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Googleのアルゴリズムとは?概要やアップデートの歴史など解説

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Googleは頻繁にアルゴリズムをアップデートしています。このアップデートがWEBサイトのSEOにおけるランキングに影響を与えるため、WEB担当者としては大変気になる内容ではないでしょうか。

 

SEOコンサルタントそこでここでは、Googleアルゴリズムの概要から、主要なアップデートの歴史、対策のポイントなどを解説します。WEB担当者は、ここでお伝えするGoogleの仕組みを理解したうえで、実務にあたるようにしてください。Googleアルゴリズムについての理解を深めることで、スキル向上に役立つはずです。

 

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SEOコンサルティング
目次

Googleのアルゴリズムとは?

Googleのアルゴリズムとは、ユーザーがGoogleで検索したときに最も役立つWEBサイトを表示するためのルールのことです。

 

このアルゴリズムは200種類以上あるといわれており、各WEBサイトの情報を整理し、どの順番で表示するかを決めています。例えば、WEBサイトの文章がどれだけ有益か、他のWEBサイトがその情報に対してどれくらいリンクを張っているかなどが基準です。その他、EEAT(経験、専門性、権威性、信頼性)と呼ばれる基準を使ってWEBサイトを評価します。

 

このようにさまざまなアルゴリズムがありますが、それらはどれも「ユーザーファースト」を目的としています。ユーザーファーストとは、検索してきた人々が本当に求めている答えや情報を提供することを最優先しているという意味です。

 

参考ページ:Google’s Algorithm – MetropolitanCommunityCollege

アルゴリズムのアップデートの歴史

Googleはこれまで、数多くのアルゴリズムのアップデートを実施しています。Googleは毎年、細かなアルゴリズムの更新を繰り返しています。

 

参考ページ:アルゴリズムアップデートの歴史から見るSEO対策の本質

 

そこで、これまでの数々のアルゴリズムアップデートから、ぜひ覚えておきたいものを3つ紹介します。

 

パンダアップデート

パンダアップデートとは「質の低いコンテンツを排除するアルゴリズム更新」です。2012年7月以降、パンダアップデートは順次実施されています(現在Googleは、パンダアップデートの更新について公式に発表していません)。

 

パンダアップデート以前は、「不自然に外部リンクが貼られているサイト」や「アフィリエイトリンクをただ貼っているだけのサイト」が上位に表示されていました。そのため、検索意図に合ったコンテンツを検索結果に表示できておらず、Googleはこれを問題視していました。

そこで、パンダアップデートを実施したことによって、徐々に低品質のサイトが検索結果に表示されなくなり、本当にユーザーが求めるサイトが上位に表示されるようになっています。

 

参考ページ:パンダアップデート

ペンギンアップデート

ペンギンアップデートとは「不正なSEOの手法やスパムを利用して検索順位を上げようとするサイトを排除するアルゴリズム更新」です。2012年4月以降、ペンギンアップデートは順次更新されています(現在Googleは、ペンギンアップデートの更新を公式に発表していません)。

 

ペンギンアップデートによって、「自作自演で被リンクを集めたサイト」や「過剰にキーワードを盛り込むサイト」が検索結果に上位表示されなくなっています。

 

ペンギンアップデートを実施する以前は、大量にサイトを作ってリンクを貼ったり、ページにキーワードを過剰に盛り込んだりすれば、検索結果の上位に表示できました。これではもちろん、検索ユーザーを満足させられません。そこで、ペンギンアップデートを実施したことで、不正なやり方で検索順位を上げようとするサイトは検索結果から排除されるようになっています。

 

参考ページ: ペンギンアップデート

モバイルフレンドリーアップデート

モバイルフレンドリーアップデートとは「スマホの検索結果で、ユーザーが快適に閲覧できるサイトを検索上位に表示するアルゴリズム更新」です。近年スマホを使うユーザーが増えたことを受け、Googleはモバイルフレンドリーアプデートを実施しました。モバイルフレンドリーなサイトにするには、次のような事項に注意する必要があります。

 

<モバイルフレンドリーなサイトの特徴>

 

  • スマホの検索結果にはモバイル用のサイトが表示される(パソコンの検索結果のみが表示されるのは、検索順位を落とす結果になる)
  • タップやズームをしなくても文字が見やすい
  • 縦方向へのスクロールのみ(横方向へのスクロールがない) など
  • モバイル版に対応するには、サイトのデザインをパソコンとスマホの両方に対応する「レスポンシブデザイン」にしましょう。

参考ページ:モバイルフレンドリー

 

【最新版】2023年11月のGoogleコアアルゴリズムアップデート

年に数回、Googleは検索結果のアルゴリズムを大幅に見直す「コアアルゴリズムアップデート(コアアップデート)」を実施しています。直近では2023年11月3日に実施されました。

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参考ページ: Google Search Central – X(Twitter)

 

 

通常、コアアルゴリズムアップデートは、3~6ヶ月程度の間隔を空けておこなうことが多いのですが、今回は前回のアップデート(2023年10月20日完了)から約10日ほどで実施となりました。

 

これに対してGoogleは「2023年10月に実施したしアップデートとは異なるコアシステムの改善をおこなっている」とアナウンスしています。

 

