ホームページの作り方とは?初心者でも分かりやすいように徹底解説
ホームページを作成すれば、インターネット経由で集客できたりマーケティングに活用できたりなど多くのメリットが得られます。作り方によっては構築費用や初期費用を抑えられますので最近ではホームページを持っていない企業の方が少なくなってきています。
Web集客できるホームページを作成するには、最初からSEO対策のことを考えてホームページ作成をすべきです。ホームページを作成するにはレンタルサーバーやドメインの取得など必要なものが色々とあります。
ホームページ作成の基礎知識
ホームページを作成する方法は、さまざまな方法があります。費用を抑えたいのであれば、やはり自作するのが一番です。ホームページを作成するには手間がかかるので、業務負担を減らしたい場合は外注を検討することをおすすめします。
ただし、すべての作業を外注すると多額の金額が必要になるので、対応できる部分は自社で作業をおこなうと良いです。ここからは、ホームページの仕組みとレンタルサーバーやドメインの取得方法、コンテンツ作りに関する基礎知識について解説します。
ホームページの構造
ホームページの作成には、サーバーとドメインを取得する必要があります。どちらが欠けてもホームページを構築、運用することはできません。また従来はホームページを作成する場合、HTMLやCSSなどプログラミング言語を使用するのが一般的でした。
近年は、プログラミングの知識がなくても、ホームページ作成ツールを使用すれば誰でも簡単に構築することができます。必ずしも専門知識を保有する業者に依頼する必要はないので、費用を抑えつつ自社のホームページを作成することが可能です。
サーバー
ホームページのファイルやデータの置き場所の事で土台の役割を持つのが、サーバーやサーバー内のデーターベースです。大企業であれば自社サーバーを使用していることも多いですが、一般的にはレンタルサーバーを通してホームページを運営します。
近年は無料で利用可能なサーバーもありますが、容量が少ないので、レンタルサーバーの格安プランから始めていくのをお勧めします。サイト規模が大きくなってきたら、上の容量が大きいプランに変更していけます。
ドメイン
インターネット上でホームページを見つけるための住所のような役割を持つのが、ドメインです。ホームページはサーバーとドメインを紐づけることで、ユーザーがアクセスできるようになります。
ドメインの取得には初期費用や更新費用などランニングコストがかかりますが、本格的なホームページを作成したいのであればドメインの取得は欠かせません。ドメイン代は新規で取得した場合、1000円前後と安く取得できます。年に1回ドメインを管理しているレジストラに年間費用を払いますが、千円~2千円程度のものが多いです。
ホームページを作るのに必要なもの
ホームページを作成する際は、サーバーとドメインの取得が必要であることを前述しました。自作でホームページを作成する場合は、自分でサーバーとドメインを取得しなければいけません。
特にサーバーとドメインはさまざまな種類があるので、それぞれの特徴を理解したうえで選ぶ必要があります。サーバーとドメインの取得方法もご紹介いたします。
サーバー
無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーがあります。それぞれの特徴を確認していきましょう。
無料レンタルサーバー
無料で利用できるのが無料レンタルサーバーです。無料レンタルサーバーの最大の魅力は、サーバー利用にかかる費用が無料であることです。無料レンタルサーバーは、起業したばかりで費用をかけたくない人や個人事業主に適しています。
また、ホームページを作成して自社に利益があるのかわからないので試しで作りたいという場合にも最適です。多くのメリットがある無料レンタルサーバーですが、独自ドメインが使えなかったりデータ容量に制限があったりなどデメリットがあります。
ほとんどの無料レンタルサーバーでは、広告表示があり、容量制限があります。有料プランへ変更することにより広告表示がなくなり、容量も増えます。まずはお試ししたいときに無料プランから始められます。
名称 | サイトURL | 特徴 |
エックスフリー | https://www.xfree.ne.jp/ | 最大2GB/ドメイン5個/Wordpres/Mysql5個/データベース100MB |
スターサーバーフリー | https://www.star.ne.jp/free/ | 最大1GB/ドメイン1個/Wordpres/Mysql1個/データベース50MB |
XREA Free | https://www.xrea.com/ | 最大1GB/ドメイン10個/Wordpres/Mysql1個/データベース1GB |
有料レンタルサーバー
