SEOに強いレンタルサーバーの選び方は?国内海外おすすめ8選をご紹介
SEOは、WEBビジネスを成功させるうえで欠かせません。SEOとはSearch Engine Optimizationの頭文字をとった「検索エンジン最適化」のことで、主な目的は、特定のキーワードやフレーズで検索結果の上位に表示させ、ウェブサイトへのトラフィック(訪問者)を増やすことです。
SEOにおいてはいくつかの抑えるべきポイントがあり、そのひとつとしてサーバーの選び方が重要になります。
レンタルサーバーとは
レンタルサーバーとは、サイトなどを作りたいユーザーにサーバーを貸し出す(レンタル)サービスのことです。
サーバーは、Webサイトのデータを保存し、インターネットを通じてユーザーにそのデータを提供する役割を果たします。サイトをお店の建物に例えるなら、レンタルサーバーはその建物を置く土地や基礎のような役割を果たします。
適切なレンタルサーバーを選ぶことで、サイトのパフォーマンスや安定性が向上し、結果として集客につながる可能性が高まります。
有料と無料の違い
違いはサイト作成における容量や広告表示、SSLなど対応の有無といった部分です。レンタルサーバーには、有料と無料のものがあります。
これは、あくまでも初期段階における金額の差であり、必要なサービスを購入するには別途料金が発生する可能性があります。サーバーの取得における金額は、その後のキーワード検索における速度や機能、サポートなどにおける充実感に影響します。
無料の場合、基本的な機能は提供されますが、SSL機能がない場合が多く、これはユーザーの安全性とサイトの信頼性に影響を与える可能性があります。また、容量制限や広告表示などの制約があり、サイトの品質や使いやすさに影響を与える可能性があります。
有料の場合、SSLなどのセキュリティ機能が標準で提供されることが多く、より大きな容量や広告非表示などのオプションも利用できます。これらの要素は、ユーザー体験の向上とサイトの信頼性向上につながり、結果として検索エンジンでの評価にも良い影響を与える可能性があります。
SEOに強いサーバーの重要性
SEOにおいて、サーバーは非常に重要な役割を担っています。SEOに強いサーバーとは、そのサーバーを利用すればSEOの評価が高まるサーバーということです。SEOにプラスの評価を与え好影響があるサーバーは、セキュリティがしっかりしていて、表示スピードが速いサーバーです。
GoogleアルゴリズムのSEO評価では、ユーザビリティの高いサイトが高評価を得ます。ユーザーはサイト表示スピードが遅いとすぐに離脱してしまうため、サイト表示が速いサイトがGoogleに好まれます。
また、セキュリティが強固なサーバーでないとマルウェアやスパムの攻撃を受けたときにサイト表示ができなくなってしまいます。
よって、サイト表示速度と高セキュリティの2点は、SEOに強いサーバーを選ぶ際には外せません。
サーバーの料金が高いものほど処理能力が高く、何かトラブルがあったときのサポート体制も充実していることが多いですが、選定時には具体的な性能やレビューを確認することが重要です。
レンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーを選ぶときには以下のポイントに注意を払います。
- WordPressインストール
- 費用
- サポート
- セキュリティ
- スペック
- 速度
ここでは、レンタルサーバーの選び方における3つのポイントについて解説します。
WordPressインストール
サーバーの機能性は、その後のサイト設計やサイトの運営に重要です。機能確認をするときにWordPressが簡単にインストールできるか、データべースを自動で接続できるかという部分はチェックすることが大切です。
WordPressが簡単にインストールをできるか、できないかで、その後の更新における作業が変わります。また、自社でコンテンツなどを用意している時間がないときに、WordPressを用いることで、外注しやすくなるため、効率的な運営が可能です。
費用
レンタルサーバーは費用によって、月額料金がおよそ100円〜10,000円と幅が広いです。初期投資として、かけられる費用やサイトを作る場合、どのようなカテゴリーのサイトなのか、どのようなターゲットに向けた情報を発信したいのか、といったと目的を明確にしたうえで決めましょう。
