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介護施設(老人ホーム)のSEO対策とは?WEB集客の手法を解説

介護施設(老人ホーム)のSEO対策とは?WEB集客の手法を解説
少子化、医療の進歩による平均寿命の高まりによって、介護サービス市場規模が急速に拡大しています。その一方で、介護業界では、とくに訪問介護で人手不足に陥っていて、採用活動に苦戦しています。

 

こうした環境下のなか、介護施設や訪問介護の事業者としては、利用者の集客だけでなく、採用活動の強化が急務となっています。とりわけ、利用者と求職者を集めるうえで、ともに効果を発揮するSEO対策が注目されています。

 

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amano_portrait介護施設のSEO対策について解説します。介護施設で利用者を集めるために、本格的にSEO対策や集客施策の強化を検討している方は、本記事を参考にしてください。

 

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介護施設がSEO対策すべき理由

ここ20年ほどでは、国内の介護サービスの市場が大きく伸びています。この背景としては、少子化の進行や平均寿命の高まりが挙げられます。その一方で、介護業界では、採用難が続いています。今後、介護サービスのニーズが拡大することを考慮すると、介護事業者としては、利用者の集客だけでなく、採用活動に力を入れる必要に迫られています。そのため、利用者、求職者をともに集められるSEO対策の重要性が増しています。

 

介護サービス市場規模と利用者数が爆発的に増加している

厚生労働省が発表する介護給付費等実態統計をみると、介護サービスの給付金の受給者数と総費用額ともに、年々増加していることがわかります。

 

集計時期 年間実受給者数 費用額累計
2001年度 287万人 4兆3,782億円
2010年度 401万人 7兆1,664億円
2015年度 484万人 9兆123億円
2020年度 532万人 10兆5,078億円
2021年度 546万人 10兆7,494億円
2022年度 559万人 10兆9,080億円
2023年度 566万人 11兆2,146億円

 

2001年度の時点では、受給者数が280万人ほどで、費用額が4兆3,000億円ほどでした。しかし、20年後の2021年度時点には、それぞれ2倍以上の人数と金額に膨れ上がっています。全体としてみても、右肩上がりで介護サービスの利用者が上昇していると読み取れます。この背景としては、少子化の進行、医療の発達による平均寿命の高まりが挙げられます。つまり、若年層が減少し、逆に高齢者が増えていることで、介護を必要とする世代の割合の増加が続いているということです。

 

下記表は、2025年3月時点の国内の年齢別の人口推計です。

 

年齢 人口 人口の割合
15歳未満 1,368万人 11.1%
15-64歳 7,354万人 59.6%
65歳以上 3,621万人

(75歳以上=2,104万人)

(85歳以上=684万人)

29.3%

(75歳以上=17%)

(85歳以上=5.5%)

 

このうち、85歳以上の人のなかの59.5%が要介護認定者とされています。そして、今後、この年齢の世代が増えていくことになるため、介護サービスのニーズはますます伸びていくとされています。

 

介護業界では人材確保に難航している

介護業界では、人材確保に難航する傾向がみられます。厚生労働省の調べによると、介護分野の有効求人倍率は1.1〜2.31倍で推移していて(2004年〜2013年)、求職者が足りていない状況がうかがえます。

 

また、同省は、介護職員の必要数を公表しました。それによると、2022年度時点の介護職員数(215万人)に対して、2040年度には、約57万人の増員を必要とするとの試算を出しています。

 

西暦 必要とする介護職員数
2022年度 約215万人
2026年度 約240万人(約25万人増)
2040年度 約272万人(約57万人増)

 

そして、この課題を解決するために、国としては、介護職員の処遇改善をはじめとする対策に取り組んでいます。その一方で、介護サービスの事業者としては、人材確保のための採用活動がますます激化していくと予測されます。

 

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介護施設向けのSEOキーワードの例

介護施設向けのSEOキーワードには、施設の種類やサービス内容、費用に関連するワード、地域キーワードなど、多岐に渡ります。ただし、介護関連の情報は、厚生労働省をはじめとした官公庁や各種団体のサイトで積極的に扱われるほか、医療機関のサイトも競合として立ちはだかります。 その一方で、介護サービスの事業者サイトでは、解説記事が上位表示しやすい傾向が見受けられます。

 

関連記事:SEOキーワードの選び方とは

 

※本項目で記載する月間検索件数は、2025年2月単体のもの。また、検索結果は、2025年3月調べで、原則として位置情報が東京都内のものです

 