本格的にホームページを作成したい場合におすすめなのが、有料レンタルサーバーです。費用はかかるものの、無料版では利用できない独自ドメインが使えたり大容量のデータを保存できたり、サポート体制が充実していたり多くのメリットがあります。
また、充実したセキュリティ機能も期待できるので安心して運営できます。多くのメリットがある有料レンタルサーバーですが、唯一の懸念点は費用です。契約すれば月々レンタル費用がかかることになるので、その点を考慮して有料レンタルサーバーを利用するか決める必要があります。
名称 | サイトURL | 特徴 |
ConoHa WING | https://www.conoha.jp/wing/ | おすすめプラン月額1320円/300GB/Mysql5GB/国内最速をPR |
GMOペパボ|ロリポップ | https://lolipop.jp/ | おすすめプラン月額550円/400GB/Mysql無制限/大量アクセスでも高速表示 |
さくらのレンタルサーバ | https://rs.sakura.ad.jp/ | おすすめプラン月額900円/400GB/Mysql100個/利用件数48万件 |
エックスサーバー | https://www.xserver.ne.jp/ | おすすめプラン月額1360円/400GB/Mysql無制限/国内シェアNo.1 |
ドメイン
ドメインには、独自ドメインと共有ドメインがあります。ドメインの管理会社をレジストラと言います。それぞれの特徴を確認していきましょう。
名称 | サイトURL | 特徴 |
お名前.com | https://www.onamae.com/ | 国内最安値 国内シェアNo.1 .com/1382円 |
ムームードメイン | https://muumuu-domain.com/ | ロリポップと提携 .com/1598円 |
Value domain | https://www.value-domain.com/ | コアサーバーと提携 .com/1382円 |
独自ドメイン
オリジナルのドメインが独自ドメインです。自分で好きな文字列を指定できるので、世界にひとつしかないドメインを取得できます。また、一度取得したら更新費用を支払い続ける限り、オリジナルドメインを使い続けられるのが特徴です。検索結果上位に並ぶコンテンツはほぼ独自ドメインであるため、ホームページを成長させたい方に適しています。
共有ドメイン
レンタルサーバー会社などが提供しているのが、共有ドメインです。1つのドメインを複数人で共有して利用します。無料で利用できるドメインなので、費用を抑えたい方におすすめです。ただし、一度解約してしまうと利用停止になるので注意しなければいけません。また決まりも多いので、思うようなサービスを展開できないような場合もあります。
ホームページの作り方
近年は便利なITツールが登場しているので、専門知識がない人でも簡単にホームページを作成できるようになりました。担当者の業務負担を減らしたいのであれば、高い専門知識と経験を誇るプロの業者に依頼する方法もあります。それぞれメリットとデメリットがあるので、特徴を理解したうえで自社に適した作り方を選ぶことが大切です。ホームページの作り方には、次のような方法があります。
- 自分で作成する
- CMSを使用する
- 有料ソフトを利用する
- 無料ツールを活用する
- 専門業者へ依頼する
自分で作成する
ホームページを作成する費用を抑えたいなら、自分で作るのがおすすめです。ホームページは、HTMLやCSS、JavaScriptなどプログラミング言語で構築されています。プログラミング言語を理解している人は、自分でホームページの作成が可能です。また、自分で作成すればサイト内のデザインや文字の大きさなど自由にカスタマイズできます。ホームページを運営する中で問題が起きたときも自社で迅速に対応できます。ユーザーに迷惑をかけるなど二次被害も最小限に抑えられるのも安心です。
自作するには、デザインからコーディング、サーバー知識までホームページ作成の全ての領域に知識がないと難しいです。これらの全方面に知見がある人はなかなかいないため、ゼロからフルスクラッチですべてホームページを作成するのは現実的ではありません。
自分で作成するとなると、ホームページを一から作り上げなければいけませんので、担当者の業務負担が増えるのはもちろん、ホームページが完成するまでに時間がかかることも多いです。その点を考慮して自作するか決める必要があります。
CMSを使用する
従来、ホームページ作成にはプログラミング言語の知識が必要でした。プログラミング言語の知識がない人は、プロの業者に依頼するほか選択肢がない状況で費用がかかりました。近年は、初心者でも簡単にホームページが作れるCMS(Contents Management System)が登場しています。
