SEO対策の東京SEOメーカー

SEO用語集まとめ【東京SEOメーカー版】

SEO用語集まとめ【東京SEOメーカー版】SEO対策を学ぶとなると、検索エンジンやWEBサイトだけでなく、WEB業界やマーケティング、広告など幅広い知識が求められます。そこで、まず、抑えておくべきことが、業界の専門用語を覚えることです。

 

WEBサイト作りやSEO対策の実務を進めるなかでは、専門用語を目にする機会が多々あります。1つ1つ覚えていくのもよいのですが、WEB業界の初心者の方にとっては、用語を調べる作業に時間を要して、なかなか作業がはかどらないといった課題があります。

 

SEOコンサルタントそこで、東京SEOメーカー(本サイト)で紹介している記事をピックアップして、SEO用語集を用意しました。これからSEOやWEBマーケティングを学んでいく際には、ぜひ、本記事をブックマークなどで保存しSEOの辞書のように活用してください。

 

SEOコンサルティング

WEBマーケティング/SEOの基本用語

まず抑えておきたい、SEOやWEBマーケティングの基本用語です。

 

基本用語 解説
WEBマーケティング WEBを活用して、商品を販売する仕組みを構築すること。代表的な施策としては、SEO対策やWEB広告の出稿が挙げられます。
SEO 自社サイトのページを検索エンジン上で上位表示させるテクニックのこと。Search Engine Optimizationの略称で、検索エンジン最適化と訳されます。
海外SEO 日本国外の住民をターゲットにしたSEO対策のこと。施策を成功させるためには、現地で利用される検索エンジンや国民性に対する理解が不可欠です。
ローカルSEO 日本国内の特定地域をターゲットにしたSEO対策のこと。主に、地域名を含む複合キーワードで上位表示を狙います。地域SEOとも呼ばれます。
インハウスSEO 社内でSEO対策を完結させることです。利点としては、自社内にWEBマーケティングのノウハウを蓄積できるといったことが挙げられます。
エンタープライズSEO 企業が実施するSEO対策のことです。主に、企業サイトや商品のブランドサイトで上位表示して、SEOを企業のビジネスに結びつけることを目指します。

 

SEOの関連用語

SEOと混同されがちな施策です。

 

関連用語 解説
AEO 自社サイトのページを応答エンジン上で露出させるテクニックのことです。Answer Engine Optimizationの略称で、応答エンジン最適化(アンサーエンジン最適化)と訳されます。応答エンジンには、AI検索、音声検索などが挙げられます。
VSO 自社サイトのページ情報を音声検索上に反映させるテクニックのことです。Voice Search Optimizationの略称で、音声検索最適化と訳されます。
SUO 検索エンジンではなくて、検索ユーザーに対してWEBサイトを構築するといった考え方やテクニックのことです。Search User Optimizationの略称で、検索ユーザー最適化と訳されます。
SEM 検索エンジン全般を利用した集客方法を指します。Search Engine Marketingの略称で、検索エンジンマーケティングと訳されます。SEMは、検索エンジン上のオーガニック検索結果のほか、リスティング広告も活用して集客する施策です。

 

WEBメディアの関連用語

WEBメディアの種類です。

 

メディアの種類 解説
オウンドメディア 企業が自社で保有するメディアのことです。オウンドメディアには、WEBメディア、アプリケーションなどさまざまな形式があります。主に、自社商品やサービスの認知を高めるために運用されます。
ECサイト Eコマースを利用したWEBサイトのことです。ECストアとも呼ばれます。サイト上で商品やサービスを販売するため、一般的には決済機能を実装しています。
ポータルサイト インターネット上のWEBページにアクセスする入り口の役割を担うWEBサイトを指します。代表的なサイトとしては、検索エンジンや口コミサイトが挙げられます。
LP(ランディングページ) 集客するためのWEBページ、入り口となるページの2つの意味があります。前者の場合は、コンバージョンページに誘導するために設置される単体のWEBページを指します。後者では、訪問ユーザーがはじめにアクセスするページを指し、主にアクセス解析で用いられます。

 

EC関連用語

EC(Eコマース)に関連する用語です。

 

EC用語 解説
EC(Eコマース) インターネット上の商取引することを指します。Electronic Commerceの略称で、電子商取引と訳されます。
EC物販 Eコマースを利用した物販活動のことです。活動のメリットとしては、物理的な立地条件がない、販路拡大につながるといった点が挙げられます。
ECモール 1つのWEBサイトにて、複数の販売者が商取引をおこなう形式のECサイトのことです。代表的なサービスとしては、Yahoo!ショッピングや楽天市場などが挙げられます。販売者としては、自社でECサイトを構築する手間を省けるといった利点があります。
クラウドEC クラウド上でECサイトを構築できるサービスのことです。ECサイトに必要な決済機能や注文機能を備えていて、自社でECサイトに必要なシステム開発を要しないという利点があります。
越境EC Eコマースを利用して、自社商品を国外に販売することです。自社商品を海外展開する際に用いられる販売手法です。
産直EC Eコマースを利用して、生産者が消費者に直接商品を販売することです。エンドユーザーに商品が届くまでに、仲介業者を挟まないので、低価格で販売できます。

 

メディアのWEBマーケティング用語

メディア別の適切なWEBマーケティングの施策です。

 

用語 解説
動画SEO 自社が配信する動画を検索エンジン上で上位表示させるテクニックのことです。自社や商品の認知を広まるといった利点があります。
Youtube SEO Youtube内の検索エンジンにて、投稿動画を露出させるテクニックのことです。投稿動画の露出を強化することで、自社のチャンネル登録や動画の再生回数が増加します。
データベース型SEO データベース型サイトに適切なSEO対策のことです。代表的なデータベース型サイトとしては、ECサイト、求人サイト、レシピサイトといったWEBサイトが挙げられます。
PESO WEBサイトにおける、メディアミックスのことです。具体的には、オウンドメディア、ペイドメディア、アーンドメディア、シェアードメディアの4要素を連携させる手法です。なお、PESOは、Paid / Earned /Shared / Ownedの4つの頭文字から構成されています。
LPO(ランディングページ最適化) ランディングページの訪問者を成果ポイントまで誘導するようにページをカスタマイズすること。Landing Page Optimizationの略称。

 

検索エンジンのSEO用語

検索エンジンの仕組みに関する用語です。

 

