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SEO対策で活用すべきソフトとは?目的別に8項目から厳選して紹介

SEO対策で活用すべきソフトとは?

SEO対策を効率化させる際に欠かせないものが、SEO対策に特化したソフトです。SEOの検索上位に表示させるにはさまざまな対策が必要ですが、すべてを管理することは簡単ではありません。

 

また対策すれば良いわけではなく、日々の効果検証や競合分析も重要になります。

 

SEOコンサルタントそこで本記事では、SEO対策で活用すべきソフトについて、目的別に8項目から紹介していきます。全くの初心者であれば、SEOとは?最新SEO対策ガイド【上位表示の対策を解説】2022年度版を先に一読してからこのページを読んでください。

 

SEOコンサルティング

SEO対策のソフトとは

 

SEO対策のソフトとは、キーワードボリュームやWebサイト内の情報など、SEO対策を行う際に役立つデータを活用できるソフトのことです。

 

SEOでは対策内容が幅広く、すべての情報を把握することは簡単ではありません。特にコンテンツ量の多いWebサイトの場合、コンテンツごとに検索順位や内部リンク数などを調査することは相当な時間と労力を費やすでしょう。

 

しかしSEO対策ソフトを活用することで、時間や労力をかけずに情報を取得でき、具体的な対策点や改善点を把握できます。またソフトであれば専門的な知識を必要としないため、SEOに関する知識が少ない方でも十分に活用できる点が特徴です。

 

SEO対策ソフトの種類

 

SEOでは数多くの対策内容があるように、SEO対策ソフトでも目的に応じてさまざまな種類が存在します。

 

主なSEO対策ソフトの種類は、以下の5つです。

 

  • キーワード調査ソフト:検索ボリュームや関連語など、キーワード対策時に役立つソフト
  • 検索順位チェックソフト:SEOの表示順位を確認する際に役立つソフト
  • SEO内部対策ソフト:SEO内部対策に必要なWebサイトの情報を取得できるソフト
  • SEO外部対策ソフト:SEO外部対策に必要なWebサイトの情報を取得できるソフト
  • コンテンツSEO対策ソフト:コンテンツ制作に必要な情報を取得できるソフト

他にもSEO対策では、競合サイト分析やコピペチェックのソフト、そしてGoogle公式ソフトも活用できます。

 

またソフトには無料と有料が存在するため、機能面を確認したうえで必要な種類を選択しましょう。

 

キーワード調査ソフト

 

キーワードの調査ソフトは、SEOで検索上位に表示するためのキーワードや、検索流入の見込めるキーワードについて調査するソフトです。

 

関連語やサジェストキーワードなど、キーワードに関連する情報も取得できるため、検索キーワードを効率良く調べる際に活用すべきソフトになります。

 

ここでは、キーワード調査ソフトについて解説していきます。

 

Googleキーワードプランナー

 

キーワードプランナー

GoogleキーワードプランナーはGoogle広告でキーワードを設定する際に活用する無料ソフトですが、SEO対策でも十分に活用できる機能が備わっています。

 

主な機能は以下のとおりです。

  • 月間平均検索ボリュームの表示
  • メインキーワードと関連するキーワードの表示
  • 対象キーワードの競合性

また正確な検索ボリュームを調べられることがキーワードプランナーの特徴です。ただし活用にはGoogle広告の出稿が条件となるため、広告アカウントが必要な点には注意をしましょう。

 

ラッコキーワード

 

ラッコキーワード

ラッコキーワードはサジェストキーワードや関連語を確認する際に役立つ無料ソフトです。情報が一括表示されるため、キーワードを見やすい点が特徴になります。

 

主な機能は以下のとおりです。

 

  • サジェストキーワードの表示
  • 関連語の表示
  • メインキーワードのトレンドを表示
  • 見出し抽出機能(検索1位〜10位)
  • メインキーワードの共起語を表示

このように無料ながらキーワードに関する多くの情報を取得できるため、キーワード調査には欠かせないソフトといえるでしょう。またサジェストキーワードをキーワードプランナーに一括コピーすると検索ボリュームを調査できるため、他のソフトとの併用もおすすめです。

 

KEYWORD FINDER

KEYWORDFINDER

KEYWORD FINDERは有料(月額5万円〜)ですが、前述のキーワードプランナーとラッコキーワードの機能を網羅しているソフトになります。

 

主な機能は以下のとおりです。

 

  • 月間検索数の表示
  • SEOなにどの表示
  • 関連キーワードの関連度表示

キーワードを登録すると自動で取得され、SEO対策に効果的なおすすめキーワードも分類されます。実際にWebサイトへ流入しているキーワードも確認できるため、対策キーワードを調査する際はおすすめのソフトです。

 

検索順位チェックソフト

 

検索キーワードごとにWebサイトが何位に表示されているのかを確認できるのが、検索順位のチェックソフトです。SEOの順位は検索アルゴリズムによって決められているため、常に変動しています。

 

したがって手動で実際に検索して確認することは現実的ではないでしょう。また検索順位はSEOの効果を判断する重要な材料となるため、SEO対策のなかでも検索順位チェックは欠かせないソフトになります。

 

ここでは、検索順位のチェックソフトについて解説していきます。

 

SEOチェキ!