GoogleSearchCentralBlogでは、さらにアップデートについて下記のことを伝えています。

 

  • 例年、年数千回のアップデートをおこなっている
  • すべてのアップデートについて告知しているわけではない
  • 注目に値するものについてはアナウンスする
  • 注目に値するアップデートはできる限り時期を分離しておこなう
  • しかし、時期を分離できないこともある
  • あるアップデートが検索結果をより良くするなら、それを抑えこみたくない
  • ホリデー商戦(11月後半-12月)の時期に大きなアップデートはしないよう配慮しているが、必ずしもそうはできない

Googleとしては、アップデートのタイミングに配慮はしているものの、検索結果をより良くできる見込みが高いなら、時期にかかわらず更新を進める旨を伝えています。

 

しかし、どのようなアルゴリズムの変化があったとしても「ユーザーファースト」を追求することが、SEOでもビジネスとしても最良の結果につながることは変わりません。

 

参考ページ: A Q&A on Google Search updates

Googleのアルゴリズムにはどうやって対応するのか?

日々変動するGoogleのアルゴリズムに対して、どのように対応すれば良いか迷うことが多いのではないでしょうか。最新のアップデート情報を追跡したほうが良いとか、ユーザーエクスペリエンスを最適化するのが先決だなど、いろいろな考えがあると思います。しかし、WEB担当者として知っておくべき最重要なポイントは次の3つです。

コンテンツに注力する

最も大切なことは「コンテンツに注力すること」です。アルゴリズムが日々変動しようとも、良質なコンテンツを提供している限りは、検索順位の上位に居続けられます。

 

良質なコンテンツを提供してユーザーの検索体験を向上できれば、検索順位も必然的に上がります。

 

常にユーザーファーストの姿勢でいる

Web担当者は、Googleのアルゴリズムに応じて細かな施策を実施するでしょう。ここで忘れてはいけないのが「常にユーザーファーストで物事を考えること」です。これは、先の「コンテンツに注力する」に似ています。

実際に「Google が掲げる10の事実」でも、一番初めに「1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」と述べています。

ユーザーファーストでいれば、「外部サイトから不正に被リンクを取得する」ような悪質な行為は思いも及ばないでしょう。常にユーザー目線で「文字の大きさ」や「広告の設置の仕方」などの細かな点に気を配りましょう。

 

Googleの最新情報をチェックする

Web担当者であれば、Googleの最新情報は常にチェックしておきましょう。特に、「Google検索セントラルのブログ」や、英語ですがTwitterの「Google SearchLiaison(@searchliaison)」などをチェックするのがおすすめです。

 

Google検索順位を決める具体的なアルゴリズムについて

Googleの検索結果の順位を左右するのが、Googleのアルゴリズムです。その詳細は、一般に公開されていませんが、大きく影響すると推測される要因はいくつかあります。そこでここでは、キーワード、ドメイン、リンクなどに関連するアルゴリズムについて解説します。

 

キーワードとサイト滞在に関するアルゴリズム

まずは、キーワードとサイト滞在に関するアルゴリズムについて紹介します。

1.RankBrain

RankBrainとは「GoogleのAIアルゴリズム」です。検索結果に対して最適な答えを返すためのアルゴリズムです。RankBrainによって、検索されたキーワードの検索意図をくみ取り、最適なコンテンツを表示させることを可能にしています。

 

参考ページ: RankBrain(ランクブレイン)とは

2.キーワードの自然検索時のクリック率(CTR)

かつて検索順位を上げるには、検索結果上のページのクリック率(CTR)が重要だと言われていました。しかしGoogleは、クリック率が検索順位に与える影響について否定しています。

クリックデータ自体はアルゴリズムの評価に使用されていますが、直接的に検索順位に影響を与えているのではないようです。

 

3.すべてのキーワードの自然検索時のクリック率(CTR)

クリック率自体が、直接SEOに効果がありません。しかし、魅力的なコンテンツほど多くのクリックを集めます。そのため、サイト全体のクリック率が高いほど、間接的に検索順位へプラスに働いていると考えられます。

 4.直帰率

直帰率とは、「1ページ目で離脱するユーザーの割合」です。サイトの種類にもよりますが、直帰率が高いほど、ユーザーを満足させられていないといえます。

実はGoogleは、直帰率は検索順位に関係ないと伝えています。一方でとある調査では、直帰率と検索順位の相関性が証明されています。程度は不明ですが、直帰率が大なり小なり検索順位に影響を与えていることは念頭に入れておきましょう。

 

参考ページ:直帰率の目安や高くなる原因、改善方法など

5.ダイレクトトラフィック

ダイレクトトラフィックとは「参照元が不明な状態で、直接流入した人」です。Googleは否定していますが、とある調査によると、ダイレクトトラフィックと検索順位には相関性があることがわかっています。

実際に「Googleは、Chromeからのダイレクトトラフィックのデータを利用している」と指摘する専門家もいます。

 

6.リピートトラフィック

リピートの多いサイトは、検索順位にプラスに働く可能性があります。リピートが多いということは、良質なコンテンツを継続的に提供していることに他なりません。

ファンが多くいるサイトが検索順位で上位に上がるのは、当然の帰結でしょう。

 