用語 解説
検索エンジン キーワードを入力することで、目的のWEBページを検索できるWEBサービスのこと。代表的なサービスとして、Google検索エンジン、Yahoo!、Bingが挙げられます。
アルゴリズム 検索エンジンの検索結果上にて、ランキングを決める際のルールや仕組みのこと。主に、Google検索エンジンのシステムを指します。
インデックス 検索エンジンにWEBページを登録すること。WEBページは、検索エンジンにインデックスされて、はじめて検索結果に表示されるようになります。用語の由来は、indexからきており、目次や索引と訳されます。
クローラー WEB上を巡回する検索エンジンのロボットのこと。WEBページは、クローラーに認知されて、はじめて検索エンジンのインデックスの候補に挙がります。
コアアルゴリズムアップデート Google検索エンジンのアルゴリズムが大幅にアップデートされること。コアアルゴリズムアップデートは、年に数回実施されて、検索結果のランキングに大きな影響を与えます。
ヘルプフルコンテンツシステム Google検索エンジンにおけるアルゴリズムの1つのこと。検索ユーザーにとって価値あるWEBページの評価を高めて、検索エンジン対策を中心に運用しているWEBサイトやページの評価を下げる仕組みを指します。
robots.txt WEBサイトを構成するテキストファイルの1つです。本テキストにプログラミングを記述することで、クローラーの動きを制限できます。
Googleハネムーン 新規サイト立ち上げ直後に、検索結果で上位表示される現象のこと。しかし、その効果は一時的なもので、すぐにサイト評価に適切な順位に変動する傾向にあります。
SGE 2023年にGoogle社が発表した生体AIを利用した検索体験のことです。従来の検索エンジンの検索結果の上段に、検索クエリに対する回答文をAIが生成して表示します。Search Generative Experienceの略称です。
App Indexing Google検索エンジンの機能の1つで、モバイル検索時にアプリを起動するリンクが表示されること。

 

検索方法や表示に関する用語

検索エンジンの検索方法や表示に関する用語です。

用語 解説
SERPs(検索結果) 検索エンジンの検索結果ページのことです。Search Engine Result Pagesの略称で、サープスと読みます。
SEOランキング 検索エンジンの検索結果に表示される検索順位のことです。上位100のWEBページをランクインページと表現されることがあります。
サジェスト 検索エンジンの検索窓にキーワード入力した際に表示される関連ワードのことです。サジェストには、検索エンジンで同時に入力されるワードが表示されます。
サジェスト汚染 検索窓にキーワードを入力したときに、ネガティブなサジェストワードが表示される現象のことです。企業や商品、特定の人物に対して、現実社会における信頼性に影響を与えることから問題視されました。
Google Discover ユーザーの過去の検索履歴から、興味や関心を持つテーマを予測して情報を提供するGoogleのサービスのことです。Google Discoverは、モバイル端末におけるGoogleアプリとGoogle Chromeで利用できます。
スニペット 検索結果に表示されるWEBページの情報のことです。通常は、WEBページのタイトル、リンク、ディスクリプション、URLが表示されます。
リッチスニペット スニペットに対して、情報が追加で掲載されたもののことです。追加で表示される要素としては、ページ内の目次リンク、画像データ、商品やサービス情報、レビュー情報などさまざまあります。
強調スニペット 検索結果の最上位に表示されるWEBページ内のテキストのことです。強調スニペットには、検索クエリに対する回答となるテキストがピックアップされて表示されます。
PAA 検索結果に表示されるコンテンツの1つのことです。「関連する質問」として、検索クエリに関する質問と回答がFAQ形式で掲載されます。PAAは、People Also Askの略称です。
オーガニック検索 検索結果に表示されるもののうち、リスティング広告を除いたランキング情報のことです。自然検索とも呼ばれ、SEO対策では、この枠に自社ページを表示させることを目的とします。
ユニバーサル検索 検索結果に表示される特殊な枠のこと。ユニバーサル検索に表示されるコンテンツには、カルーセル式のページ情報や地図情報などが挙げられます。
AND検索 検索エンジンで複数の単語を含むページを検索する手法のことです。2つ以上の単語を「A AND B」の要領で検索します。このほか、「A B」、「A + B」といった検索方法でも複数検索が可能です。
パーソナライズド検索 ユーザーの検索履歴に応じて、検索結果が変化する検索エンジンの仕組みのことです。検索履歴は、デバイス(ブラウザ)に保存されます。そのため、同一人物でも別のデバイスで検索すると、異なる検索結果が表示されることがあります。
セマンティック検索 ユーザーの検索意図を推察して、検索結果を表示する検索エンジンの技術のことです。セマンティック検索で表示される代表的なコンテンツとしては、店舗や企業情報、マップ情報、強調スニペットなどさまざまあります。
ゼロクリック検索 検索ユーザーが検索結果上に表示される情報で満足して、WEBページにアクセスしない検索手法のことです。ゼロクリック検索の要因となるものには、強調スニペット内のテキスト情報、店舗や企業の電話番号、週間天気情報など、さまざまあります。
有料検索 検索結果に表示される検索連動型のリスティング広告のことです。オーガニック検索の対となるコンテンツで、Paid Search(ペイドサーチ)とも呼ばれます。

 

内部対策のSEO用語

SEO内部対策の基本用語です。

SEO用語 解説
内部対策 SEO対策の一種で、WEBサイト内のコンテンツやシステムを改良する施策のことです。SEO内部対策は、コンテンツSEOとテクニカルSEOの2つの手法にわかれます。オンページSEOとも呼ばれます。
コンテンツSEO 原稿や画像データ、またはWEBページ構成を適切にして、ページ品質を高める施策のことです。高品質のページは、検索ユーザーにとって有用であることから、SEO面で注目されています。主に、コンテンツディレクターやSEOライターが担う業務です。
テクニカルSEO サイトのシステムや設計を適切にして、検索エンジンにサイト情報を正しく伝えるための施策のことです。いかに素晴らしいコンテンツを作ろうとも、検索エンジンにサイトが正しく評価されなければSEO対策としては不十分です。そのため重要な施策です。高い専門性が求められることから、主に、エンジニアが担当します。

 

コンテンツSEOの用語

コンテンツSEOに関する用語です。

 