専門知識がなくてもホームページの構築や機能の追加など簡単におこなえます。また、CMSはマルチデバイスに対応しており、スマホ画面に適用するホームページの作成も可能です。CMSを使用すれば簡単にホームページを作成できるため日本でも利用者が増えており、情報も簡単に入手できます。
CMSの一種であるWordPressは、世界中でもっとも使用されているツールです。全世界で発信されている40%以上がWordPressで作られているという報告があります。個人利用が一般的でしたが、近年は中小企業や上場企業、官公庁でも導入が進んでいるのが現状です。CMSならWordPressの利用を検討しましょう。
おすすめ記事:CMSとは?CMSの種類とSEO的に使うと良いメリットを解説
有料ソフトを利用する
プログラミング言語に対してある程度の知識があるなら、有料ソフトを使用してホームページを作成するのもおすすめです。費用はかかりますが、有料ソフトを使用すれば質の高いホームページを作成できます。ただし、有料ソフトを使いこなすには多少の専門知識が必要になるため初心者には難しいです。
また、有料ソフトは種類が豊富であるため、初心者にとっては選ぶ時点で難しいと感じることも少なくありません。初心者の場合は有料ソフトを使用したホームページ作成はあまりおすすめしませんが、専門知識がある人であれば便利なアイテムです。担当者のスキルを考慮して有料ソフトを利用するか決める必要があります。
無料ツールを活用する
お金をかけずにホームページを作成したいなら、無料ツールを利用する方法もあります。誰でも簡単に利用できるので費用はかかりません。ただし、無料ツールは利用可能ですが機能が少なく、サポート体制が充実していないことがほとんどです。
無料ツールを使用するなかで、物足りなさを感じる可能性があります。また、無料ツール自体のサービスが終了するとホームページが消えるリスクもゼロではありません。時間をかけて構築してきたホームページが突然消えるリスクを減らしたいなら、ほかの方法を検討するのが望ましいです。
専門業者へ依頼する
自分でホームページを作成するのが不安な人や担当者の業務負担を減らしたい場合は、専門業者へ依頼するのがおすすめです。専門業者に外注することで質の高いホームページを作成できるうえに、担当者の手を煩わせる必要がありません。
専門知識がなくてもホームページが作成できるので、初めて作る人は安心して任せられます。ただし、専門業者への外注は高い費用がかかるのでコストを抑えたい方には向きません。また、ホームページ作成を手がける専門業者は多くありますが、料金体系や対応範囲、サポート体制は異なります。
専門業者の選び方を間違えると、思うようなホームページが作成できないかもしれません。最終的にほかの業者に依頼することになり、倍の費用がかかるなどのトラブルが起きることもあります。業者選びは必ず複数業者を比較して選ぶことが大切です。
おすすめ記事:SEOに強いWEB制作
ホームページ制作方法の選び方
ホームページを制作する方法は、有料ソフトや無料ツールを使用したり専門業者へ依頼したりなど多種多様です。なかには、どのような制作方法が適しているのか迷う人もいます。
ここで選択を間違えるとあとで後悔する可能性もあるので、状況や目的に応じて選ぶことが大切です。制作方法を選ぶときに押さえておきたいポイントは、次のとおりです。
- ホームページの制作費用
- 専門知識の有無
- 完成までの時間
- サポートの充実性
- メンテナンスのしやすさ
ホームページの制作費用
ホームページを作成するにあたって、まずは予算を決める必要があります。その予算を軸にホームページの制作方法を絞り込むことが可能です。たとえば、低予算で制作したいなら無料ツールを利用したり自作したりする方法が選択肢として上がります。
ホームページ作成に必要になるレンタルサーバーやドメインも取得する際に費用がかかります。
完成までの時間
ホームページをいつまでに公開したいかも制作方法を選ぶうえで重要なポイントです。たとえば、すぐにでもホームページを制作したい場合は指定期限内で納品してくれる専門業者に依頼するのが一番です。
ホームページ制作に慣れている人であれば、CMSや有料ソフトを使用する方法もあります。逆に、一から構築する必要があるプログラミング言語を使用した制作方法は向きません。一から構築することをフルスクラッチで構築すると言います。
専門知識の有無
どのくらいの専門知識があるのかも、ホームページの制作方法を選ぶときの重要な指標になります。専門知識があるのであれば、有料ソフトやプログラミング言語を使用してホームページが制作可能です。
逆に専門知識がない場合は、CMSを使用する方法があります。費用はかかりますが、専門業者にホームページ作成を依頼するのもおすすめです。サーバー契約やドメイン契約は自社で行い、構築は外注したり使い分けられる業者を選ぶのも良いです。
サポートの充実性