 7.ポゴスティッキング

ポゴスティッキングとは「訪問したサイトに求める情報がないので検索結果に戻り、また別のサイトの閲覧を繰り返す行為」です。ポゴスティッキングが起こるのは、ユーザーが求める情報を提供できていないからです。

ポゴスティッキングが繰り返されると、検索順位を下げる要因ともなります。ポゴスティッキングを避けるには、ユーザーの検索意図を理解し、濃い情報を提供する必要があります。

 

 8.ブロックされたサイト

Googleは、ユーザーが任意のサイトを表示できないようにするブロックツールを導入しています。

現在、Googleのブロックツール自体が、検索順位に影響を与えるとは言われていません。しかし将来的には、多くブロックされているサイトが、検索順位を落とすことになる可能性も考えられます。
 

9.Google Chromeのブックマーク

Google Chromeでブックマークされることは、直接検索順位に関係するとは言われていません。しかし、ブックマークが多いことはサイトの信頼性を証明することにもなるので、検索順位を決める要因となることも否めません。

10.コメントの数

ブログ記事には、ユーザーがコメントを投稿できる機能があります。

コメント数自体は、検索順位を決める要因にはありません。一方で、良いコンテンツには良いコメントが集まります。そのため、コメントの数はコンテンツを表しているので、検索順位との相関性があるとも言えます。

 11.サイトの滞在時間

Googleは、サイトの滞在時間は検索順位に影響を与えないと明言しています。一方で、サイトの滞在時間が長いというのは、ユーザーに良質なコンテンツを提供できている証拠です。

そのため、サイトの滞在時間が長いほど、間接的に検索順位にプラスの影響を与えていると言えます。

 

12.QDF

QDF(Query Deserves Fressness)とは「最新の情報を検索結果の上位に表示させるアルゴリズム」です。特にニュース記事は、QDFによって上位に表示される傾向があります。

たとえば「総理大臣」と検索すると、ニュースサイトが上位に表示されます。これはユーザーが「総理大臣に関する最新の情報を知りたい」という検索意図を、Googleが組んだ結果でしょう。

 

参考ページ:QDFとは?SEOとの関連性や活用するメリットを徹底解説!

13.QDD

QDD(Query Deserves Diversity)とは「多様な検索意図に合わせて、さまざまなサイトを表示させるアルゴリズム」です。

 

たとえば、「電卓」と検索するユーザーには、「インターネットで電卓を使いたいユーザー」と「電卓を探しているユーザー」の2つに分かれます。そこで検索結果には、「Web電卓」と「電卓の商品情報が載っているサイト」の2種類のサイトが表示されています。

 

14.ユーザーブラウジングの履歴

ブラウジングとは、「ブラウザ(Google ChromeやSafariなど)でサイトを閲覧する行為」です。ユーザーのブラウジングの履歴は、Googleのアルゴリズムに何かしらの影響を与えている可能性がある、と考えられています。

 

15.ユーザーの検索履歴

ユーザーの検索履歴は、Google上の検索順位に影響を与えます。個々の検索履歴によって検索順位は変動し、趣味・嗜好に合わせて、別のユーザーとは検索順位が変わることもあります。

個々のユーザーの検索履歴を気にしてしまうと終わりがないので、常にターゲットの検索意図に合った良質なコンテンツを提供することを心掛けましょう。

 

16.強調スニペット

SEOにおけるスニペットとは「タイトル直下に表示されるサイトの要約文」です。スニペットにはメタディスクリプションが表示されることもあれば、ページの内容の一部が表示されるケースもあります。

そして、スニペットの中でも特に注目されるのが、サイトの一番上に表示される「強調スニペット」です。「検索順位0位」とも呼ばれ、強調スニペットに表示されるとクリック率が高くなるという魅力があります。

 

参考ページ:強調スニペットとは?ナレッジパネルやリッチスニペットもあわせて解説

17.ジオターゲティング

ジオターゲティングとは、「パソコンやスマホなどの位置情報を元に、地域に応じた最適な検索結果を表示させるアルゴリズム」です。

たとえば、スマホの位置情報が渋谷のユーザーは「飲食店」と検索すると、渋谷近辺の飲食店が最上位に表示されます。この地域が絡んだローカル検索への対応を「MEO対策」と呼びます。

 

18.セーフサーチ

フィルタリング設定により、悪質なユーザーを検索結果に表示させないようにできます。たとえば、悪質なアダルトサイトやスパムサイトが、フィルタリングの対象となっています。

 

19.「YMYL」キーワード

YMYLは、「Your Money Your Life」の略です。ユーザーの生活に大きな影響を与えるキーワードの検索結果は、権威性の高いサイトのコンテンツが上位に表示されやすくなります。

YMYLに該当する分野は「金融」「法律」「健康」「公的情報」などです。これらの分野のキーワードでは、信頼性の低い個人ブログなどが検索上位に表示させるのは困難です。

 

20.DMCAの苦情

DMCA(デジタル・ミレニアム著作権法)とは、アメリカの著作権に関する法律です。DMCAの苦情申し立てが多く入っているサイトは、検索結果から排除されるアルゴリズムとなっています。