SEO用語 解説
ユーザーファースト 検索ユーザーをもっとも大切にするという考え方のことです。Google社が提唱するものです。
ユーザビリティ WEB業界におけるユーザビリティとは、サイトの使いやすさを指します。検索ユーザーが使いにくいサイトと判断すると、離脱の原因となります。そのため、SEO対策でも重要なポイントの1つとして挙げられます。
ファーストビュー ユーザーがページに訪れた際に、最初にデバイスで表示される部分のこと。ファーストビューで表示される情報が検索意図と合致していない場合、ユーザーが直帰する可能性が高まるため、SEO対策では重視されています。Above the foldとも呼ばれます。
オリジナルコンテンツ 記事作成者の経験や取材を基にして作られた、独自性が高いコンテンツのことです。検索ユーザーにとって有益なオリジナルコンテンツは、検索エンジンから高く評価されます。そのため、コンテンツSEOのなかでも重要度が高い施策に位置付けられます。
エバーグリーンコンテンツ 長期期間にわたり、検索ユーザーにとって価値が高い状況を維持するコンテンツのことです。コンテンツは、時間経過で情報の鮮度が劣化しにくい点が特徴です。代表的なコンテンツとしては、ハウツー情報、専門用語の解説記事などが挙げられます。
キラーコンテンツ WEB業界におけるキラーコンテンツとは、集客や商品販売の起点となるコンテンツを指します。キラーコンテンツを作る条件としては、ユーザーに求められる価値ある情報を取得することが挙げられます。
リッチコンテンツ 動画や音声など、動的なコンテンツのことです。対して、テキストや画像データは、静的なコンテンツとして位置付けられます。
SEOキーワード WEBサイトやページを作成する際に、設定するキーワードのことです。SEO対策では、特定の検索キーワードの検索結果で自社ページを上位表示することを目的とします。
キーワード出現率 WEBページ内におけるSEOキーワードの含有率のことです。昔の検索エンジンでは、キーワード出現率をランキング要素にしていると考えられていたため、SEO対策の一環として捉えられていました。
検索意図 検索ユーザーが検索エンジンを利用する目的のことです。SEO対策では、検索ユーザーが満足するコンテンツを作ることが大切です。そのため、検索ユーザーの気持ちを汲み取る作業が重視されています。また、検索意図は、インテント(Intent)とも呼ばれます。
一次情報 独自の調査でえた情報のことです。一次情報は、オリジナルコンテンツを作るための情報源になります。そのため、SEO対策でも、極めて価値が高い情報として扱われます。
YMYL 検索ユーザーの人生に重大な影響を与える可能性がある情報のことです。YMYLは、Your Money or Your Lifeの略称で、Google社が提唱する概念です。Google検索エンジンは、YMYL領域のジャンルにおけるWEBページに権威性や信頼性を求めています。
E-E-A-T 検索エンジンによる、WEBサイトに対する評価基準の1つのことです。Google社が提唱する概念で、経験(Experience)、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)の4要素から構成されています。
オーソリティ(権威性) WEB業界でいうオーソリティとは、WEBサイトの権威性を指します。E-E-A-Tの1要素で、サイト評価に影響を与えます。
記事監修 WEB記事を監修することです。ページ内に作成者や監修者の個人情報を掲載することで、ページの情報に信憑性を持たせることが可能です。そのため、E-E-A-T対策の一環として注目されています。
検索ボリューム 検索エンジン上で、特定のキーワードが検索された回数のことです。検索ボリュームには、月間で検索された回数が表示されます。検索流入数の目安にもなることから、SEOキーワードを設定する際の参考として重宝されています。
検索クエリ 検索エンジン上で検索されたテキストのことです。検索クエリには、特定のワードのほか、質疑など文面のテキストも含まれます。
関連キーワード 検索キーワードに関連性が高いワードのことです。関連キーワードは、サジェストの候補に挙がるケースが多々あります。
ロングテールキーワード 複数キーワードで、かつ検索ボリュームが少なめのキーワードのことです。ロングテールキーワードを基にページを作ると、競合ページが少ないため検索上位を獲得しやすい利点があります。
SEOライティング SEO対策を考慮してWEBページを作成することです。主に、SEOライターが担当する業務です。また、WEBライティングとも呼ばれます。
リライト 公開したWEBページを書き換えることです。主に、ページの品質を高める、または、最新情報を反映するために実施します。
カニバリゼーション WEB業界におけるカニバリゼーションとは、1つのWEBサイト内に似たテーマのページが複数あることから、検索結果上で競合してしまう現象を指します。また、別名ではキーワードカニバリゼーションとも呼ばれます。
重複コンテンツ WEBサイト内に同じ内容のページが複数存在することです。また、サイト外に存在するコンテンツを指すこともあります。サイト内外を問わず、重複コンテンツが発生すると、SEO評価が下がるため注意が必要です。
トピッククラスター サイト内のページやコンテンツを整理することで、SEO評価を高める施策のことです。具体的な手法としては、ディレクトリの整理、内部リンクの強化などが挙げられます。
ユニットコンテンツSEO 1つのキーワードに対して、サイト内で網羅性を図るSEO対策のことです。東京SEOメーカー(本サイト)が提唱する造語です。
ワイヤーフレーム WEBサイトやページを作成する際の設計図のことです。サイト全体の場合は、WEBページ間の導線や機能も考慮して設計するため、膨大な資料になるケースがあります。
アンカーテキスト リンクに設置するテキストのことです。サイト訪問者にわかりやすいように、リンク先のページ内容を端的に説明した文面を配置します。
画像SEO WEBページ内に掲載する画像データを検索エンジンに好まれるように加工すること。原則的には、画像データの容量を小さくすることが推奨されます。また、画像検索最適化とも呼ばれます。
WebP 画像形式の一種のこと。Google社が開発した画像フォーマットで、圧縮率が高い点が特徴です。そのため、画像データの容量が小さくなりやすく、SEO対策の一環として、広く採用されています。
トンマナ WEBサイトなどコンテンツ全体のデザインやテイストに統一感を持たせること。tone and manner(トーン&マナー)の略語です。

 

テクニカルSEOの用語

テクニカルSEOに関する用語です。とくに、テクニカルSEOでは、専門用語が多いため、下記のとおり、項目をわけて紹介しています。

 

  • サイト構成
  • デザイン
  • リンク
  • サーバーやシステム設定
  • URLやドメイン

 

サイト構成

 