介護施設の類義語

介護施設は、高齢者に対して身の回りの世話といった介護や生活支援のサービスを提供する施設のことです。そして、別名では、老人ホームなどと呼ばれています。そこで、検索ユーザーは、介護施設を指して、次のように検索します。

 

キーワード 月間検索件数と検索結果の特徴
老人ホーム 検索件数:201,000

検索結果:まとめページ / 介護サービスの案内ページ

介護施設 検索件数:165,000

検索結果:まとめページ

高齢者施設 検索件数:12,100

検索結果:まとめページ

老人施設 検索件数:6,600

検索結果:まとめページ

 

検索結果では、上位枠のほぼすべてが介護施設の情報をまとめたページに占められています。まとめページの配信元をみてみると、みんなの介護LIFULL介護といった、介護施設の検索サイト、東京都福祉局豊島区のような官公庁サイトが並んでいます。そんななか、「老人ホーム」のキーワードでは、介護施設のベネッセスタイルケア池袋ほんちょうの郷の姿がみられました。ただし、事例のキーワードの場合、まとめページの検索ニーズが高いことから、介護施設のサイトで上位表示を狙うことが困難といえます。

 

介護施設やサービスの種類

介護施設には、さまざまな種類が存在します。そして、利用者の状況に応じて、入居すべき介護施設が異なります。たとえば、要介護5の利用者であれば、常時介護のサポートを提供する有料老人ホームや特別養護老人ホームの入居が適しています。そのため、検索ユーザーは、利用者に合わせて、次のように施設を検索します。

 

キーワード 月間検索件数と検索結果の特徴
有料老人ホーム 検索件数:60,500

検索結果:まとめページ / 介護サービスの案内ページ

ナーシングホーム 検索件数:27,100

検索結果:介護サービスの案内ページ / 解説記事 / まとめページ

ケアハウス 検索件数:18,100

検索結果:まとめページ / 解説記事

特別養護老人 検索件数:2,900

検索結果:まとめページ / 介護サービスの案内ページ / 解説記事

介護保険施設 検索件数:2,400

検索結果:解説記事 / まとめページ

老人福祉施設 検索件数:1,300

検索結果:解説記事 / まとめページ

リハビリ施設 検索件数:1,000

検索結果:医療機関の案内ページ / 介護サービスの案内ページ / まとめページ

 

検索結果では、介護施設の案内ページ、施設情報をまとめたページ、解説記事が上位に表示されています。施設案内ページとしては、「ナーシングホーム」のキーワードでは、しまナーシングホームONODERAナーシングホームといった事業者の露出がみられました。その一方で、解説記事では、「ナーシングホームとは?」や「老人ホームとの違い」など、施設の特徴を解説する記事が目立ちました。この理由としては、介護施設の種類が多岐に渡り複雑になっていることから、一般人にとって施設情報を取得する検索ニーズが高いためです。解説記事の配信元をみてみると、ポータルサイトや官公庁団体のサイトが並んでいます。そんななか、「介護保険施設」でベネッセスタイルケア、「老人福祉施設」にて全国で有料老人ホームを展開するイリーゼのコラム記事がランクインしています。このように、検索ユーザーが利用者の入居を決める手がかりとなる情報を発信することで、集客効果を期待できます。

 

また、介護サービスには、出張型のサービスが存在します。こうしたサービスを求める検索ユーザーは、次のように検索します。

 

キーワード 月間検索件数と検索結果の特徴
デイサービス 検索件数:135,000

検索結果:まとめページ / 解説記事 / 介護サービスの案内ページ

訪問介護 検索件数:49,500

検索結果:まとめページ / 解説記事

ホームヘルパー 検索件数:4,400

検索結果:解説記事 / 介護サービスの案内ページ / 求人ページ

 

検索結果では、サービスのまとめや案内ページ、解説記事が並んでいます。全体的には、厚生労働省をはじめとした官公庁や団体サイトが目立っています。その一方で、「デイサービス」では、ケアサービスセンターふくろうデイの施設案内ページが表示されていました。また、「ホームヘルパー」では、そよ風のコラム記事の露出がみられました。

 

このほか、要介護の状態を未然に防ぐ介護予防、介護の相談窓口など、介護業界の関連サービスが存在します。

 

キーワード 月間検索件数と検索結果の特徴
ケアセンター 検索件数:6,600

検索結果:介護サービスの案内ページ / 医療機関の案内ページ / まとめページ

介護予防 検索件数:2,400

検索結果:解説記事

 