DMCAの内容を理解する必要はありませんが、著作権を違反するようなコンテンツを作らないように注意しましょう。

 

21.ドメインの多様性

Googleの検索結果には、同一のドメインの結果が表示されないように、多様なサイトが表示されるようアルゴリズムが組まれています。

 

22.取引の検索

なんらかの取引を目的に検索しているユーザーには、その取引に合った検索結果が表示されます。この場合、ほかのユーザーとは異なり、その人特有の検索結果が表示される傾向にあります。

 

23.ローカル検索

ローカル検索とは「特定の地域に関わる検索がされたとき、最適な検索結果が表示されること」です。たとえば、「渋谷 美容院」と調べたとき、最上位に「渋谷のマップ上の美容院」と「上位3店舗」が表示されます。

特に、ローカルの集客に力を入れる店舗にとって、ローカル検索への対策(MEO対策)は必須となります。

 

24.ブランド

ユーザーに多く検索されているブランドをもつサイトは、上位に表示されやすくなります。なぜなら、名の知れたブランドがあるほど、ユーザーからの信頼も高いからです。

 

 25.ショッピング結果

特定のキーワードを検索したときに、広告を含めて、ショッピングの検索結果が表示されるケースがあります。たとえば「スマホ」と検索すると、広告で、いくつかのスマホ製品が最上位に表示されます。

購入意欲が高いと考えられるキーワードで検索すると、ショッピング結果が上位に表示される可能性は高いでしょう。

 

26.画像の検索結果

特定のキーワードを検索したときに、画像の検索結果が上位に表示されるケースがあります。たとえば「コップ」と検索すると、1ページ目にさまざまなコップの画像検索結果が表示されます。

このようなキーワードに特定の基準はありませんが、「視角のほうが分かりやすいキーワード」の場合は、画像の検索結果が表示されるケースが多いようです。

 27.ブランドの単一サイト結果

決して多くないケースですが、同一ブランドのサイト内にある2つのページを、同じ検索結果に表示させるケースがあります。2つのページが表示されれば、クリック率が上がる効果を見込めます。

 

ドメインに関するアルゴリズム

ドメインに関わるアルゴリズムについて紹介します。

 

1.ドメイン年齢

ドメイン年齢とは、「ドメインを取得してサイトにインデクスされてから経過した期間」です。ドメイン年齢はアルゴリズムに関係あると言われていますが、決して重要視されているものではありません。

実際に、元Googleのマットカッツ氏も「6ヶ月と1年のドメインの違いは、それほど大きくない」と明言しています。

 

2.トップレベルドメインの中のキーワード

トップレベルドメインとは、サイトドメインの末尾の文字列を指します。たとえば、当サイトのドメイン「switchitmaker2.com」のトップレベルドメインは「.com」です。

トップドメインの中にキーワードを含むことは、SEOにおいてわずかに影響があると言われています。しかし、SEOに重大な影響を及ぼすほどではありません。

実際に、Googleのゲイリー・イエーシュも、「(トップレベルドメインの中のキーワード)は期待するほどではない」と明言しています。

 

 3.ドメイン内の先頭にキーワードを配置する

ドメインの先頭にキーワードを配置するのは、SEOに効果があると言われています。ドメイン内にキーワードを含まない、または中央や末尾に配置されたものよりも、先頭にあるほうが優位な検索結果となる可能性は高いでしょう。

 

4.サブドメインのキーワード

サブドメインとは、本体のドメインの元に設定するドメインです。たとえば「〇〇〇.com」が本体ドメインのとき、「△△△.〇〇〇.com」がサブドメインとなります。

サブドメインに配置されたキーワードは、検索順位に影響を与えると言われています。

 

5.完全一致ドメイン

完全一致ドメインとは、検索したキーワードと一致するドメインを指します。たとえば、「Google」と検索したとき、「google.com」が完全一致ドメインになります。

かつて完全一致ドメインは、ドメイン名だけでテーマとのつながりを想像できるので、非常に強い力をもっていました。しかし、2012年10月の「EDMアップデート」以降、低品質なサイトの完全一致ドメインは表示されなくなっています。

 

 6.ドメインのwhois情報の公開の有無

Whois情報とは、IPアドレスやドメイン名の登録者などに関する情報です。whois情報は公開したほうが、SEOに良いと言われています。非公開にすれば、何かしらの隠ぺいを疑われる可能性があります。

なお、whois情報はお名前ドットコムのサイトなどにドメイン名を入力すれば確認できます。

 

 7.ペナルティを受けたWhoIsオーナー

Googleが特定のwhoisオーナーをスパム発信者だと特定した場合、その人物が所有するほかのサイトを精査することもあります。

 

8.国別コードトップレベルドメイン

国別コードトップレベルドメインは、日本では「.jp」、アメリカなら「.us」です。この国別コードトップレベルドメインは、特定の国では検索順位で優位に働く可能性があります。

一方で国別コードトップレベルドメインは、グローバルランク付けの能力を制限する可能性もあることは、念頭に入れておきましょう。

 

リンクに関するアルゴリズム

リンクに関わるアルゴリズムについて紹介します。

 