SEO用語 解説
サイト設計 WEBサイトを設計すること。適切に設計されたサイトは、検索エンジンに正しくコンテンツの情報が伝わりやすくなります。
カテゴリー WEBサイト内のページをグループに分けること。ページを整理することで、検索エンジンがWEBサイトの情報を正しくキャッチできるようになります。
タグクラウド WEBサイト内で扱っているテーマやキーワードをグループ化することです。タグを用いることで、サイト内の関連性が高いページをグルーピングできます。
ディレクトリ WEBサイト内の階層のこと。サーバー上においては、フォルダを指します。
サブディレクトリ WEBサイト内における、トップページ直下の階層のこと。
サイトマップ WEBサイトの全体像を示すファイルのこと。サイトマップには、HTMLサイトマップとXMLサイトマップの2つの種類があります。後者は、検索エンジンにサイト構造を伝えるもので、SEO対策の一環として利用されます。
コンテンツマップ WEBサイトの全体像を可視化するための設計図のこと。コンテンツマップを作成することで、サイト運営の担当者間で共有できますので、業務スケジュールを設計するうえで役立ちます。

 

デザイン

 

SEO用語 解説
レスポンシブデザイン アクセスした端末の画面サイズに合わせて表示するサイトデザインを切り替える技術のこと。サイト運営者は、パソコン、タブレット、モバイル、それぞれに向けたデザインを予め用意することになります。
UI ユーザーとWEBサイトの接点を指します。具体的には、ユーザーが端末を介して接する、コンテンツやページデザインといった、WEBサイトにおけるフロント部分のことです。
UX WEB業界でいうUXとは、サイトを利用したユーザーの感想や印象のこと。User Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略称です。
ファビコン WEBサイトを象徴するアイコンのこと。検索結果のスニペットやブラウザのタブなどに表示されます。また、Favorite icon(フェイバリットアイコン)の略称です。

 

リンク

 

SEO用語 解説
内部リンク WEBページからサイト内の別ページに誘導するリンクのこと。内部リンクを適切に配置することで、ユーザビリティ向上、回遊率の上昇、検索エンジンに対するサイト設計の伝達など、さまざまな利点が生まれます。
パンくずリスト WEBページの階層を示すナビゲーションの役割を担うリンクのこと。ユーザーは、パンくずリストを閲覧することで、閲覧しているページがWEBサイト全体のどこに位置付けられているのか把握できます。
グローバルナビゲーション WEBサイト全体のメニューリンクのこと。通常は、ページ内のヘッダーに配置されていて、サイト内のどのページからでもアクセスできるように設計されます。
ページネーション WEBページを分割することです。1つのテーマの記事ページを複数のページに分割して、1ページにおけるテキストを適量に調整する際に用いられます。
ディープリンク モバイル端末利用時に、アプリを自動起動できるリンクのこと。ユーザビリティが高まるほか、アプリの休眠ユーザーの復帰、コンバージョン施策といった効果も期待できます。
リンク切れ 存在しない、または非公開状態のページに対して設置されたリンクのこと。リンクをクリックすると、404エラーページが表示されます。デッドリンクとも呼ばれます。
クロールエラー クローラーがページの読み込みを失敗すること。原因としては、リンク切れ、サーバーエラー、クロール禁止の指示などが挙げられます。

 

サーバーやシステム設定

 

SEO用語 解説
サーバー処理 WEBサイトに対してアクセスされたときに、応答すること。サーバー処理を高速化することで、ページ表示速度が上昇して、ユーザビリティが高まります。
CDN インターネット上に点在するサーバーを利用して、効率的にWEBサイトのデータを送信する仕組みのこと。Content Delivery Network(コンテンツデリバリーネットワーク)の略称で、コンテンツ配信ネットワークと訳されます。
Cookie(クッキー) サーバーからユーザーの端末に送信されるデータの断片のこと。厳密には、ユーザーがWEB上で入力したテキストやログイン情報を指します。さらに、Cookieは、ブラウザに履歴として残ります。そして、次に同じページでログインするときにパスワードを入力する手間を省けます。
キャッシュ サーバーからユーザーの端末に送信されるデータの断片のこと。厳密には、閲覧したWEBページのテキストや画像データを指します。キャッシュは、ブラウザに保存されて、次回同じページを開く際に再利用されます。
ping送信 サーバーが検索エンジンに対して、新規記事や更新記事の情報を通知すること。検索エンジンが自社サイトの更新情報をキャッチする手助けとなり、インデックスされるまでにかかる時間を短縮する効果を見込めます。
HTTPS(SSL化) サーバーとユーザーの端末間で取り交わされるデータを暗号化する技術のこと。SSL証明を取得することで、第三者によるハッキングが盗聴を防げてWEBサイトのセキュリティが高まります。
コアウェブバイタル(Core Web Vitals) Google検索エンジンがWEBサイトを評価するための指標のことです。コアウェブバイタルは、FID(2024年3月からはINP)、CLS、LCPの3つの指標から構成されています。
レンダリング WEB業界におけるレンダリングとは、ユーザーの端末(ブラウザ)上にWEBページを表示することです。レンダリング速度を高めることで、ページ表示速度が上昇します。
JavaScript SEO JavaScriptを用いたSEO対策のこと。JavaScriptの記述を最適化することで、検索エンジンにサイト構成を正しく伝達できるようになります。
AMP モバイルページの表示速度を大幅に高める技術のこと。Accelerated Mobile Pagesの略称で、アンプ(AMP)と読みます。
PWA モバイルページをネイティブアプリのようにシームレスな操作性にする技術のこと。Progressive Web Apps(プログレッシブウェブアプリ)の略称です。
リダイレクト 指定のWEBページから別ページに転送する技術のこと。検索ユーザーやクローラーは、指定ページに移動すると転送先のページに強制移動されます。
302リダイレクト リダイレクトの一種のこと。「一時的な転送」であることを検索エンジンに伝える技術です。なお、対となる301リダイレクトは、「永久的な転送」を意味します。
403エラー アクセス禁止を示すHTTPステータスコードのことです。原因としては、閲覧権限の制限などが挙げられます。なお、正式には、403 Forbiddenエラーといいます。
502エラー サーバーの不具合を示すHTTPステータスコードのことです。原因は、サーバーの設定ミス、サーバー負荷によるアクセス制限などが挙げられます。正式には、502 Bad Gatewayエラーといいます。
EPO ページ内に設置したフォームに対するユーザーの入力作業を促す施策のことです。Entry Form Optimizationの略称で、入力フォーム最適化と訳されます。
API WEB業界におけるAPIとは、WEBサイトとクラウドサービスや外部のアプリケーションなどを連携させることです。APIを用いることで、外部ツールの一部機能をサイト内で利用できます。APIは、Application Programming Interfaceの略称です。
ディスクリプション WEBページの内容を60〜120文字程度のテキストで解説した文面のことです。ディスクリプションに設定したテキストは、検索結果のスニペットに反映されます。逆に、ページ内では表示されません。
構造化データ WEBサイト内のテキスト内容を定義するデータのこと。主に、検索エンジンに向けて作成されるもので、固有名詞や数列の意味を正しく伝達する効果を期待できます。
CMS WEBサイトの作成や運営を管理できるシステムのことです。代表的なCMSとして、WordPressが挙げられます。CMSは、Content Management System(コンテンツマネジメントシステム)の略称です。

