ブログのアクセス数を増やすには?ブログのSEOで成功しPV数を増やす方法を解説
ブログでアクセス数を伸ばすには、質の高いコンテンツを制作することに加えSEO対策も欠かせません。しかし、どのような施策を行えばアクセス数が増えるのか悩んでいる方も多いかと思います。
まずはアクセス数の動向を把握することや自社のブログを分析すること、キーワードや構成などさまざまな要因を改善する必要があります。
ブログのアクセス数とは
ブログのアクセス数とは、ブログに訪問したユーザー数のことです。「アクセス数」は正確な定義がなくGoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)でも調べられる項目はセッション数と表示されています。アクセス数は、セッション数やPV(ページビュー)数と同義と考えられます。
PV数・セッション数・アクセス数の違い
PV数とはページビュー数の略で、Webページの閲覧数のことです。PV数が多いほどユーザーの閲覧数が高いブログであるといえます。
例えば、1人のユーザーがブログ内のページを50ページ閲覧した場合、PV数は50になります。まずは、PV数を増やすことも重要です。
一方セッション数はブログに訪問した数を表すので、1ユーザーが50ページ閲覧しても1セッションとカウントされます。セッション数を把握すれば、だいたい何人のユーザーが訪問しているかわかるのでPV数と主に増やすことが重要です。
アクセス数とセッション数は近い意味を持っており、流入する指数を示す用語です。
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アクセス数が増えない理由を分析
アクセス数を上げるためにまずはアクセス数を把握し、ユーザーの検索意図に合ったコンテンツが制作できているかを分析することが重要です。アクセス数はGoogleが無料で提供するツール「Googleアナリティクス」で調べることができます。
Googleアナリティクスでは記事ごとに調べることができ、アクセス数が少ない場合運営歴が短いことやSEO対策が行われていない場合などさまざまな要因が考えられます。
またコンテンツの質が悪い記事は、Googleからの評価が下がるので上位表示されることが難しくなり、結果としてアクセス数が伸びないという大きな原因になるので改善してください。
アクセス数を上げるためには、動向を分析しユーザー目線に立ったより良いコンテンツがつくられているかを確認することが重要です。
おすすめ記事:Googleアナリティクスの見方を基礎から重要項目まで徹底解説
アクセス数を増やす良質なコンテンツを制作する方法
次の内容で良質なコンテンツ制作を目指してください。ブログはユーザーから選ばれるコンテンツ内容を目指し、SEOで検索上位に表示することが重要です。
- ペルソナとターゲットを決める
- 検索意図をつかむ
- 話題性のある内容にする
- 記事をシェアしてもらう
- 更新頻度を保つ
- 目次を作る
1.ペルソナとターゲットを決める
ブログは、訪問するユーザーの悩みや問題が解決できるコンテンツであることが重要です。そのため、記事の方向性や内容を定めるためにペルソナを設定することが役に立ちます。ペルソナとは空想上の人物のことで年齢・職業・性別などを設定することで、読者の悩みに沿った内容の記事を書くことができる手法です。
年代や職業によっては問題や知りたい情報も異なるので、ペルソナを設定せずにコンテンツを制作した場合、的外れな内容になってしまう恐れもあります。
ペルソナを設定し必要な情報や問題を明確にした場合、読者の悩みに応えられる記事が制作できるので、アクセス数を増やすことにも繋がります。
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2.検索意図をつかむ
検索意図とは、ユーザーが検索する際の目的のことです。インテントともいわれます。検索意図は検索クエリから読み取れないニーズも隠れているので、検索した背景や関連する情報も合わせて理解する必要があります。
検索意図を理解せずにコンテンツをつくってしまうと、ニーズからかけ離れた内容になってしまうこともあります。
おすすめ記事:検索意図とは?SEOにおける検索意図の重要性!調べ方から利用方法まで解説
3.話題性のある内容にする
最近では、ブログの数は増加傾向にあり読者は膨大な情報の中から自分に必要な情報であるか否かを判断しています。
多くの方が興味を持つ話題性のあるコンテンツは、「自身にも必要な情報」と判断してもらえるので、アクセス数を上げられます。また、話題となっている情報はSNSで拡散される可能性も高まるので、アクセスが増加することも期待できます。一定の期間においてよく検索されているキーワードを確認することができるツールにGoogleトレンドがあります。話題性のあるコンテンツのリサーチに使えます。
おすすめ記事:Googleトレンドとは?機能や活用方法を解説
4. 記事をシェアしてもらう
ブログのアクセス数を増やすためにはSNSを利用し宣伝することも必要です。そして、ユーザーにシェアしてもらうことで格段にアクセス数が増えます。そのために、ブログには、ソーシャルボタンの設定とOGPの設定をしましょう。
ソーシャルボタンの配置
ソーシャルボタンがあることで記事が拡散されやすくなります。ユーザーがブログの情報をTwitterやFacebookなどのソーシャル上などで拡散することができます。Wordpressだとプラグインで簡単にソーシャルボタンを設置できます。
OGPの設定