 

SEOチェキ

SEOチェキ!は検索順位やキーワードの出現頻度など、SEOに関するさまざまな情報を取得できる無料ソフトです。

 

主な機能はこちら。

 

  • 検索順位の確認
  • キーワードの出現頻度の表示
  • Whois情報
  • WebサイトのSEO対策を確認

検索順位では、一つのURLに対して3つのキーワードまでが同時検索できます。GoogleとYahoo! JAPANでの検索順位が表示され、取得時間の短さが特徴。

 

キーワードの出現頻度では、一つのページ内で使用率の高いキーワードが順番に表示される仕組みとなります。

 

Rank Tracker

 

SEORANKTRACKER

Rank Trackerは日時を指定することで、自動で検索順位を計測できるソフトです。無料版も存在しますが機能は大幅に制限されるため、有料版(年額$149〜)の利用をおすすめします。

 

有料版で活用できる主な機能は以下のとおりです。

 

  • 自サイトの検索順位チェック
  • 競合サイトの検索順位チェック
  • 計測するキーワードの管理機能
  • 計測するキーワードの日時予約機能

自サイトだけでも日時予約やキーワードの管理と十分な機能が備わっていますが、Rank Trackerの最大の特徴は競争サイトの順位も確認できる点です。対策キーワードの傾向などを分析できるため、改善が必要な記事は即座に対策できます。

 

SEO内部対策ソフト

 

SEOの内部対策ソフトでは、サイト設計やタグ設定など、Webサイト内部に関するSEO対策の状況について調査できるソフトです。確認すべき項目が多いため、ソフトの活用によってもらすことなくSEO対策を実施できます。

 

ここでは、SEO内部対策ソフトについて解説していきます。

 

Screaming Frog SEO Spider

 

screaming flog

Screaming Frog SEO Spiderは、WebサイトをクロールしSEOの内部対策に関する情報を一覧で確認できるソフトです。無料版でも十分に活用できますがクロール可能なURLが500件までとなるため、大規模なWebサイトの場合は有料版(年額約2万2千円〜)をおすすめします。

 

主な機能はこちら。

 

  • ページタイトル・メタディスクリプションの分析
  • リンク切れ・リダイレクトの検出
  • XMLサイトマップの生成
  • meta robotsの検出
  • 重複コンテンツの検出

使用方法も専用アプリをインストールし該当URLを入力するだけのため、SEOの知識がない初心者の方にもおすすめです。

 

MIERUCA 

 

mieruca

MIERUCAはWebサイトにおけるSEO対策の現状確認や、具体的な改善点の提案機能が備わっているソフトです。

料金プランは3つ用意されており、おすすめはスタンダードプラン(月額15万円・初期費用10万円)になります。

 

主な機能はこちら。

 

  • SEO対策の現状確認
  • SEO対策の問題点・課題点の視覚化
  • 競争サイトの検索流入分析

他のソフトと比べて高額な費用となりますが、国内でも数多くの大手企業が導入しており機能面やサービス面で定評があります。ソフトを活用して本格的なSEO対策を行いたい場合にはおすすめです。

 

SEO外部対策ソフト

 

SEOの外部対策ソフトでは、被リンク数やリンク元の確認など、Webサイト外部に関するSEO対策の状況について調査できるソフトです。GoogleではWebサイトの評価基準として被リンク数も重視しているため、SEOでは欠かせない対策になります。

 

ここでは、SEO外部対策ソフトについて解説していきます。

 

Link Explorer

 

moz

Link Explorerは世界的に有名なMoz社が提供しているソフトになり、独自の基準によってSEO対策の評価を行っていることが特徴です。無料版と有料版($179)がありますが、基本的な活用であれば無料版で問題ありません。

 

無料版の主な機能は以下のとおりです。

 

  • 被リンク数・ドメインランクの表示
  • 影響力の強いリンク先・リンク元のURL表示
  • 被リンク数の増減を表示
  • スパムスコア順にリンク先を表示

自社・競合サイトにおいて、被リンクやドメインに関する情報を取得できるため、市場分析では非常に有効活用できるソフトです。

 

Majestic SEO

 

majestic

Majestic SEOも被リンク解析や独自の評価基準などLink Explorerと似た特徴のソフトですが、日本語対応しており活用しやすい点が最大の特徴です。

 

主な機能はこちら。

 

  • 競合サイトとの比較
  • 指定ページの被リンクを一括確認
  • ドメインの品質レベル確認

またMajestic SEOは見やすさや分かりやすさにもこだわっており、分析内容をビジュアルで簡単に判断できることがポイント。料金は3プランありますがLITEは月額$49.99〜利用可能なため、比較的はじめやすいソフトです。

 

コンテンツSEO対策ソフト 

 

コンテンツSEOの対策ソフトは、検索上位へ表示させるためにコンテンツに必要な要素を分析するソフトです。コンテンツSEOでは自社内の対策だけでなく競合との比較も重要なため、さまざまなデータを分析できるソフトの活用は必須といえるでしょう。