 

URLやドメイン

 

SEO用語 解説
URL WEBページの場所を示す文字列のこと。URLの文字列は、プロトコル、ホスト、ドメイン、ディレクトリ、ファイルの5つの要素で構成されています。
IPアドレス ネットワーク上で、サーバーやパソコンといったコンピューターに割り振られる番号のこと。そのため、IPアドレスは、URL(ホストとドメイン)の基礎となる数列を指します。
ドメイン サーバーの場所を示す文字列のこと。IPアドレスを管理しやすいように文字に置き換えたもので、URLの一部分です。
ドメインエイジ ドメインが取得されてから現在に至るまでに経過した年月を指します。ドメイン年齢とも呼ばれます。
クロスドメイン 1つのWEBサイト内に複数のドメインが存在することです。代表的な事例としては、ECサイト本体のドメインと決済機能を有するページのドメインを分けているケースが挙げられます。
パーマリンク ページURLのこと。また、パーマリンクは、Permanent Link(パーマネントリンク)の略称です。
スラッグ ページURLの一部のこと。具体的には、新規ページ作成時に発行されるURL末尾の文字列を指します。
トレイリングスラッシュ ページURLの末尾のスラッシュ(/)のことです。トレイリングスラッシュありの場合はファイルを、なしの場合はディレクトリ(フォルダ)を指します。
パラメーター WEB業界でいうところのパラメーターとは、ページURL末尾に追加される文字列(値)を指します。具体的には、WEBページの動的な表示、アクセス解析時の効果測定などで用いられます。別名でURLパラメータとも呼ばれます。
ダイナミックサービング 端末の種類によって、適切なHTMLファイルをピックアップする技術のことです。モバイル対策の一種に位置付けられ、パソコンとモバイル端末で2種のデザインを用意したいときに利用されます。

 

外部対策のSEO用語

 

SEO用語 解説
外部対策 WEBサイト外の環境を利用してSEO対策すること。施策としては、被リンク施策とサイテーション施策に分けられます。また、別名ではオフページSEOとも呼ばれます。
外部リンク 自社サイトと外部サイトをつなぐリンクのこと。外部リンクには、自社サイトから外部に向けた発リンク、外部サイトから自社に向けた被リンクの2つの種類があります。
被リンク 外部サイトからリンクを獲得すること。良質な被リンクが増えるとSEO評価が高まります。そして、被リンクを集めるSEO対策を被リンク施策と呼びます。
発リンク 自社サイトから外部サイトに向けてリンクを設置すること。発リンク自体にSEO効果はないものの、適切な箇所に発リンクを設置するとユーザビリティが高まるといった利点があります。
サイテーション 自社サイトや商品が外部サイトで言及されること。被リンクほどではないものの、一定のSEO効果をえられます。
ドメインパワー ドメインが持つ権威性の指標のこと。主に、被リンクの質や数から算出されます。そして、ドメインパワーが高いほど、検索ランキングで上位表示しやすくなります。
UGC ユーザーが生成するコンテンツのこと。代表的なコンテンツとしては、動画サイトの配信、商品レビューのコメント投稿、SNSや掲示板のユーザーコメントなどが挙げられます。口コミ要素を含むことから、サイテーション施策として利用されるケースがあります。User Generated Contentの略称で、ユーザー生成コンテンツと訳されます。
Whois ドメインの登録者情報を提供するサービスのこと。ドメイン所有者として、自社情報を登録しておくと一般公開されます。代表的なサービスとしては、JPRSやJPNICが挙げられます。

 

WEBツール関連のSEO用語

WEBツールに関する用語です。

 

用語 解説
SEOツール SEO対策の作業で役立つツールのこと。SEOツールは、数多あります。そのなかでも、代表的なサービスとして、Google Search Console 、Google Analyticsが挙げられます。

 

SEOツールやサービス

具体的なSEOツールやサービス名をご紹介しています。

 

サービス名 解説
Google Search Console Google社が提供する、サイト分析ツールです。Googleとコミュニケーションをとることも可能で、サーチコンソールと読みます。
Google Analytics Google社が提供する、サイトのアクセス解析ツールです。2023年7月には、従来のユニバーサルアナリティクス(UA)のサービスが終了し、最新版のGoogle Analytics 4に完全移行されました。GA(ジーエー)と略されます。
Googleタグマネージャー Google社が提供する、サイトのタグ管理ツールです。WEBサイト運用にあたり、広告タグや計測タグが増えていきます。こうしたタグを一括でまとめて管理できます。GTMと略されます。
Googleトレンド Google社が提供する、話題のトピックやトレンドキーワードの調査ツールです。ユーザー属性や期間など、さまざまな切り口で絞り込みが可能です。
Googleビジネスプロフィール Google検索エンジンの機能の1つで、企業や店舗情報を掲載できるサービスです。Googleマップにも情報が載りますので、ローカルSEOやサイテーション施策時に効果を発揮します。
Googleスピードテスト Google社が提供する、インターネット回線の接続速度を計測するツールです。主に、ネットワーク上でトラブル発生時、原因を特定する際などに利用します。
PageSpeed Insights Google社が提供する、WEBページのページ表示速度を計測するツールです。WEBページの評価指標となるコアウェブバイタルの数値をチェックできます。
Google検索品質評価ガイドライン Google検索エンジンの品質評価者に向けたガイドラインです。本資料では、Google検索エンジンがWEBページを評価するポイントが掲載されています。そのため、SEO対策のヒントをえられます。
Google検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン) WEBサイト運用者に向けて、Google検索エンジンの仕様や適切なSEO対策について解説されているガイドラインです。検索エンジンにインデックスするための具体的な技術要件などが掲載されています。
Ahrefs(エイチレフス) 自社サイトのほか、競合調査ができる、Ahrefs社のSEOツールです。同社独自のSEO評価の指標となる、Domain Rating(DR)を提唱していて、被リンク対策に適しています。
Zapier(ザピアー) 複数のWEBサービスやアプリを連動して作業効率を高める、Zapier社が提供するWEBツールです。Googleカレンダー、ChatWork、WordPressなど、有名なツールに幅広く対応しています。
Semrush(セムラッシュ ) Semruch社が提供する、検索エンジン対策のSEMツールです。Semruchだけで、SEO対策、リスティング広告、SNS施策を一元管理できます。
SimilarWeb(シミラーウェブ) SimilarWeb社が提供する、競合サイトを分析できるSEOツールです。月間のPV、セッション、ユーザー属性、流入経路など、詳細なアクセス状況を閲覧できます。
Wayback Machine(ウェイバックマシーン) 非営利団体のInternet Archiveが提供する、WEBページの更新履歴をチェックできるWEBツールです。キャッシュを基に、ページの過去の姿を閲覧できます。
BASE(ベイス) BASE社が提供する、ネットショッピングの作成ツールです。ECサイトに必要な基本機能のほか、アクセス解析、デザインカスタマイズまで手軽におこなえます。
note note社が提供する、WEBページや画像データを配信できるプラットフォームです。noteはブログと比較して、SEOが強い点が大きな特徴となっています。
EC-CUBE(イーシーキューブ) イーシーキューブ社が提供する、ECショップの構築サービスです。EC-CUBEでは、クラウド版とダウンロード版の2つの提供方式が用意されています。そして、後者では、オープンソースで提供されますので、極めてカスタマイズ性が高いサービスとなっています。

