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SEO集客とは?SNSと広告の集客との違いやメリットデメリットについて解説

SEO集客SEO集客とは、広告をかけずにGoogle検索などの自然検索(オーガニック検索)経由でWEBサイトにユーザーを集める集客方法です。SEO集客を行うことで、効率的に幅広い層に自社製品やサービスを知ってもらえるようになります。WEBの集客方法には、SEO以外にも、リスティング広告やSNSによる集客などもあります。

 

amano_portraitそこで本記事では、SEO集客と他の集客方法の違いからSEO集客のメリットやデメリットまで解説します。後半は、実際にSEO集客を始めたい人向けにコンテンツ記事の作成ポイントもあわせて紹介します。本記事を最後までお読みいただくことで、SEO集客のやり方を知り活用できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

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SEO集客とは?

SEO集客とは、自然検索によるWEBサイトへの集客です。検索エンジンでの上位表示に成功すれば、サイトへのセッション数が増え問い合わせが増えます。SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化の略で、サイトを自然検索結果で上位に表示するために企業はSEO対策を積極的に行います。

おすすめ記事:SEOとは?[2024年最新のSEO対策]検索エンジン最適化ガイド

企業が上位表示させることにこだわる理由は、「クリック率」にあります。

 

2020年7月のSISTRIX社の収集データによると、次のように発表されています。

 

  • 検索順位が1位:クリック率28.5%
  • 検索順位が2位:クリック率15.7%
  • 検索順位が3位:クリック率11.0%

検索順位とクリック率は密接に関わっているため、検索結果の上位に表示させることで、訪問者数やコンバージョンを伸ばすことが可能です。SEOのランキング順位とクリック率をみるだけでいかにSEOで上位表示をすれば集客に成功するかがわかります。

 

 

SEO集客に使用されるサイトの種類

SEOを使った集客と相性が良いとされるサイトの種類には、次のようなものがあります。

 

  • オウンドメディア
  • サービスサイト
  • コーポレートサイト

 

以下では、SEO集客に使用されるサイトの種類とその特徴について詳しくご紹介します。

 

オウンドメディア

オウンドメディア(Owned Media)とは、企業が所有しているメディアやサイトのことをいいます。広い意味では、ホームページもオウンドメディアに含まれますが、一般的には自社ブログや特定の情報を発信するサイトを指します。情報を企業の判断で自由に提供でき、専門性の高さを顧客に知ってもらえる点が魅力です。また、インターネット上で情報発信を行うことで、さまざまな層の顧客に見てもらうことも可能です。

オウンドメディアでSEOを意識した質の高いコンテンツを発信することで、顧客との信頼関係を構築でき、結果的にコンバージョン数を増やすことができます。

 

関連記事:オウンドメディアとは?概要やメリット、始め方などについて解説

 

サービスサイト

サービスサイトとは、商品やサービスの購入を検討されているお客様に対して情報発信をするサイトのことです。

サービスサイトに掲載するコンテンツは、サービス内容や金額、スペックなどの客観的な情報に加え、商品開発の経緯や企業の想いなど、主観的な情報も含まれます。どういった経緯で商品開発に至ったのか・企業が抱く商品への想いなどを発信することで、心を打たれたお客様が購入を決定したりします。

ユーザーにWEBサイトで企業の想いを伝えることで、コンバージョン率が上がり、商品購入に多大な影響を与えることもできます。

 

コーポレートサイト

コーポレートサイトとは、お客様、株主、取引相手、就活生などのステークホルダーに対して企業の情報を提供する企業サイトのことです。会社概要・採用情報・理念などの詳しい内容を発信することで、企業の価値や存在意義を伝える重要な役割があります。

コーポレートサイトでもSEOで上位表示すれば、サイトへの訪問数が増え、知名度の向上や広告費の削減、ブランディングに寄与することが期待できます。

 

 

SEO集客とSNS集客との違い

SEOとSNSは、WEBコンテンツを使って集客をするという点では同じです。異なる点を把握し、それぞれの特徴を理解することで、効果的な集客戦略を構築できます。

SEO集客は、主にGoogleなどの検索エンジンでの上位表示を目指し、自然検索からのトラフィックを増やすことを目的としています。この手法には、キーワードリサーチ、コンテンツの最適化、リンクビルディング、技術的なサイト最適化などのSEO対策が必要です。SEOの大きなメリットは、一旦上位表示に成功すれば、長期的なトラフィックを獲得できる点と、顧客のニーズに合わせた情報を提供することでコンバージョン率が向上する可能性があることです。ただし、効果が現れるまでに時間がかかる場合があり、競争が激しいキーワードでは上位表示が難しくなることもあります。

一方、SNS集客はソーシャルメディアを通じてブランドの認知度を高め、直接的なトラフィックやエンゲージメントを促進することを目的としています。この手法には、投稿や広告、キャンペーンの実施、フォロワーとのインタラクション(コメントやダイレクトメッセージなど)が含まれます。SNSは世代によってよく使われているサービスが異なり、世代別にSNSを使い分けることも有益です。 例えば、instagramでは20代、Facebookでは40代が良く閲覧していると言われ、世代別に顧客を獲得したい場合などSNSを使い分けるとよいです。

SEOは、検索エンジンアルゴリズムの評価に左右され、順位が変動し、集客の数もそれによって増減します。一方で、SNSはユーザーが拡散や評価をするため、ユーザーが興味を惹かれる内容にしなければいけません。