 1.パンダアップデート

パンダアップデートとは「質の悪いコンテンツを検索結果から排除するアルゴリズム更新」を指します。

かつてGoogle検索結果では、「無理やりキーワードを盛り込んだページ」や「複製コンテンツ」が上位に表示されるのが問題視されていました。

そこでGoogleは、このパンダアップデートを随時更新することで、質の良いコンテンツを上位に表示するようにしています。

 

2.フレッドアップデート

フレッドアップデートとは「過度な広告が掲載されたページを、検索結果から排除するアルゴリズム更新」です。

このアップデートは公式的なアップデートではありません。しかし、現在たくさん広告が貼ってあるページは、検索順位を落とす要因にもなっています。

 

3.ペンギンアップデート

ペンギンアップデートとは、「不正なSEOの手法やスパムを利用して検索順位を上げようとするサイトを排除するアルゴリズム更新」です。

たとえば、今のSEOでは信頼ある他サイトにリンクを貼ってもらう「被リンク」が重視されていますが、かつてこれを悪用するサイトが流行っていました。大量のサイトを作ってリンクを貼り、不正に検索順位を上げていたのです。しかし現在、このペンギンアップデートによって、悪質なサイトは淘汰されています。

 

 4.ペイデイローンアルゴリズム

ペイデイローンアルゴリズムとは「スパムサイトで汚染された検索キーワードを対象にしたアルゴリズム更新」です。不正な被リンク獲得や内部施策によって上位表示しているページを、検索結果から排除しています。

ペイデイローンアルゴリズムは、特にクレジットカードやカードローンなどの金融関連キーワードにおいて、検索順位を改善するために用いられています。

参考ページ: ペイデイローン・アップデートとは?具体的な影響や対応など解説

5.リダイレクト

リダイレクトとは「あるサイトのURLから、別のサイトのURLへ転送する仕組み」です。Googleでは、ページの途中にリダイレクトを挟むと、検索順位は落ちることが確認されています。

特に、サイトのリニューアルによって新しいURLへリダイレクトする場合、ここに待機時間があると検索順位は落ちる要因となります。

 

 6.ポップアップ

ポップアップとは「サイトで別の画面が自動的に開く仕組み」です。一般的に、ポップアップはユーザーの満足度を下げるため、検索順位に影響を与えると言われています。

特に、別の画面で広告が表示される「ポップアップ広告」は検索順位を下げる要因となるので、設置は避けるのが賢明です。

 

7.サイトの最適化

サイト内の構造を最適化することで、検索結果を上位に表示させやすくなります。特に、ユーザーが多く訪れるページを分析し、ほかのも反映させるのはおすすめの手法です。

 

 8.ドアウェイページ

ドアウェイページとは「別のサイトへ誘導するためにだけに作成されたページ」です。ドアウェイページは別のサイトへ誘導するのが目的なので、そのページ自体はコンテンツが薄くなる傾向があります。

そのため、当然ドアウェイページの検索順位は落ちることになります。

 

 9.ページレイアウトアルゴリズム

ページレイアウトアルゴリズムとは、「ページ上部が広告ばかりのページの検索順位を下げるアルゴリズム」です。

遷移したサイトをパッと見たときに広告ばかりだと、ユーザーは不快に感じます。このようなサイトはユーザーファーストではないので、検索順位が落ちることになるのです。

 

10.アフィリエイトリンク

アフィリエイトリンクとは、「遷移先のサイトの商品・サービスを販売代行することで報酬を得る、特別なリンク」です。アフィリエイトリンクを過度に貼った記事は、ユーザーファーストではないため、検索順位を落とす要因となります。

 

11.アフィリエイトサイト

アフィリエイトサイトとは「アフィリエイトリンクを通じて広告収入を得ることを目的としたサイト」です。アフィリエイトの運営者は、遷移先の商品やサービスが成約した場合や、サイトに登録したケースなどにおいて、その成果に応じて報酬を得ています。

アフィリエイトサイト自体が、検索順位を落とす要因にはならないと言われています。一方で、商品・サービスの販売だけに躍起になり、コンテンツが薄いアフィリエイトサイトは検索順位を落とすことになります。

 

12.インタースティシャル広告

インタースティシャル広告とは「ページを移動する際に挿し込まれる広告」です。インタースティシャル広告で特に気をつけたいのは、閉じにくい仕様になっているケースです。

閉じるボタンが極端に小さいために意図せずに広告に遷移するケースが多々ある場合、Googleからページ閲覧を阻害しているとして、検索順位を落とすことになりかねません。

 

13.自動生成されたコンテンツ

AIや自動ツールなどによって、人の手がまったく入らず自動で作成されたコンテンツも存在します。特に、大量のコンテンツを投稿したいサイトの運営者が、AIや自動ツールを使うケースがあります。

AIや自動ツールが作成したコンテンツは、往々にして競合サイトと内容が似通ることが多くなっています。そのため、コンテンツ自体が評価されず、検索順位を落とすことになるのです。

 

14.ページランクスカルプティング

ページランクスカルプティングとは、「サイト内の一部のリンクにnofollow属性を設定してインデックスさせないことで、重要なページに集中して誘導する手法」です。ページランクスカルプティングは、意図的に検索順位を制御する有名な手法です。

しかしGoogleは、ページランクスカルプティングを推奨していないので、実施するのはおすすめしません。

 