 

WordPressの用語

WordPress(ワードプレス)に関する用語です。プラグインをメインに紹介しています。

 

用語 解説
WordPress WEBサイトを運用できるCMSです。一般の個人ブログとしても利用できますが、企業サイト、ECサイト、情報メディアなど、企業に採用されるケースも多々あります。
EWWW Image Optimizer 画像データを自動圧縮する、WordPressのプラグインです。アスペクト比率、データサイズ、ファイル形式を指定できます。
WP original Media Path 画像データのアップロード先を指定できる、WordPressのプラグインです。サーバー上で独自の方法で画像管理をしたい際に利用します。
Pretty Links 自社のドメインを利用して、短縮URLを生成できるWordPressのプラグインです。さらに、短縮URLを追跡して、クリック数を把握できます。
Table of Contents Plus WEBページの目次を自動生成する、WordPressのプラグインです。一般的には、目次をHTMLで記述する必要がありますが、WEBの初心者でも簡単に目次を実装できます。
Contact Form 7 WEBサイト内に問い合わせフォームを設置する、WordPressのプラグインです。また、問い合わせ者に対する自動返信メールの設定、サンクスページ(問い合わせメール送信後に表示されるページ)の設定が可能です。

 

アクセス解析の関連用語

主な、アクセス解析の手法です。

 

用語 解説
SEOモニタリング WEBページの検索ランキングやアクセス状況をチェックして、改善施策を練ること。具体的には、アクセス解析でえたデータを基に、課題をみつけて検索順位を高めるための施策を検討します。
UBA(ユーザー行動分析) 自社サイト内にて、ユーザーがどのような行動をしたかを分析すること。分析時には、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを利用します。
ヒートマップ 自社サイト内にて、ユーザーが起こした行動をグラデーションや色で表現する分析のこと。視覚的に理解できるため、WEBや分析に詳しくない人にもわかりやすいという利点があります。
CRO(コンバージョン率最適化) コンバージョン率を高めるために、サイト改修すること。ユーザー行動分析を通じて、改修ポイントを洗い出します。

 

Googleアナリティクスやサーチコンソールの指標

Googleアナリティクスなどに登場する、アクセス解析時の指標です。

 

用語 解説
PV(ページビュー) WEBページが開かれた回数のこと。Page Viewの略称です。媒体資料などにも記載され、メディア規模を表す指標としても用いられます。
UU(ユニークユーザー) WEBページに訪問した人数(端末数)のこと。Unique Userの略称です。
セッション WEBページに対するユーザーの訪問回数のこと。
滞在時間 WEBサイトに滞在している時間のこと。滞在時間が長いほど、ユーザーはサイトのコンテンツに価値を見出して、利用している可能性が高くなります。
CV(コンバージョン) WEBページに設定された成果地点のこと。代表的な例としては、広告クリック、商品購入、資料請求、問い合わせなどが挙げられます。
CVR(コンバージョン率) コンバージョンに至る割合のこと。計算方法は、「アクセス数÷CV数」で割り出します。
CTR(クリック率) クリックに至る割合のこと。計算方法は、「アクセス数÷CV数」で割り出します。
離脱率 WEBサイトから離れたユーザーの割合のことです。計算方法は、「PV数÷ユーザー数」で割り出します。
トラフィック WEB業界でいうトラフィックとは、アクセス数のこと。用語の由来は、Trafficからきており、交通や通行の意味を持ちます。
アシストコンバージョン コンバージョンのきっかけになる行動のこと。代表的なアシストコンバージョンとしては、コンバージョンページに対するクリックが挙げられます。
プロパティ名 Google Analyticsの用語で、登録するWEBサイトの名称のことです。Google Analyticsには、複数のサイトを登録できて、プロパティごとに解析データが管理されます。
カスタムディメンション Google Analyticsの機能で、独自のディメンションを設定すること。ディメンションとは、アクセス解析でえたデータの属性や分析の切り口を指します。
Googleシグナル Google Analytics 4の機能で、異なる端末からのアクセスを同一人物によるアクセスとして集計することです。その条件は、異なる端末で同一のGoogleアカウントを利用するというものです。
not provided Google Analyticsの用語で、情報を提供できない旨を示します。具体的には、サイトに対するキーワード流入が不明である場合に表示されます。
インデックスカバレッジ インデックス状況を調べられる、Google Search Consoleの機能のこと。自社サイトでインデックスされているページのほか、インデックスされていない原因などをチェックできます。

 

WEB広告のSEO用語

WEB広告の関連用語です。主に、広告の種類を紹介しています。

 