初めてホームページを作成する人は、疑問に直面することも少なくありません。わからないところを確認しながら制作したい場合は、サポート体制が充実する方法を選択しましょう。近年は便利なソフトやツールが多くありますが、日本語に対応していないものもあります。なかには、サポートがないサービスもあるので事前に確認しておきましょう。
メンテナンスのしやすさ
ホームページはインターネット上で公開したら、その後も運営やメンテナンスをおこなう必要があります。運営やメンテナンスのしやすさを重視するなら、CMSやプログラミング言語で自作するのがおすすめです。継続的にホームページを運営することを踏まえて、制作方法を決めましょう。
ホームページを作る際の手順
初めてホームページを作成する時、うまく完成させられるのか不安に感じる人もいます。初心者でも順を追ってホームページを構築すれば、問題なく公開まで進められるはずです。ホームページを作る際の手順は、次のとおりになります。
参考:WEB制作の流れとは?WEBサイトができるまでの期間と具体的な工程を解説
- 目的を明確にする
- デザインコンセプトを決める
- ユーザーの動線設計を考える
- ホームページを制作する
- 公開ページの動作確認する
目的を明確にする
ホームページの制作前に、どのようなコンテンツを作りたいのか明確にしましょう。ランディングページやオウンドメディアなどホームページにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。ホームページを制作する前に、きちんと種類を決めておけば方向性も定まります。スムーズにホームページ制作を進められるはずです。
デザインコンセプトを決める
ホームページの種類が決まったら、デザインコンセプトを考えましょう。ホームページのデザインは、訪れたユーザーの印象を左右するものです。また、競合他社とデザインが重ならないように差別化できるコンセプトを考えるのが大切です。ほかにも、ブランドカラーやロゴデザインも策定します。
ユーザーの動線設計を考える
デザインコンセプトを決めたら、次はユーザーの動線設計を考えましょう。動線設計とは、ホームページに訪れたユーザーが目的を達成できるようにわかりやすく設計することです。目的地までたどり着きにくいホームページは、ユーザーにとって使いづらいです。ユーザーの動線設計を考えるために、ホームページに載せたい情報をまとめてみましょう。
たとえば、次のような情報があります。
- キャッチフレーズ
- 事業・活動について
- サービス・商品の紹介
- 特徴や強み、選ばれる理由
- サービス・商品の料金体系
- サービス・商品の使い方
- サービス・商品を利用するまでの流れ
- サービスの実績
- 導入事例
- お客様の声
- 会社概要
- 地図や営業時間、所在地
- よくある質問
ホームページを制作する
ここまで準備ができたら、実際にホームページを制作します。近年は、スマホからホームページにアクセスするユーザーが増えているのが現状です。ただデバイスによって表示画面が異なるため、異なる環境でも正常に表示されるのか確認しながら作業を進めるのがおすすめです。また、設計したとおりにシステムが作動するかも忘れず確認しましょう。
公開ページの動作確認する
ホームページの作成が完了したら、インターネット上で公開します。ただどんなに完璧に作成したと考えていても、公開時に予想外のエラーが発生したりページが表示されなかったりすることがあります。問題が起きた状態でホームページを公開すると、ユーザーに影響が出ることも多いです。この段階で問題を解決してから公開するようにしましょう。
ホームページを制作する際の注意点
近年は便利なツールやソフトを使用すれば、誰でもホームページを作成できます。ただ作り方を間違えると、ユーザーの満足度が落ちたり検索順位が低下したりすることが多いです。作成時に注意したいポイントには、次のようなものがあります。
- 情報に抜け漏れがないか確認する
- デザインはターゲットを考慮する
- SSL対応でSEO対策をおこなう
- デバイスに応じて表示を最適化させる
- 負担費用は導入コストだけではない
情報に抜け漏れがないか確認する
会社概要や商品紹介、料金体系などホームページにはたくさんの情報を記載します。特に会社のホームページの場合は、事業内容や会社案内、問い合わせのページは最低限必要です。自社で商品やサービスを販売しているなら、それぞれの製品に関して紹介するページも必要になります。抜け漏れがないように公開する前にしっかり確認しましょう。
デザインはターゲットを考慮する
ホームページを作成するとき、デザイン重視で考える人も少なくありません。デザインはホームページの印象を大きく左右するものなので、少しでもおしゃれに仕上げたいと考える人も多いはずです。