15.スパム認定されたIPアドレス

Googleから悪質だと認定されたIPアドレスは、今後インターネット上での活動を制限されます。IPアドレスごとGoogleに目をつけられてしまうので、悪質なスパムサイトやアダルトサイトの運営は避けるのが賢明です。

 

 16.metaタグスパム

ページに内容に関係ないキーワードを、クローラーが巡回する場所に絞って配置することで、意図的に検索順位を上げようとする悪質な手法。

当然このようなページは、ユーザーの検索意図に合ったコンテンツを返していないので、検索順位を落とすことになります。

 

17.リンクの不自然な流入

ページの内容と関係ないリンクを貼ると、検索順位を落とす要因となります。適切な内部リンクを貼ることは、SEOにおいて非常に大切です。一方で、関連性のないコンテンツのリンクを貼ると、ユーザーが求めていない情報を提供することになります。

そのため、リンクを貼る場合は、コンテンツに関連するURLを設置しましょう。

 

18.不自然なリンクへの警告

ページに関連しないリンクをサイト内に貼りすぎると、Googleから警告を受けることになります。この警告に違反し続けると、検索順位が大きく下がったり、本来の良質なリンクまで外されたりする結果となります。

不自然なリンクへの警告があった場合はすぐに従い、低品質なサイトのリンクを削除しましょう。

 

 19.低品質なサイトからのリンク

被リンクを増やす目的で、自分で外部サイトにリンクを貼る行為です。たしかに、良質なサイトにリンクを貼ってもらうことは、SEOにプラスに働きます。

一方で、低品質なサイトからリンクを貼られた場合、Googleからペナルティを受けて検索順位を落とす要因となります。なお、外部から意図的に低品質なサイトへリンクを貼られた場合は、Google Search Consoleから否認することも可能です。

 

20.ドメインの関連性

ドメインを所持するだけの行為は、検索順位に影響を与えません。一方で、サイトのテーマに関連するドメイン名にすることで、ユーザーが認知しやすくなります。そのため、間接的にユーザーから評価を受けやすく、検索順位を上げる要因となるのです。

 

21.低品質のディレクトリリンク

メインドメインの直下に低品質なサイトがあると、低品質な被リンクを獲得するのと同様、サイト全体の検索順位を下げる要因となります。

要するに「検索順位を下げたくなければ、すべてのコンテンツを良質に仕上げる」ことが求められています。

 

22.ウィジェットのリンク

TwitterやInstagramなどを埋め込むウィジェットには、アンカーテキストやリンクなどを入れないことを推奨しています。そのため、ウィジェットのリンクには「nofollow属性」を利用したり、アンカーテキストを入れたりしないように注意しましょう。

 

 23.Cクラス以上に分散したIPからのリンク

Cクラス以上(中~大規模)のネットワークで分散されたリンクは、自演的だと検索エンジン側に判断されづらくなります。結果、検索順位を上げる要因になります。

特に、Cクラス以上に異なるIPに分散されているリンクの場合、検索順位を上げやすくなると言われています。

 

 24.有害なアンカーテキスト

アンカーテキストとは、リンク上に設定できるテキストのことです。たとえば、「格安SEO対策の東京SEOメーカー」の文字列がアンカーテキストです。

「リンク先の内容がわからない」のような悪質なアンカーテキストを設定すると、Googleから「ハッキングされている」と認知される可能性があります。要領を得ないアンカーテキストを設置すると検索順位を落とす要因にもなるので、注意しましょう。

 

25.プレスリリースからのリンク

プレスリリースとは、ステークホルダーや報道機関向けに発信する情報のことです。

以前はプレスリリースからリンクをもらう手法は有効だと考えられていました。しかし現在では、プレスリリースからのリンクはSEOに効果がないと言われています。

外部のプレスリリースサイトでの発信に力を入れているメディアも多いですが、SEO目的だけならばコスパは悪いと言わざるを得ません。

 

26.手動ペナルティ

サイトに対してペナルティを出す場合、基本はGoogleのAIが自動で行います。一方で、通報やAIでは判断できないケースなどでは、人の手によってサイトにペナルティを与えることもあります。

 

27.リンクの販売

悪質なSEO業者が、金銭を対価に外部サイトにリンクを貼る行為です。かつて検索順位を意図的に上げるために、業者からリンクを買うサイト運営者も多くいました。

しかし、再三申し上げているように、悪質な被リンクを受けるとGoogleのペナルティの対象になります。決して、外部からリンクを買わないようにしましょう。

 

28.Googleのサンドボックス

新しく開設したサイトが、すぐに検索上位に表示されない現象のことを「サンドボックス」と呼びます。ただし、コンテンツが少ない初期の段階で、上位に表示させるのは不可能に近いでしょう。そのためサンドボックスは、正常な現象とも言えます。

上位表示させるためには、良質なコンテンツを継続的に投稿することが求められます。

 

29.Googleダンス

短期間でGoogleの検索順位が変動する様子を「Googleダンス」と呼んでいます。おもな原因としては、アルゴリズム更新のタイミングでGoogleダンスが発生します。