 

ここでは、コンテンツSEO対策ソフトについて解説していきます。

 

Pascal

 

pascal

PascalはSEOで上位表示しているWebサイトを分析し、各ページの共通点や改善点を表示するソフトです。分析はリアルタイムで行われるため、新鮮な情報を効率良く確認できます。

 

主な機能は以下のとおりです。

 

  • 流入の見込めるキーワードの提案
  • 競合分析による記事構成案の提案
  • キーワードの検索回数や検索順位を表示
  • 独自の評価基準に基づく競合分析

Pascalでは詳細な情報もまとめて表示できるため、SEOの初心者からプロまで幅広く活用できるソフトです。利用には月額(6万円〜)料金が発生しますが、機能面で考えると導入する価値は大いにあるといえます。

 

EmmaTools

 

emmaツール

EmmaToolsはコンテンツの質を自動で分析し、SEOライティングのサポートを行うソフトです。具体的な分析データにもとづいたライティングが可能なため、質を維持できる点がポイント。

 

具体的な機能は以下のとおりです。

 

  • 関連キーワードの自動提案
  • SEO項目の採点・改善点の提案
  • コンテンツスコア・文字数・キーワード使用率などの採点

ライティングはSEOに直結する要素のため、質が低い場合はEmmaToolsを活用し安定化を図ってはいかがでしょうか。

 

Google公式ソフト

 

Googleには無料で活用できる公式ソフトが揃っており、Webサイトの基本情報を取得するためには欠かせません。前述までと同じ機能もありますが、公式ソフトはどのWebサイトでも連携しておくようにしましょう。

 

ここでは、SEO対策で重要な2つのGoogle公式ソフトを解説していきます。

 

Google Analytics

 

googleアナリティクス

Google AnalyticsはWebサイトのアクセス解析を行うためのソフトです。取得できる情報量が多く、他の解析ソフトに負けない多機能な点が特徴になります。

 

基本的な機能は以下のとおりです。

 

  • アクセスしてきたユーザーの属性を表示
  • ユーザーの流入元を表示
  • アクセスの多いページを確認
  • 設定した目標の情報収集・分析

またユーザーの行動も確認できるため、ページやWebサイト内部の改善を行う際はGoogle Analyticsを軸に行いましょう。

 

関連記事: Googleアナリティクスの登録方法から初期設定までを解説

 

Google Search Console

 

googlesearchconsole

Google Search Consoleはユーザーがアクセスする以前の情報を取得できるソフトです。そのためGoogle Analyticsとは取得できる情報に差があります。

 

基本的な機能は以下のとおりです。

 

  • 検索キーワードの状況確認
  • Googleペナルティの確認
  • 被リンクの確認
  • Webサイト内のエラー確認

ユーザーの検索クエリやクリック率を確認できるため、Webサイトへのアクセス増加を目的とする際は、Google Analyticsを軸に改善しましょう。

 

関連記事: GoogleSearchConsole(グーグルサーチコンソール)とは?導入方法と使い方

 

その他のSEO対策ソフト

最後に前述までの機能とは別物ではあるものの、SEO対策では重要なソフトについて解説していきます。

 

SimilarWeb

 

similarweb

SimilarWebはアクセス数や流入元など、競合サイトの基本情報から詳細な情報までを調査できるソフトです。

Webサイトの基本情報は網羅しているため、競合サイトであってもさまざまな分析が可能になります。

 

具体的な機能は以下のとおりです。

 

  • アクセス数やアクセスが多い国など、アクセス状況の確認
  • 競合サイトへの流入元や流入サイトの確認
  • アクセスを集めている検索キーワードの確認
  • アクセスしてきているユーザーの属性を確認

無料版では機能面で劣ってしまうため、活用する際は有料版(月額$199〜)をおすすめします。他のソフトではここまで詳細に競合分析をできる機能が備わっていないため、有料でも導入する価値は大いにあるでしょう。

 

CopyContentDetector

 

copyツール

CopyContentDetectorはコピーコンテンツを確認するためのソフトです。SEOにおいてコピーコンテンツはペナルティの対象となるため、かならず避けなければいけません。そのためコンテンツを投稿する際は、一度CopyContentDetectorで確認することをおすすめします。

 

主な機能はこちら。

 

  • 入力した文章のコピー確認
  • 登録したテキスト同時の比較確認

無料版では1回4,000文字までの活用となります。文字を入力するだけのため、非常に使いやすいソフトといえるでしょう。

 

まとめ

SEOコンサルタント本記事ではSEO対策で活用すべきソフトについて、目的別に8項目から紹介してきました。SEOでは内部対策・外部対策、そしてコンテンツ対策と多くの対策項目が存在します。検索上位に表示させるにはどの対策も必要不可欠な要素となるため、活用できるソフトは積極的に導入しましょう。まだ何も導入していないばあいであれば、まずはGoogle公式ソフトの活用からおすすめします。

 

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この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、10期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで1000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

 

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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