ただし、おしゃれなデザインにすると見た目が良くなる反面、ユーザーにとっては使いづらい設計になることもあります。使いづらいと感じると離脱されたりリピートされなかったりなど、マイナスに働くことも多いです。ユーザーの視点に立ち、使いやすいデザインにすることが求められます。ユーザーファーストでデザインを考える時にUIとUXを考慮する必要があります。UIとはユーザーインターフェースで、UXとはユーザーエクスペリエンスの事です。
おすすめ記事:ユーザーエクスペリエンス(UX)とは? UIとの違いやUXを高める方法を解説
SSL対応でSEO対策をおこなう
インターネットには情報が溢れており、ハッキング詐欺やデータ流出などさまざまな問題が起きているのが現状です。セキュリティ問題が不備があれば、ユーザーの信頼を失うおそれがあるのでホームページの作成時にしっかり対策を取る必要があります。SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上の通信を暗号化する技術のことです。SSL対応すればデータ通信がすべて暗号化されるので、ユーザーは安心して利用できます。SSL未対応の場合、SEOに悪影響ができるので注意が必要です。
おすすめ記事:HTTPS(SSL化)とは?設定方法とサイトのSSL化について解説
デバイスに応じて表示を最適化させる
近年は、スマホやタブレットから情報を検索するユーザーが増えています。パソコンのみ対応するホームページは、多くのユーザーを取り込めません。ユーザーを取りこぼさないように、あらゆるデバイスに対応できるように最適化することが必要です。このようにデバイスに対応できるように表示を最適化する対策を、レスポンシブデザインといいます。レスポンシブデザインに対応したホームページは、高いSEO効果が見込めます。上位表示させるためにも、レスポンシブデザインにしましょう。スマホサイトに最適化したレスポンシブWEBデザインでの作成がおすすめです。
おすすめ記事:レスポンシブデザインとは?SEOで重要な理由や対応方法など
負担費用は導入コストだけではない
ホームページを制作する際は、サーバーやドメインの取得、構築費用など導入コストがかかります。この導入コストだけに意識が向きがちですが、ホームページの運営にはランニングコストもかかります。ランニングコストを考えずにサーバーやドメインの契約を進めると、予算を大きく超えてしまう可能性も高いです。予算内にまとめられるように導入コストだけでなく、ランニングコストも考慮してホームページを制作するようにしましょう。
おすすめ無料ホームページ作成ツール
導入コストを抑えつつホームページを制作したい場合は、ホームページ作成ツールを利用するのがおすすめです。近年は無料で利用できるものも多く、満足度の高いホームページを制作することができます。ただし、無料ホームページ作成ツールは多くの種類があるので、どのような基準で選べばいいか悩むこともあるはずです。おすすめの無料ホームページ作成ツールには、次のようなものがあります。
- Wix
- ペライチ
- STUDIO
- Jimdo
- Goope
スマホ画面に最適化できる「Wix」
公式サイト:https://ja.wix.com/
世界2億ユーザー利用者数を突破したクラウドベースのウェブ制作プラットフォームが、Wix(ウィックス)です。ホームページの作成や管理、集客まで管理画面でおこなえます。デザインはテンプレートを選ぶだけで編集でき、AIを使用した自動作成ツールでホームページを無料で制作可能です。また、ネットショップや予約システムなど高度な機能を追加できるため、ビジネスの成長に合わせてホームページをカスタマイズできます。スマホに合わせて画面を最適化できるので、スマホユーザーに向けてデザインや機能を細かく調整可能です。
隙間時間に更新できる「ペライチ」
公式サイト:https://peraichi.com/
オンライン決済や予約にも対応した高品質なホームページが誰でも簡単に制作できるツールです。利用目的に合わせた数100種類のテンプレートから好みのデザインを選ぶだけなので、専門知識がなくても本格的なホームページを制作できます。新情報の更新や文言修正など見逃しがちな更新作業も、ペライチならパソコンだけでなくスマホからでも簡単におこなえます。隙間時間にサクッと更新できるのは、ペライチを利用するメリットです。サポート体制も充実しているので、初めてホームページを制作する人でも安心して利用できます。
デザインが自由自在「STUDIO」
公式サイト:https://studio.design/ja
コードやテンプレートに縛られずに、誰でも自由自在にデザインできる制作ツールです。制作したホームページはワンクリックで世界に公開できるので、業務負担を減らしたい場合に適しています。こだわり抜かれたUIで直感的にレイアウトを作成でき、ピクセル単位の微調整など柔軟に対応可能です。また、STUDIOではチームでコンテンツを制作することができます。ドキュメントを書くために他のツールを使用する必要はなく、その場でコンテンツを作成して入稿することが可能です。テンプレートを選ぶだけではないため、ホームページのデザインにこだわりたいなら利用を検討してみましょう。