介護の費用やサービス内容

介護サービスでは、入居の場を提供する、または専門のスタッフが訪問して介護や生活支援のサービスを提供するといった性質上、費用がかかります。そのため、介護施設を選ぶときには、サービス料金が注目されがちです。そこで、検索ユーザーは、次のようなキーワードを入力します。

 

キーワード 月間検索件数と検索結果の特徴
老人ホーム 費用 検索件数:27,100

検索結果:解説記事

介護施設 費用 検索件数:8,100

検索結果:解説記事

デイ サービス 費用 検索件数:4,400

検索結果:解説記事

老人 ホーム 安い 検索件数:1,000

検索結果:解説記事 / まとめページ

 

検索結果をみると、上位枠のほぼすべてが解説記事に占拠されています。具体的には、「老人ホームの費用とは?」といったコラム記事、費用相場を記事が並んでいます。そして、記事の配信元をみると、ポータルサイトや保険会社のほか、介護サービスサイトが目立っています。具体的には、アクタガワ学研ココファンベネッセスタイルケアそよ風アズハイムイチロウゴールドエイジデイホーム土屋などと、多数の介護事業者のサイトがランクインしています。

 

また、介護施設の特徴やサービス内容が検索キーワードになることがあります。たとえば、利用者が富裕層で施設の入居に費用をかけられる場合は、「高級 老人ホーム」などと検索して該当する施設を探します。また、利用者の家族は、施設でおいしい食事をとってもらいたいといったときに、「老人ホーム 食事」などと検索します。

 

キーワード 月間検索件数と検索結果の特徴
高級 老人ホーム 検索件数:8,100

検索結果:まとめページ / 介護サービスの案内ページ

老人ホーム 食事 検索件数:1,000

検索結果:解説記事

 

まず、「高級 老人ホーム」の検索結果をみてみると、まとめページが目立ち、次いで介護施設の案内ページが表示されています。介護施設としては、グランクレールそよ風の高級老人ホームがランクインしています。その一方で、「老人ホーム 食事」の検索結果では、解説記事が目立ちました。解説記事の配信元をみてみると、高齢者住宅の学研ココファンSunCityなどのほか、高齢者向けの食事を提供するらくらく御前といった介護サービスの事業者が露出しています。そして、らくらく御前の記事を詳しくみていくと、老人ホームの食事について解説するとともに、自社サービスの献立を無料試食サービスの案内ページに誘導するテクニックを用いていることがわかります。

 

介護施設の情報収集に関連するキーワード

介護施設には、さまざまな種類が存在することから、検索ユーザーは、それぞれの基本情報や施設ごとの違いについて調べることがあります。

 

キーワード 月間検索件数と検索結果の特徴
ナーシングホーム とは 検索件数:2,400

検索結果:解説記事

介護保険施設 とは 検索件数:1,900

検索結果:解説記事

グループホーム と 老人ホーム の 違い 検索件数:1,600

検索結果:解説記事

老人ホーム とは 検索件数:1,300

検索結果:解説記事

サ高住 老人ホーム 違い 検索件数:1,000

検索結果:解説記事

 

検索結果では、1ページ目のすべての枠が解説記事で占められています。そして記事の配信元を見てみると、ポータルサイトや官公庁サイト、住宅メーカーサイト、介護事業者のサイトが上位表示しています。介護事業者のサイトとしては、全国で福祉系の学習教室を展開する三幸福祉カレッジ未来ケアカレッジ、ケアセンターのケアまど、医療機関グループの老人ホームのライフピア八瀬大原I番館と、さまざまな介護事業者の姿がみられました。また、介護施設や訪問介護の介護施設のナーシングホームONODERAナーシングホームゴールドエイジも上位に表示されています。このように、介護関連での解説記事では、介護事業者のサイトが上位表示しやすい傾向がみられます。そのため、オウンドメディアを用意してコラム記事を作成すると、SEO効果を期待できます。

 

利用者の症状や悩みキーワード

利用者は高齢であることから、疾患を抱えているケースも珍しくありません。そこで、利用者が罹患(りかん)する疾病に対応できる介護施設を求めて、次のようなキーワードが用いられます。

 