高い費用のレンタルサーバーが良いとは限りません。高い費用をかけて機能を付けたが使わない、使いこなせない機能があるといった失敗も多くみられますので、そうした部分を防ぐ意味でもビジネスの幅に見合ったサーバーを選びましょう。
サポート
インターネットを利用したサーバーでは、使用している側では予期せぬトラブルもあります。サポートとはこうしたトラブルに対し、すぐさま対応してくれるサービスです。
例としては、問い合わせをクリックしても表示がされない、何らかのトラブルでサイト自体がみられないといったものです。サーバー側のトラブルには、こちらで操作することで、表示できるようになる場合もあり、すぐに対応することでユーザーへの質の高いサービスが提供できます。
サイト運営を行う場合、パソコンに詳しくないもしくはあまり得意ではないといった場合に備えてチャットや電話応対サービスがあるとよいでしょう。
サーバーの利用者が多い場合には、小さなトラブルに対してインターネット上での解説が主となっている場合もあります。いざ利用するときに自分に適したサポートがあるかを確認しておくことが安心です。
セキュリティ
インターネット上におけるセキュリティ対策は今や常識ともいえるぐらい重要です。セキュリティがしっかりしていないとサイトを乗っ取られてしまったり、ウイルスを仕込まれてしまったりといった場合もあります。
こうしたトラブルは、サイトの信用性がなくなり、SEOとしても上に表示がされにくくなります。セキュリティ対策を行っておくことで自分の身を守りお客様を守ることにもつながります。セキュリティ診断に対応した有料SSL証明書が安心です。
有料SSL証明は年間数万程度かかります。サイトの安全性を考えると、取得をしておいて損はしないでしょう。
スペック
スペックとは、性能のことです。レンタルサーバーにおけるスペックとは、CPU、メモリ、ストレージなどの具体的な数値が含まれます。
このスペックは高いほど、機能が良いといわれています。ただしスペックに振りまわされ、サイトの運営が立ちいかなくなったという失敗もあります。サイトの方向性に適したサーバーを選ぶことで、運営の質が向上し、効率的な運用が可能になります。
また、使用データの容量は「無制限」あるいは多いサーバーがおすすめです。容量は、画像や表グラフ、その他事業におけるさまざまな内容を顧客に報告できます。容量がないことで、データの更新におけるトラブルや報告ミスなどが発生する場合があるからです。利用を開始する前に、必ずデータ容量を確認しましょう。
速度
ビジネス用サーバーでは、速度が重要とされています。サーバーの速度は、サイト流入時における顧客の満足度や体験の向上、SEOパフォーマンスの改善、業務の効率化、トラフィック対応、競争力の維持に必要です。
高速なサーバーは、ユーザーのページ読み込み時間を短縮することで満足度を高め、検索エンジンランキングも向上させます。業務アプリケーションの応答が速くなると、トラフィックのピーク時にも、安定したサービスを提供することができます。
こうした積み重ねにより、他社との競争力を維持し、ビジネスの成功に貢献できます。
レンタルサーバーがSEOに与える影響
レンタルサーバーの質や速度、サービスがSEOに与える影響は大きいです。サーバーの速度が遅いとページ読み込みが遅くなり、ユーザー体験が悪化する可能性があります。これはSEOにおける検索エンジンの評価にも影響し、ランキングが下がる原因になる場合があります。
また、サーバーの安定性やダウンタイムも重要です。頻繁にサイトがダウンすると、検索エンジンはそのサイトを信頼性が低いと見なす可能性があります。こうしたことはサイトの評価がさらに下がりやすくなる原因となる場合があります。
セキュリティ対策が不十分なサーバーは、ウイルス感染などの危険にも、さらされやすくなります。
おすすめのレンタルサーバー8選
おすすめのレンタルサーバーをご紹介します。国内のサイトは、国内にサーバー拠点を置くものが良いですし、海外進出を狙う場合は、海外にサーバー拠点を置くものが良いです。
日本国内のおすすめサーバー
日本国内のレンタルサーバーを5つ紹介します。
- Xサーバー
- ロリポップ
- お名前.com
- さくらのレンタルサーバ
- ConoHa WING
それぞれの特徴を説明します。
サーバー会社 | 価格 | 容量 |
Xサーバー | 【月額】 990円(税込)~
※半額キャンペーンなどもあり |
500GB~ |
ロリポップ | 【月額】 550円(税込) ~