日本語のサポート付き「Jimdo」
公式サイト:https://www.jimdo.com/jp/
無料かつ簡単にホームページを制作できる、世界3200万以上のサイトで利用されるツールです。プログラミング知識は不要で、初心者でも自分が思い描いたホームページを制作可能です。InstagramやFacebookなど各SNSと連携できるので、ホームページを公開したあとに集客を図れます。またアクセス解析もおこなえるので、今後のホームページ運営にも活かせます。有料プランを利用した場合は独自ドメインを使用できるため、わざわざ契約する必要はありません。日本語によるサポートも充実しているため、安心して利用できます。
Goope
公式サイト:https://goope.jp/
専門的な知識がなくても、最短1日でビジネスに役立つホームページを制作できるツールです。短期間でホームページを制作したいなら、Goope (グーぺ)を選択肢に入れるのがおすすめです。また、いつでも最新情報を発信できるメリットがあります。パソコンだけでなくスマホから更新できるので、時間や場所を問わず空いた時間に作業ができます。また、Goope ではSNS連携もできるため、あらゆるユーザーにアプローチできるのも魅力です。お問い合わせや予約受付がホームページを通して24時間対応可能で、業務効率化を図れます。
ホームページを作成した後に注意すること
ホームページを作成した後、いくつか注意したいことがあります。場合によって、期待した集客が得られなかったりホームページが閲覧できなくなったりするなど問題が起こることがあります。このような事態を避けるためにも、事前に注意点を理解して運営することが大切です。作成後の主な注意したいポイントには、次のようなものがあります。
- 常に最新情報を提供する
- お問い合わせ担当を決める
- 効果的な集客方法を考える
- サーバーやドメインの更新は忘れない
- Google分析ツールに登録する
常に最新情報を提供する
ホームページに記載する情報は、常に最新のものを記載するようにしましょう。古い情報を載せると、ユーザーの信頼を失う可能性があります。特に、商品やサービスを販売する会社の場合は、誤った情報を載せ続けると混乱することも多いです。さまざまな情報を発信できるホームページですが、定期的に見直して最新情報を届けましょう。常に最新の情報を更新しているホームページは、SEO的にも良いです。Googleは、更新頻度の高いサイトを評価します。
お問い合わせ担当を決める
ホームページを公開すると、ユーザーからお問い合わせの連絡を受けることもあるはずです。ユーザーからのお問い合わせを放置すると良好な関係を築けないため、顧客離れにつながることもあります。近年は数日以内に自動返信できる機能もあるので、ユーザーに良い印象を与えられます。柔軟に対応するために担当者を決めておくのがおすすめです。
効果的な集客方法を考える
ホームページを作成して公開しただけでは、多くのユーザーは集められません。自社に適した効果的な集客方法を考えて実践することが求められます。Web集客で欠かせないのがSEO対策です。自社のサービスに関係のある検索クエリで上位表示できれば、サイトへのトラフィックが増えます。SEO対策は、上位表示されるまで時間はかかりますが、最小限の費用で取り組めます。十分な予算がある場合は、リスティング広告やSNS広告を出稿するのも有効です。
サーバーやドメインの更新は忘れない
基本的にレンタルサーバーやドメインは年間契約をして、ホームページを運営します。契約期間が来たら、毎年更新を行う事が必要です。年間契約の更新を忘れると、ホームページが利用できなくなることがあります。レンタルサーバーやドメインの更新を忘れないか心配な場合は、クレジット決済による自動更新に設定しておくのがおすすめです。以外にサーバーやドメインの継続更新手続きを忘れてサイトが非表示になってしまうケースは多いので気を付けましょう。
Google分析ツールに登録する
Googleでは分析ツールが提供されているので、事前に登録しておくのがおすすめです。Googleアカウントを持っていれば、無料で利用できるので費用がかかる心配もありません。特に登録しておきたいのは、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールです。Googleアナリティクスとは、アクセス状況を分析できるツールになります。Googleサーチコンソールは、検索トラフィックや掲載順位を測定することが可能です。
まとめ