OGPとは、Open Graph Protocorolの略で、ソーシャルメディアに投稿した際にタイトルやアイキャッチ画像がどのように表示されるか設定したものです。OGPの設定が行われていると、適切なページのタイトルやアイキャッチ画像が表示されるので、シェアされた際にソーシャルメディアで目立ち注目されやすくなります。OGPを設定するには必須のタグがあり、FacebookやTwitterなどSNSごとに設定することが可能です。設定は必須ではありませんが、拡散を狙うのであれば設定しておきたい項目です。
5. 更新頻度を保つ
十分な記事を書くためには更新頻度を保つことが必要で、頻度は週2~3回が理想です。記事数の少ないブログは利便性が少ないので、ユーザーが集まるサイト作りは難しいと考えられます。
6.目次を作成する
ブログの記事では、文字数が多くなってきたら必ず目次を設定しましょう。SEOではユーザーが読みやすいユーザビリティもサイトの評価基準にあります。ユーザーの利便性を高めれば、アクセス数のアップにも効果的です。目次だけでどんな内容が書かれているかわかるようにすると良いです。
ブログのアクセス数を増やすためのSEO対策
アクセス数を上げるためには、SEO対策が必須です。効果的なSEO対策をご紹介します。
- ロングテールSEO
- タイトルとメタディスクリプション
- 内部リンク
- WordPressを使う
- サイトの表示速度
ロングテールSEO
ブログでは、ロングテールSEOの対策を行うのが良いです。ロングテールSEOでは、ロングテールキーワードを狙います。ロングテールキーワードとは、3語字以上で構成されるキーワードのことです。
例えば「京都 旅行 観光」や「ビジネス 英語 挨拶」など3つの単語が含まれているキーワードのことを指します。ロングテールキーワードのメリットは、ビックキーワードに比べ検索ボリュームが小さいので競合が少なく上位表示が狙えることです。
ほかにも、サイトに訪れた方が商品やサービスを購入するコンバージョン率が高く、検索意図に合ったコンテンツが作りやすいことがあげられます。
デメリットは、大量のアクセスが期待できず成果までには時間がかかる場合も多いので、コツコツ続け安定的なアクセスを狙っていくと良いです。
タイトルとディスクリプション
タイトルは検索エンジンで上位表示されるために一番重要な要素です。情報を収集するGoogleクローラーは、タイトルにあるキーワードで何が書いてあるのかを判断するので必ずサイトタイトルに対策キーワードを入れます。
メタディスクリプションは、SERPs(検索結果)の各ページタイトルの下に文章で表示されるケースが多いので、クリック率にも影響がある部分です。こちらも対策キーワードをいれて125文字前後で文章作成をしましょう。
内部リンク
内部リンクとは、ブログ内で書かれた記事同士を繋げるリンクのことです。内部リンクを設置することで、クローラビリティが高められるので検索エンジンにインデックスされやすいブログになります。
こうした内部リンクの構成のあるブログは、Googleからより評価されやすくなるので検索上位になることに繋がります。しかし、ただ内部リンクを設置するのではなく関連性のあるページで内部リンクが行われている質の高いコンテンツであることが重要です。
WordPressを使う
ブログ作成の方法は様々ありますが、Wordpressをお勧めします。WordPressは、最初からSEOに最適化された構造になっておりAll in one seoやYoast SEOなどのプラグインを使えば初心者でもタイトルやメタディスクリプションの設定ができます。アクセス数を上げるには、SEOに効果的なブログ構造にして、SEO対策する必要があります。Wordpressは最適です。
サイトの表示速度
サイトの表示速度は、特にスマホなどのモバイルでSEO順位に影響があります。サイトの表示速度が遅い場合は、画像の容量を軽くしたりjavascriptの機能をオフにしたり対策をしましょう。具体的な対策方法は、PageSpeed Insightsで確認ができます。
おすすめ記事:サイトの表示スピードが遅い理由と改善方法
PDCAを繰り返しブログ分析する
PDCAとは、Plan(計画)・Do(行動)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字を取り構成されている言葉です。PDCAサイクルとも言い、ブログ運営でもこれらの行動を繰り返し行うことでコンテンツの質が高まります。
PDCAを実際にブログに当てはめ分析することで、質の高いコンテンツが制作できるのでアクセス数を伸ばすことができます。
ブログ運営で行うPDCAは下記の通りです。
- 競合と比較しキーワード選定
- 参照元を調べる
- 自社のオリジナルコンテンツを追加
競合と比較しキーワード選定
ブログの検索順位に伸び悩んでいたとしても、キーワードの選定を再度行いリライトすることで検索上位が目指せます。
しかし、すべての記事をリライトすることは非常に困難なので検索順位の低いコンテンツや、上位に入れたいコンテンツなど優先順位を付けて行います。
競合サイトと比較し足りないコンテンツやキーワードを分析し、自社のブログに加えることで内容が改良されるので、アクセス数を上げることができるのです。
参照元を調べて情報を更新
ブログはユーザーにとって役に立つものでなければいけません。そのため、古い情報でないか参照元を調べ、常に新しい情報に更新する必要があります。
ユーザーを混乱させてしまうだけでなく、信頼性も失ってしまうので変化があった時には早めに対処しましょう。
自社のオリジナルコンテンツの追加
他社にはないオリジナルのコンテンツがあることで差別化されるだけではなく、検索エンジンからの評価が高まる可能性があります。しかし、ユーザーのニーズに合った内容であることが重要なので、不自然なコンテンツにならないように気を付ける必要です。ユーザー目線に立った価値のある内容を、提供し続けられることは大きな強みになります。
まとめ