※ビジネス向け |
700GB~ |
お名前.com | 【月額】891円(税込)~
※初回無料などキャンペーンあり |
600GB |
さくらのレンタルサーバ | 【月額換算】500円~ | 300GB |
ConoHa WING | 【月額】941円 | 300GB |
Xサーバー
Xサーバーは、サイト制作における信頼度の高いレンタルサーバーです。一度サイトを作ってみようと思った人は聞いたことがあるのではないでしょうか。初心者でもサイト設計がしやすく、必要な機能は最初のドメイン契約時にすべてそろっています。WordPress対応、自動接続機能もそろっているため価格以上の品質です。 国内シェアNo.1(W3Techs 調べ)サーバー速度No.1(自社調べ)となっています。
ロリポップ
ロリポップも有名なレンタルサーバーです。初期投資費用を抑えたい人におすすめです。操作方法は、初心者でも覚えやすいです。Wordpressの表示速度が速く、費用が安いのが魅力です。Wordpressの簡単インストール機能で60秒でWordpressの設置が可能です。
お名前.com
お名前.comは、ドメインの取得とレンタルサーバーが同時に申し込みもできます。ドメイン登録の実績は3,300万件を誇っています。1999年からサービスを開始し、国内外ともに人気のサービスとして成長しています。
さくらのレンタル
さくらのレンタルサーバは、日本国内に複数のデータセンターを持ち、安定した接続と信頼性を提供します。上場企業の運営の元、無料のSSL証明書、WordPress簡単インストール、MySQL対応など豊富な機能を備えています。また、共有サーバーからVPS、専用サーバーまで柔軟に対応可能で、セキュリティ対策や24時間サポートも充実しています。国内で長年の実績があり、幅広いユーザーに信頼されているサービスです。
ConoHa WING
ConoHa WINGは、超高速サーバーとして、日本マーケティングリサーチ機構による調査で「アフィリエイター・ブロガーが使いたいレンタルサーバー」「WordPress利用者がおすすめするレンタルサーバー」「サポートが充実していると思うレンタルサーバー」の部門において4年連続でNo.1を獲得しています。
海外(アメリカ)でおすすめのサーバー
海外(アメリカ)におけるレンタルサーバーは以下の3つがおすすめです。
- godaddy
- Hostinger
- TMDHosting
- GreenGeeks
サーバー会社 | 価格 | 容量 |
godaddy | 649円~ | 25GB~ |
Hostinger | $2.99 | 100GB~ |
TMDHosting | $2.95~ | 50GB~ |
GreenGeeks | $14.95 | 無制限 |
godaddy
GoDaddyは、小規模独立ベンチャーに特化した世界最大規模のクラウドプラットフォームを提供しています。世界中で2000 万以上を超える顧客を抱え、8200万を超えるドメイン名を管理しています。日本語ページもあり、30日間の返金保証があるので安心して使い始めることができます。
Hostinger
Hostingerは2004年にリトアニアで技術系スタートアップとして設立され、現在ではウェブホスティングソリューションを提供する大手企業となり、150か国以上で3百万人以上のユーザーにサービスを提供しています。コストパフォーマンスと高速パフォーマンスに優れたレンタルサーバーです。初心者向けに使いやすいコントロールパネルを提供し、簡単にウェブサイトの管理が可能です。
GreenGeeks
GreenGeeksは環境に優しいwebホスティングプロバイダーといわれているレンタルサーバーです。サーバーにおける消費エネルギーの3倍を再生可能エネルギーで補っています。2009 年以来、米国環境保護庁によりグリーン パワー パートナーとして認定されています。
細かいところでエネルギーの消費を調節していますが、SSDストレージやLiteSpeedサーバーで高速なパフォーマンスを実現し、Cloudflareの無料CDNやSSL証明書、毎日の自動バックアップ、強力なセキュリティ対策を備えています。cPanelで簡単に管理でき、30日間の返金保証もあり、エコ意識の高いユーザーに最適なサービスです。
まとめ
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