPを利用します。ここでは、SNSでアフィリエイトができる代表的なASPをご紹介します。
A8.net
A8.netは国内最大級のASPで、実績や信頼があるため初めてアフィリエイトを行う人にもおすすめです。
ブログやサイトを登録する際の審査が比較的通りやすいという特徴があります。現在A8.netでは、Instagram及びYouTubeへの登録が可能となっています。
紹介できる広告は5,700以上用意されているため、SNSアカウントを登録することで幅広いジャンルの広告を紹介することができるようになります。
Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトは、Amazonで取り扱っている商品の中から好きな商品を紹介することができるASPです。
Amazonアソシエイトでは、次のSNSに登録が可能となっています。
- YouTube
- Twitch.tv
SNSで紹介した商品だけではなく、ユーザーが同時に購入した商品も合わせて報酬の獲得対象となります。
ただし、1回の報酬額が10,000円までとなっているため、Amazonアソシエイトだけで収益を最大化させることは難しいでしょう。
もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは個人のための無料アフィリエイトサービスで、A8.net同様に初心者におすすめです。
もしもアフィリエイトでは、一部の商品に限りSNSで紹介することができるようになっています。また、登録できるSNSは次の3つとなっていますが、ブログへの誘導リンクは認められています。
- YouTube
ただし、Twitterへの直リンクの掲載は禁止されているため、Amazonアソシエイトのリンクを使用するなどして工夫する必要がります。
afb
afbは、女性向けのジャンルに強いアフィリエイトサービスです。消費税分を上乗せして振り込みが行われるため、利用者の満足度が高いのも特徴の一つです。
afbでは、次の2つのSNSに登録することができます。
- YouTube
女性向けの商品やサービスを紹介する場合には、これらのSNSの特徴を活用して「見せる」ことができるため、InstagramやYouTubeと相性が良いでしょう。
バリューコマース
日本初のアフィリエイトサービスを始めたのが、バリューコマースです。バリューコマースの大きな特徴は、Yahoo!ショッピングのアフィリエイトが扱えるということです。
バリューコマースでは、afb同様に次の2つのSNSに登録することができます。
- YouTube
バリューコマースでは、「大手サイト」「実績の高いサイト」「初めて広告を配信するサイト」というような広告ランクにカテゴリーをかけ合わせて報酬設定を行うため、広告配信コストを最適化することができます。
アクセストレード
アクセストレードは、ゲームや金融などのジャンルが豊富なアフィリエイトサービスです。アクセストレードで登録できるSNSも、次の2つとなります。
- YouTube
アクセストレードの最大の特徴は、「アフィバックモール」という自己アフィリエイトを行える専用のサイトが設けられているということです。広告主とプログラム提携したり、広告を自分のブログに掲載したりすることなく自己アフィリエイトができるため、より広告主が提供する商品やサービスの理解を深めることができます。
SEOアフィリエイトと合わせたSNS活用がベター
SNSを活用することで多くの人にアプローチすることができますが、SEOアフィリエイトと合わせて運用するとより効果を出すことができるようになります。
SEOアフィリエイトは、検索をしてきたユーザーに対するアプローチとなるため、顕在層であることが多くコンバージョン確度が高いというメリットがあります。
一方で多くの人にリーチできるSNSは、SEOアフィリエイトではカバーしきれない潜在層にもアプローチすることができます。
2つを合わせて活用することで、ブログからSNSへ、SNSからブログへとどちらからも送客できるようになるため、ユーザーの離脱率も下げることができます。
このように、それぞれの特色や強みを活かしうまく活用していくことで、収益を最大化させることが重要となるのです。