WEB広告用語 解説
アフィリエイト広告 成果報酬型のWEB広告のこと。一定の条件を満たすことで、広告主から広告掲載メディアに対して報酬が支払われます。
リスティング広告 検索キーワードに連動して検索エンジン上に表示されるWEB広告のこと。検索連動型広告とも呼ばれます。
インストリーム広告 動画再生中に表示されるWEB広告のこと。代表的な例としては、Youtubeの動画広告などが挙げられます。
バナー広告 広告コンテンツとして画像や動画を採用したWEB広告のこと。テキストだけでなく、視覚的に訴求できる点が強みとなっています。
パーソナライズド広告 ユーザーの履歴を基に配信広告を変更するWEB広告のこと。過去の行動から、ユーザーが興味を持つものを推察して合致する広告が配信されます。
PPC広告 クリックを成果地点においた、成果報酬型のWEB広告のこと。広告がクリックされると、報酬が発生します。Pay Per Clickの略称です。
アドネットワーク広告 複数の広告主とメディアを集めて、広告ネットワークを形成して配信するモデルのWEB広告のこと。配信するメディアの特徴を踏まえて、親和性が高い広告が自動配信されます。
インフィード広告 一般コンテンツに溶け込ませるように配信されるWEB広告のこと。WEBコンテンツのデザインに広告枠や広告クリエイティブを合わせます。
リターゲティング広告 2回以上訪問したユーザーに配信するWEB広告のこと。ECサイトなどでよく使われる手法で、商品やサービスに興味を持つ人物にターゲットを絞り込みアプローチします。
ディスプレイ広告 WEB上の広告枠に表示される広告のこと。広告枠に応じて、掲載される広告クリエイティブが異なり、画像、動画、テキストなどさまざまな形式のコンテンツがあります。
Amazonアソシエイト 大手ECサイトのAmazonが扱う商品を対象としたアフィリエイト広告のこと。広告を経由して、Amazonで商品購入されると、報酬が発生します。
Yahoo!広告 検索サービスのYahoo! JAPANに表示されるリスティング広告のこと。国内においては、Google広告と対をなすサービスです。
楽天アフィリエイト 大手ECサイトの楽天市場が扱う商品を対象としたアフィリエイト広告のこと。楽天市場の商品購入が成果ポイントに設定されます。
CPC(クリック単価) PPC広告における、クリック単価のこと。Cost Per Clickの略称で、平均クリック単価と訳されます。
CPA(顧客獲得単価) アフィリエイト広告における、成果地点達成の単価のこと。Cost Per Action(Cost Per Acquisition)の略称で、Actionには、さまざまなコンバージョンの成果地点が設定されます。
IMP(インプレッション) WEBページや広告が表示された回数のこと。一部のWEB広告では、広告の表示回数に応じて報酬が発生するモデルがあります。
アフィリエイター アフィリエイト広告で収益をえている個人を指します。アフィリエイターには、最低でも、WEBサイト制作、SEO対策、広告運用の3つのスキルが求められます。

 

マークアップ言語の関連用語

マークアップ言語に関する基本用語です。

 

用語 解説
HTML ブラウザ上でWEBサイトやページを表示させるマークアップ言語のこと。マークアップ言語とは、文章の構造や視覚の表現を指定するコンピュータ言語を指します。また、HyperText Markup Languageの略称です。
HTML Living Standard WHATWG(ワッドダブルジー)と呼ばれる団体が策定したHTMLの規格のことです。WHATWGは、Apple社、Opera社、 Mozilla社で構成されています。
CSS WEBサイトやページのデザインを指定するマークアップ言語のこと。Cascading Style Sheetsの略称です。
W3C WEB技術の規格を策定する非営利団体のこと。400以上のIT企業や団体で構成されています。World Wide Web Consortiumの略称です。
タグ WEB業界におけるタグとは、HTML言語などの命令文を指します。指定するタグの種類によって、ページ内のコンテンツの扱われ方が変化します。

 

HTML言語のタグ

SEO対策として、HTMLで用いられるタグです。

 

タグ名 解説
aタグ リンクを設置する際の指定タグのこと。ページ内に外部リンクと内部リンクを設置する際に利用します。
canonicalタグ インデックスしたい正式URLを指定するタグのこと。サイト内に発生する重複コンテンツ対策の一環として利用されます。なお、カノニカルと読みます。
alternateタグ モバイルページのURLを検索エンジンに伝えるためのタグのこと。パソコンページとモバイルページのURLを分けている場合に用いられます。
hタグ ページ内で見出しを設置する際の指定タグのこと。h1〜h6まで6つのタグがあり、数字が小さいほど、重要度が高い見出しとなります。別名では、見出しタグとも呼ばれます。
引用タグ 外部サイト情報の引用を表すタグのこと。引用した文章をタグで指定します。引用はタグには、blockquoteタグ、qタグ、citeタグの3つの種類があります。
emタグ ページ内テキストで強調する単語やセンテンスを指定するタグのこと。強調タグにはいくつか種類がありますが、emタグでは指定テキストを斜体で表示できます。
divタグ ページ内コンテンツをグループ化するタグのこと。利用用途としては、コンテンツに対して、一括でデザイン指定したいケースが挙げられます。
spanタグ ページ内の一部のテキストをグループ化するタグのこと。主に、テキスト内の単語やセンテンスに対してデザイン指定したいケースに用いられます。
metaタグ WEBページの情報を検索エンジンに伝えるためのタグのこと。headタグと呼ばれる、HTMLの冒頭に設置するタグ内に記述します。metaタグでは、ページタイトル、ディスクリプション、外部データの読み込みなどを指定できます。
meta description WEBページ内容の要約文を検索エンジンに伝えるためのタグのこと。meta descriptionに指定したテキストは、検索結果のスニペット内に表示されることがあります。

 

HTML言語の属性や値

SEO対策として、HTMLで用いられる属性や値です。

 

属性名や値 解説
alt WEBページ内の画像データに文字情報を追加するための属性のこと。imgタグに対して記述します。検索エンジンは、画像データの内容を完全に理解することが困難であるため、説明文を添えてあげることで正しい情報を伝えられます。
nofollow WEBページ内に設置したリンク先を検索エンジンが辿らないように指示するための属性のことです。書き方は、aタグやmetaタグ内に記述します。用途としては、自社ページのドメインパワーを競合ページに付与したくないケースなどに利用します。こうしたことから、逆のケースでnofollow設定された外部ページの被リンクには、SEO効果がありません。
noindex WEBページを検索エンジンがインデックスしないように指示するための属性のことです。該当ページのmetaタグ内に記述します。主に、コンテンツ品質が低いリストページや会員向けページ、テストサイトなどに設定します。
viewport WEBページの表示領域を指定する値のこと。レスポンシブデザイン導入時に、端末ごとの表示領域を指定する際などに利用します。