キーワード 月間検索件数と検索結果の特徴
認知症 の 施設 検索件数:3,600

検索結果:解説記事 / まとめページ

認知症 施設 お金がない 検索件数:1,300

検索結果:解説記事

特養 インスリン 対応 検索件数:170

検索結果:解説記事 / まとめページ

脳梗塞 施設 検索件数:70

検索結果:解説記事 / まとめページ

 

検索結果をみると、1ページ目には解説記事が並んでいます。介護施設サイトの解説記事としては、ソラストの「認知症でも入れる施設」や「施設の探し方」をテーマとしたコラム記事が露出しています。本記事では、自社の施設案内ページに対する内部リンクを設置していて、検索ユーザーを誘導するテクニックを用いています。このように、一定の検索ニーズがある検索クエリのコラム記事を用意することで、集客に結びつけることが可能です。

 

介護施設が立地する地域キーワード

利用者が介護施設に入居する、または訪問介護を受けるとなると、利用者の自宅周辺で介護サービスが提供されている必要があります。そこで、検索ユーザーは、「○○市 介護施設」の要領で、地域キーワードで介護サービスを探します。

 

キーワード 月間検索件数と検索結果の特徴
近く の 介護施設 検索件数:5,400

検索結果:まとめページ / 介護サービスの案内ページ

老人ホーム 大阪 検索件数:2,400

検索結果:まとめページ / 介護サービスの案内ページ

老人ホーム 京都 検索件数:1,900

検索結果:まとめページ / 介護サービスの案内ページ

松戸 介護施設 検索件数:320

検索結果:まとめページ / 介護サービスの案内ページ

西成区 介護施設 検索件数:70

検索結果:まとめページ / 介護サービスの案内ページ

 

検索結果では、それぞれの地域を拠点とする介護サービスのまとめページ、案内ページが並んでいます。介護サービスの案内ページの内訳をみると、地域に根差して活動する事業所のサイトの姿が見受けられます。たとえば、千葉県の松戸市を指定する「松戸 介護施設」でめいとケアの上位表示がみられました。このように、とくに市区町村以下の地域名でキーワードを設定することで、上位表示を目指せるとともに、サービスエリア内の生活者に認知されやすくなります。

 

介護施設で効果的なWEB集客の手法

介護施設や訪問介護のサービスで集客するうえでは、下記のようなWEB施策が効果的です。

 

  • Googleビジネスプロフィールに施設や事務所情報を登録する
  • ポータルサイトに掲載する
  • E-E-A-Tの対策をする
  • SNSで介護サービスの情報を拡散する

 

Googleビジネスプロフィールに施設や事務所情報を登録する

Googleビジネスプロフィールとは、介護施設や事務所の情報をGoogleマップ上などに掲載できるサービスのことです。そして、地域キーワードとあわせて、ローカルSEOとして扱われます。同サービスの詳しい使い方については、下記リンク先の記事を参考にしてください。

 

関連記事:Googleビジネスプロフィールとは?

 

ポータルサイトに掲載する

介護サービス関連のキーワードで検索すると、老人ホーム検索サイトや介護系情報メディアといった、多数のポータルサイトの介護施設やサービスをまとめたページが上位に表示されます。そこで、介護サービスの事業者としては、こうしたサイトに自社情報を掲載できると、自社サイトに対する一定のアクセス流入を見込めます。介護情報を扱うポータルサイトには、次のようなものがあります。

 

 

E-E-A-Tの対策をする

E-E-A-Tとは、Google検索エンジンがWEBサイトの品質を評価するための指標のことです。そして、E-E-A-Tの評価が高いサイトは、検索結果で上位表示しやすくなります。

 

関連記事:E-E-A-Tとは

 

その一方で、介護サービスは、高齢者の身体をサポートするので、利用者の生活に大きな影響を与えます。そのため、介護をテーマとした情報記事は、YMYL領域に指定されるケースがあります。そのため、YMYLに指定されるテーマでは、検索結果が決定する際にE-E-A-Tが重視されます。そこで、介護サービスサイトでは、E-E-A-Tを高める施策が必要になります。具体的な手法としては、次のようなものがあります。

 

  • 介護サービスのサイトでは、医療機関と提携している旨をアピールする
  • 官公庁や介護の関連団体の被リンクやサイテーションを獲得する
  • コラム記事の監修者情報を掲載する

 

介護サービスのサイトでは、医療機関と提携している旨をアピールする

介護施設は医療機関ではないため、原則的には医療行為が禁止されています。ただし、医療機関と提携する介護施設、医師が在籍する医療法人社団の場合は、医療行為が可能となります。こうしたケースでは、自社サイト内で医療機関と連携している旨をアピールすることで、Google検索エンジンに情報が伝わりやすくなります。そして、自社サイトのE-E-A-Tの評価が高まるきっかけになります。