一般的にGoogleダンスは短期的なものであるため、そこまで注視する必要はありません。ユーザーファーストでいれば、長期的に検索順位は上がっていくはずです。

 

30.除外ツール

Googleから意図的にサイトを表示させないようにする施策のことです。新規立ち上げや、リニューアルなどによって「サイトを表示させたくない期間」があるときに、除外ツールは有効です。

ただし、本当に検索結果にインデックスしたいとき除外ツールを使わないように、注意しましょう。

 

31.再審査請求

Googleからの警告でペナルティが来た場合、改善のうえ「再審査請求」をする必要があります。警告された内容を排除し、再度Googleに「ポリシーに従っている」ことを再審査請求で証明しなければなりません。

 

32.過剰なリンクスキーム

質の低いサイトから被リンクをもらうと、検索順位を落とす要因となります。この仕組みを利用して、外部が意図的に低品質なサイトにリンクを大量に貼り、検索順位を落とそうとするケースがあります。

このような場合、Google Search Consoleを使うことで、こちらからドメインごとリンクを否認できます。悪質なサイトからの被リンクが増えたときは、適宜拒否するようにしましょう。

 

ページレベルに関するアルゴリズム

ページレベルに関するアルゴリズムについて紹介します。

 

1.タイトルタグのキーワード

タイトル(H1)にキーワードを含めることは、SEOにとって非常に大切な要素です。狙っているキーワードは、必ずタイトルに含めましょう。

 

2.キーワードで始まるタイトル

タイトル入れるキーワードは、前のほうに配置しましょう。SEO解析ツールを提供する「MOZ」によると、キーワードの最後にキーワードよりも最初に入れたほうが、検索順位で優位になると言われています。

なお、キーワードにもよりますが、タイトル最初の15文字以内に入れるのがおすすめです。

 

3.説明タグ(メタディスクリプション)内部のキーワード

実はGoogleは、サイト検索順位を決めるのに、メタディスクリプションの情報を使用していません。

しかしユーザーは、サイトに何が書かれているのかを知るために、メタディスクリプションを参考にしています。検索したキーワードがメタディスクリプション内に盛り込まれていると、ユーザーはそのサイトに関心をもつのです。

そのため、サイトのクリック率を上げるには、メタディスクリプションに適宜キーワードを入れることをおすすめします。

 

4.TF-IDF

TF-IDFとは、文書中に含まれる単語の重要度を評価する手法の1つです。文章の中に、特定のキーワードが出現する頻度を評価します。

 

5.コンテンツの長さ

ユーザーの検索意図を組み、多くの情報が掲載されている記事は、検索順位に優位に働く可能性が高いと言われています。
ただし、ただコンテンツを長くすればよいのではありません。濃い情報を多く載せることが、SEOで重要になります。

 

6.目次

目次は、ユーザーがコンテンツを読む手助けとなります。

現代のユーザーは文字離れが進んでおり、最初から最後までコンテンツを読む方は少なくなっています。目次から読みたい見出しへと誘導するためにも、リンクつきの目次を作成することをおすすめします。

 

7.キーワードの密度

特定のキーワードが文中にどれほど盛り込まれているかを見て、Googleはページのトピックを決定します。

ただし、無理やりキーワードを文中に含めることは、SEOにマイナスに働きます。かつて流行った手法ですが、2012年4月の「ペンギンアップデート」から順次ペナルティの対象となりました。

 

8.Latent Semantic Index(LSI)

LSI(Latent Semantic Indexing)とは、単語同士の関連性に着目して、コンテンツの内容を読み解くための技術です。

たとえば「時計」というキーワードに対して、サイトの「電池交換」や「ブランド」などの関連語を調査します。関連語が充実しているほど、コンテンツが評価されていました。

しかし現在、GoogleはLSIの技術を使っていないと言われています。

 

9.内容の濃いトピック

バラバラに書かれたコンテンツよりも、1つのトピックに絞って詳細に書かれているほうが、SEOで評価されやすいと言われています。

「あれもこれも」とただ情報を盛り込むだけでは、ユーザーに響きません。ターゲットに刺さるような濃い情報を盛り込むほうが、検索結果で評価されやすいでしょう。

 

10.HTMLによるページ読み込み速度

Googleは、ページの読み込み速度をアルゴリズムに組み込んでいます。そこまで大きな影響はないものの、極端に表示速度の遅いページは、検索順位に影響を与えている可能性があります。

なお、ページの表示速度は「PageSpeed Insights」にサイトのURLを入力すると、100点満点で点数が表示されます。

 

11.Google Chrome経由のページ読み込み速度

Google Chrome経由のページ読み込み速度が、直接検索順位に影響することはありません。ただGoogleは、Google Chrome経由のデータを、ページの読み込み速度を図る指標として使用しています。

 

12.AMP使用

AMP(Accelerated Mobile Page)とは、「モバイルページを高速で表示させるための手法によって作成されるコンテンツ」です。AMPは、Googleが推奨するコンテンツの1つでもあります。

AMPは、検索順位を直接決定するものではないと言われています。一方で、モバイルユーザビリティを重視しているGooglegは、今後AMPを、検索順位を決める要因とするかもしれません。

 