 

ペナルティやセキュリティの関連用語

ペナルティとセキュリティ関連の用語です。下記のとおり、項目をわけています。

 

  • ペナルティ
  • セキュリティ

 

ペナルティの用語

 

用語 解説
ホワイトハットSEO 検索ユーザーを考慮した適切なSEO対策のこと。コンテンツ品質の向上、システム不具合の修正などを指します。
ブラックハットSEO 検索エンジンの仕組みを逆手にとる不適切なSEO対策のこと。ブラックハットSEOは、効果をえられないばかりか、ペナルティの対象になりえます。
スパムサイト 検索ユーザーや外部サイトに対して、迷惑な行為を繰り返すWEBサイトのことです。具体的には、ブラックハットSEOや外部サイトのコンテンツを剽窃するといった行為が挙げられます。
スパムリンク 品質が低いページから自社サイトにリンクを設置されることです。通常は、被リンクを獲得するとSEO効果をえられます。ただし、低品質ページによる被リンクはマイナス評価の原因になります。ブラックハットSEOに該当します。
隠しリンク ユーザーが視認しづらいリンクを設置すること。具体的には、極めて小さな文字サイズ、背景に溶け込む文字色、アンカーテキストにピリオドを使うなどの行為を指します。ブラックハットSEOの一種です。
逆SEO 外部サイトのSEO評価を下げる行為のこと。シーンとしては、競合サイトや自社の風評被害につながる情報サイトの検索順位を下げる、といった目的で利用されます。SEO対策としては、グレーとなる施策です。
クローキング 検索エンジンと検索ユーザーに異なる情報を提供する仕様のWEBページのこと。検索エンジンを欺く施策のため、ブラックハットSEOに位置づけられます。
IP分散 複数のサイトを運用して、それぞれのサーバーをわけることでIPアドレスを分散すること。検索エンジンは、同一のIPアドレス(サーバー)による被リンクを自演のリンクと判断するケースがあります。IP分散は、それを防ぐためのテクニックなのですが、やり方を誤るとペナルティの原因になります。
ドアウェイページ コンテンツ品質が極めて低く、かつコンパージョンページに対する誘導URLのみを設置するWEBページのこと。また、地域名や固有名詞だけを入れ替えて、似たようなランディングページを量産するケースもドアウェイページに該当します。なお、ドアウェイページは、Google検索エンジンのガイドラインで禁止されています。
ステルスマーケティング(ステマ) WEB広告を一般コンテンツと偽ることです。手法としては、企業の関係者が一般人を装ってレビュー投稿する、著名人が企業から金銭を受け取り商品を取り上げる、といった行為が挙げられます。ユーザー(消費者)を欺く行為であるため、国内でも2023年に法律で禁止されています。
DMCA デジタルコンテンツの著作権に関する、アメリカで制定された法律のこと。自社のコンテンツを剽窃されたときに通報すると、剽窃先のコンテンツがGoogle検索エンジンから削除されます。Digital Millennium Copyright Actの略称で、デジタルミレニアム著作権法と訳されます。

 

セキュリティの用語

 

用語 解説
サイバーセキュリティ インターネット上における、自社のデジタルデータを守ることです。具体的には、コンピュータウィルス、不正アクセス、DoS攻撃(サーバー負荷)を防ぐ施策を指します。
Basic認証 WEBページに対するアクセスを制限すること。代表的な事例としては、WEBサイトの管理ページ(CMS)や会員ページに対するパスワード設定が挙げられます。

 

デジタルマーケティング会社関連の用語

デジタルマーケティング会社やサービスの種類をご紹介しています。

 

SEO会社やサービス名 解説
SEO対策会社 SEO対策に関するサービスを提供する企業のこと。会社の所属メンバーは、SEOに対する高度な知識やスキルを有しています。
格安SEO対策 低価格でSEO対策のサービスを提供すること。一般的に、SEO対策のサービス料金は、スタッフの工数に応じて設定されます。そのため、一般相場と比較して安価なサービスは、お試しサービスとして利用されるケースがあります。
WEB広告代理店 WEB広告の運用を担う企業のこと。WEB広告の配信システムを提供するサービス、WEB広告の運用を代行するサービスなどがあります。
WEBコンサルティング WEBサイトに関する施策をアドバイスするサービスのこと。そして、その役割を担う職業をWEBコンサルタントと呼びます。WEBコンサルタントは、WEBサイト全般に対する高い知識やスキルを有しています。
SEOコンサルティング WEBサイトやページのSEO対策に関するアドバイスをするサービスのこと。具体的には、検索エンジン上で上位表示するための提案をします。SEOコンサルタントは、WEBコンサルタントの一種ですが、SEOに対する知見に特化しています。
ライティング代行 WEB記事の作成を代行するサービスのこと。具体的には、SEOを考慮した記事、またはコンバージョンを高めるための記事を作成します。

 

WEB関連の職種

WEB業界の職種をご紹介しています。

 

職種 解説
SEOコンサルタント SEOコンサルティングを担当する職種のこと。SEOに対する知見はもちろんのこと、WEB業界や広告に関する知識が求められます。さらに、ベテランのSEOコンサルタントになると、プログラミング、クライアント企業の業界知識など幅広い知識を持っています。
WEBマーケター WEBマーケティングを担当する職種のこと。基本的にはマーケティング担当者であるため、自社商品の市場、流通、広告宣伝、顧客ニーズ、社会情勢など、幅広い知識が求められます。さらに、WEBコンテンツやトレンドに対してアンテナを巡らす姿勢が必要です。
WEBライター WEB記事を作成するライターのこと。SEO知識やライティング技術、記事テーマに対する知見が求められます。SEOライターとも呼ばれます。

 

まとめ

SEOコンサルタントSEO対策やWEBマーケティングを進めるうえでは、専門用語に対する知識が不可欠です。とくに、WEBサイトの担当を任された方にとって、社内会議、商談時などでSEO用語を利用する場面が多々あります。そこで、まずはSEOの基礎知識として、本ページで紹介した用語を1つ1つ覚えていってください。それぞれ用語に関しては、リンク先の記事で詳しく解説しています。必要に応じて、リンク先の記事もチェックしてみてください。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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