 

官公庁や介護の関連団体の被リンクやサイテーションを獲得する

WEBサイトは、良質な被リンクサイテーションをえると、E-E-A-Tが向上することがあります。良質な被リンクとは、次の2つの条件を満たしているものが該当します。

 

  • 自然に発生した被リンク
  • リンク元のサイト評価が高い
  • リンク元のサイトと自社サイトの関連性が高い

 

介護サービスの情報を扱う官公庁や団体のサイトには、次のようなものがあります。

 

 

コラム記事の監修者情報を掲載する

コラム記事を作成するときは、情報の正確性を担保するために、記事の執筆者や監修者の情報を掲載する必要があります。介護サービスの場合は、次のような資格保持者の氏名などの基本情報を用意してください。

 

  • 介護福祉士
  • ケアマネージャー
  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 理学療法士

 

SNSで介護サービスの情報を拡散する

介護は、人と人が接するサービスですので、利用者やその家族が施設選びをする際に、スタッフの魅力に注目する傾向がみられます。こうしたことから、介護サービスの集客では、スタッフのひととなりを伝えられるSNSの活用が適しています。

 

兵庫県に拠点を置く介護老人福祉施設のやまゆりの里では、精力的にSNSアカウントの運用に取り組んでいます。

 

SNSの種類 アカウント名とフォロワー数
Instagram アカウント:yamayurinosato

フォロワー:14万人

facebook アカウント:介護老人福祉施設 やまゆりの里

フォロワー:796人

TikTok アカウント:yamayurinosato 介護老人福祉施設やまゆりの里

フォロワー:3万人

Youtube アカウント:やまゆりの里やまゆりの里

登録者  :4,870人

※フォロワー数は、2025年3月現在のもの

 

同施設の理念は、利用者に対して、「人間としての誇り、喜び、哀しみ、怒りを失うことなく、人生を全うできるように」しつつ、「生きていておもしろかった」と感じてもらうこととしています。こうした考え方は、同施設の運用にも反映されています。たとえば、同施設では、「キャバクラ」をキャッチコピーに、優しいスタッフ(キャストと表現)とともに利用者が飲食を楽しむイベント企画を実施していて、Instagram(インスタグラム)のリール動画でその明るい様子を配信しています。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

やまゆりの里(@yamayurinosato)がシェアした投稿

 

そして、このリール動画は2023年12月に公開されているのですが、2025年3月現在では、253万回再生に達しています。このほか、各種イベントの様子や介護術のテクニックを紹介するリールを多数配信していて、数万〜数十万回再生を超えるものが散見されています。
 

よくある質問(Q&A)

介護施設のSEO対策に関する、よくある質問をまとめています。
 

Q:介護サービスの集客で重要なSEO対策とは?

Answer)介護サービスのサイトでSEO対策をする場合、ローカルSEO、E-E-A-Tの対策を優先してください。このうち、ローカルSEO対策では、地域キーワードの設定、MEO対策の2つ施策が挙げられます。このほか、オウンドメディアを設置してコラム記事を配信する施策も効果的です。

 

Q:介護サービスの集客がうまくいかないときは?

Answer)SEO対策の専門会社に相談してください。

 

東京SEOメーカー(本サイト)では、これまでに2,000社以上の企業にWEB施策の支援をしてきた実績があります。介護業界のサイトでも重要なローカルSEO、E-E-A-Tの対策の導入事例を多数有しています。まずは、下記リンク先のフォームより、お気軽にお問い合わせください。

 

>>東京SEOメーカーの問い合わせ窓口

 

 

まとめ

amano_portraitここ20年ほどで、介護サービスの市場規模は、大きな拡大をみせています。その背景としては、出生率の低下に伴なう少子高齢化、医療の発達による平均年齢の高まりが挙げられます。また、今後も介護を必要とする要介護者が増えていくと予測されています。その一方で、介護業界では、人材確保に苦戦していて、人材不足に陥ることが懸念されています。そこで、介護事業者としては、SEO対策をはじめとするWEB施策を強化することで、利用者の集客と並行して、求職者を確保することが重要になってきます。これから、本格的にSEO対策に乗り出すことを検討している方は、プロのSEO会社に相談してみてください。

 

 

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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