SEO集客にメリットやデメリットがあるように、SNSマーケティングにもメリット・デメリットがあります。

関連記事:SNSマーケティングの特徴とは?メリット・デメリットや手法を解説

 

SEOとリスティング広告との違い

リスティング広告とは、「検索連動型広告」とも呼ばれ、特定のキーワードが検索されたときに広告を表示することをいいます。例えば「脱毛 新宿」と調べると、新宿にある脱毛サービスの広告が表示されます。SEOの自然検索枠の上部に広告枠として表示されます。

リスティング広告はSEO集客よりも迅速な効果が期待できる一方で、十分な予算が必要です。ユーザーが広告をクリックすると、1クリック毎に費用が掛かります。利益に直結する人気キーワードで広告表示するには、1クリック数千円~数万円になるケースもあります。広告表示は競合他社との入札になるため、広告費用が高騰する場合もありますので注意が必要です。

競争率が低いキーワードであれば、1クリック100円以下で、すぐにWEBサイトへの導線が広告で確保され、できたばかりのWEBサイトでもすぐに集客を開始することができます。スタートの資金が少なくとも開始できます。長期的に行うSEO集客と、予算が必要であり短期決戦型のリスティング広告は明確な違いがあります。

 

関連記事:リスティング広告とは?Googleリスティング広告について解説

 

 

SEO集客に力を入れるメリット

SEO集客に力を入れるメリットには、次のようなものがあります。

 

  • 費用対効果が高い
  • 幅広い層にリーチできる
  • 企業の認知度を上昇できる
  • 継続的に集客が見込める

 

以下では、それぞれのメリットについて詳しくご紹介します。

 

費用対効果が高い

SEO集客は、費用対効果が高いことで知られています。莫大な費用がかかる広告とは異なり、SEOは自分で手を動かせば、比較的低コストで実施可能です。ただし、質の高いコンテンツを作成するには時間や専門知識が必要ですが、上位表示させるテクニックを学び、上位表示に成功すれば効率的に見込み客にアプローチし続けることも可能です。

 

SEOで流入した顧客の質が高い

SEOを使った集客はユーザー自ら検索しているので、SEOで集客できたユーザーは、サービスを探している顧客になる可能性が高い受注見込みの高い層です。テレビCMやWEB広告などは、ユーザーが見たくないにもかかわらず目に入れてもらう点でなかなかすぐに確度の高いユーザーになるとは言えません。SEO集客の問い合わせは確度が高い特徴があります。

 

企業の認知度が上昇する

SEO集客に力を入れることで、企業の認知度を上げることができます。ユーザーの目に触れやすくなることで、単純接触効果と呼ばれる心理的効果が働き、ユーザーとの信頼関係を構築しやすくなり、結果としてポジティブな感情を抱かせることが期待できます。Googleで上位表示しているサイトは、ユーザーが信頼する傾向があり、最近では広告をスキップするユーザーが増えています。

 

継続的に集客が見込める

一度作成したコンテンツは企業の資産となり、継続的に顧客へのアプローチを行う基盤となります。SEO集客を戦略的に行い、サイトを育てていけば、継続した見込み顧客の獲得が可能です。

 

SEO集客を行う際の3つのデメリット

SEO集客を行うことは良いことばかりではありません。SEO集客を始める前に、次のようなデメリットを把握しておきましょう。

 

  • 作成の手間やお金がかかる
  • 効果が出ない可能性がある
  • アルゴリズムが変わると評価が変わる可能性がある

 

以下では、それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

 

作成の手間やお金がかかる

自社内のリソースでコンテンツを作成する場合、コンテンツ作成に多くの時間がかかり、その結果としてSEO業務以外の業務に十分な時間を割けない可能性があります。また、コンテンツの質を上げるためにSEOライター・ディレクターに外注すれば、コンテンツ作成費用がかかります。

 

効果が出ない可能性がある

どんなにSEO集客に力を入れても上位表示できなければ、効果が出ない可能性があります。SEO対策を始めてもすぐに効果が出るわけではなく、通常は数ヶ月から半年以上の時間がかかることが一般的です。また、競合サイトがすでにSEOに力を入れている場合、資金面からSEO集客で差がついてしまうことも考えられます。

 

アルゴリズムが変わると評価が変わる可能性がある

Google社は検索エンジンのアルゴリズムに対して、定期的にアップデートを行い、読者の利益になるサイトの上位表示に努めています。アルゴリズムの変更により、検索順位が大幅に下がる可能性があり、そのためアップデートに応じてコンテンツを見直し続けることが重要です。

 

 

よくある質問(Q&A)

 

Q:SEO集客の効果は?

Answer)SEO上位表示に成功すれば、比較的低コストで多くの見込み顧客にアプローチできる効果があります。

 

Q:SEOを使った集客でやってはいけないことは?

Answer)質の低いコンテンツを大量生産したり、悪質なリンクを集めたりすることです。読者ファーストの高品質なコンテンツ作成が重要になります。

 

Q:SEO集客の始め方は?

Answer)SEOに関する知識を勉強し、質の高いコンテンツを作成することが大切です。

 

 

まとめ

amano_portraitSEO集客は、予算が少なくてもSEOを勉強し質の高い記事を作成することで成果を上げることが可能です。費用対効果が良く、幅広い見込み客に情報を発信したいと考えているなら、SEO集客がおすすめです。SEO集客は一朝一夕で効果が出るものではありません。一つひとつのコンテンツを丁寧に作成し、読者ファーストを重視し、検索意図に合えば上位表示されやすくなります。本記事を参考に、自社の資産となるSEOコンテンツ作りを始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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