13.エンティティの一致

エンティティとは、直訳すると「存在」や「実体」などです。たとえば「パソコン」という言葉には、「機械」「インターネットに接続できる」「ハードウェア」などの属性と結びついています。

Googleはキーワードごとの属性をデータ化することで、よりユーザーの検索意図に応えるサイトをインデックスしようとしています。

 

14.Google Hummingbird

「Hummingbird」とは、2013年に導入されたGoogleの検索アルゴリズムです。特定のキーワードが検索されたとき、単語のみに焦点を当てるのではなく、単語のまとまりや意味を理解しようとするアルゴリズムです。

たとえば「渋谷」と検索するユーザーには、「渋谷にどのような観光スポットがあるのか知りたい方」も含まれています。このような検索意図を組み、最適な検索結果を返すことで、ユーザーの満足度を向上させています。

 

SNSとブランドに関するアルゴリズム

 

SNSとブランドに関するアルゴリズムについて紹介します。

1.ブランド名アンカーテキスト

アンカーテキストとは、リンク上の文字列です。リンク上にブランド名を入れることは、検索順位にプラスに働くと言われています。

ともかく、アンカーテキストを軽視し、適当に文字列を設定するのはおすすめしません。

 

2.ブランドの検索

ブランド名や企業名を検索したとき、検索上位にはそのブランド名や企業の住所などが記載されている公式サイトが、上位に表示されやすくなります。たとえば、「グッチ」と検索すれば、公式オンラインショップが上位に表示されます。

公式サイトは信頼性が高いので、ブランド名や企業名で検索したときに、検索結果に上位表示されるようになっているのです。

 

3.ブランド名+キーワードの検索

「ブランド名」のみのキーワードでSEO対策するよりも、「ブランド名+キーワード」で対策するほうが、より購入意欲の高いニーズを拾えるようになります。

たとえば「グッチ」と検索するユーザーよりも、「グッチ 時計」と検索するユーザーのほうが、価格を気にしている分購入意欲は高いと言えます。このように、あらゆる「ブランド名+キーワード」を対策するようにしましょう。

 

4.Facebookページ

検索結果でFacebookページが表示される場合、多くの「いいね」を集めているアカウントである可能性が高いのです。ネームバリューをもつFacebookアカウントは、自然検索からの流入も見込めます。
 

5.Twitter

Facebookと同様、検索結果でTwitterページが表示される場合、多くのフォロワーにフォローされているアカウントの可能性が高いのです。ネームバリューをもつTwitterアカウントは、自然検索からの流入も見込めます。
 

6.ソーシャルネットワークアカウントの正当性

今のSEOは、権威性のあるSNSユーザーから評価されると、検索順位にプラスに働くと言われています。そのため、SEO対策においては、SNSを考慮するのはもはや必須の対策といえます。
 

7.実店舗の場所

ローカル検索では、その地域に最適な検索結果が表示されます。そのため実店舗にとっては、サイトやGoogleビジネス プロフィール上の住所は、集客に関わる大切な要素です。

 

参考ページ: Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは?集客ツールとしてのメリットや登録方法などを解説

 
 

Googleアルゴリズムのよくある質問(Q&A)

ここでは、Googleアルゴリズムについてよくある質問と答えをお伝えします。
 

 

Q.更新情報を確認するには?

Answer)Googleは大きなアルゴリズムの更新については公式に発表することがあります。しかし、すべてを公表しているわけではありません。また、更新情報の全てを追跡することは困難です。
そのため、影響の大きなものに絞って確認してください。その方法としては、SEO業界のニュースサイト、フォーラム、ブログをフォローするなどの方法が考えられます。

 

Q:コアアップデートとは何ですか?

Answer)コアアップデートとは、Googleがおこなう検索アルゴリズムの大規模な更新のことを指します。これらは一般的に、検索結果全体に広範囲にわたる影響を及ぼします。

自社のランキングにも大きな変動を引き起こす可能性があるため、最新情報を確認してください。

 

Q.人工知能はGoogle検索に利用されていますか?

Answer)Googleは、検索アルゴリズムに人工知能を活用しています。有名なのものの1つはRankBrain(ランクブレイン)と呼ばれる機械学習システムで、2015年初期に導入されています。主な役割は、ユーザーの検索意図を理解し、それにもっとも適した検索結果を提供することです。

参考ページ: Google 検索を支える AI 技術

 

Q.Googleペナルティとは何ですか?

Answer)ペナルティは、Googleのガイドラインに違反するWEBサイトに対して適用されるものです。ペナルティは、違反を検出する自動アルゴリズムによるものと、手動によるものがあります。
このようなペナルティを受けた場合、Googleはサイトオーナーに対してSearchConsoleを通じて通知します。

参考ページ:Googleペナルティとは?SEOペナルティの原因と解除方法を解説

 

まとめ

SEOコンサルタントGoogleのアルゴリズムに対応するには常にユーザーファーストを目指すべきというのが”急がば回れ”です。数多くのGoogleアルゴリズムについて紹介しました。しかし、検索順位を上げるために重要なのは「コンテンツに集中すること」と「常にユーザーファーストでいること」です。もちろん、アルゴリズムに関する理解も大切ですが、「ユーザーの検索体験を最も上げる方法」を考えながら、対策を講じるようにしましょう。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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