BASEでやるべきSEO対策とは?SEOを通じた売上向上施策を解説
集客力に課題があるネットショップのBASEには、SEO対策が欠かせません。しかし、対策が方法がいまいち分からないという方も多いでしょう。
BASEとは
BASEは無料でネットショップが開設できるサービスです。
メールアドレスで会員登録し、ショップアカウントを作成したら、販売する商品を登録してショップが完成します。最後に、登録した商品が販売されるのを待つだけといった簡単に利用できる点が特徴です。
ショップのデザインも、BASE内で気軽に変更できます。販売したい商品にあわせて自分好みのショップがつくれる点も魅力です。
また、BASEは基本無料で利用できるため月額の費用もかかりません。ただし、販売が成立した場合に、決済手数料として3.6%+40円とサービス利用料として3%が発生することになります。
BASEはSEOが弱い
BASEは無料で簡単に作れてしまうからこそ作り込んだページ設計にできず、どうしてもSEOが弱くなってしまいます。
SEOの知識をもたずにショップを持つ人が多く、SEO対策の知識がないため、対策がとれず結果的に集客できない状況になってしまいます。
そのため、商品名に上位検索されたいキーワードにいれたとしても、楽天やAmazonなど他のサイトが上位表示される現状です。それは、基本的なSEO対策ができていないためです。
SEO対策に弱い原因とは
BASEがSEO対策に弱い理由にはどのような原因があるのでしょうか。次の2つが考えられます。
- SEO対策の設定項目が少ない
- 基本的なSEO対策ができていない
SEO対策が弱い原因について、それぞれ詳しく解説していきます。
SEO対策の設定項目が少ない
BASEは、初期設定の状態であれば、SEO対策がなされていません。初期状態でのSEO対策できることは下記の4つの項目のみです。
- ショップ名
- ショップの説明
- 商品名
- 商品説明
4つの項目に、上位表示させたい検索キーワードを入れることで、SEO対策となります。それ以外の項目では、SEO対策はできません。
基本的なSEO対策ができていない
BASEの基本設定ではSEO対策がありません。そのため、対策のために別途「SEO設定」というアプリを入れる必要があります。
このアプリを導入することで、ショップのトップページや商品紹介などにキーワードを設定するできます。ただし、反映されるまでに数日から1か月ぐらいかかる場合があるので、注意が必要となります。
BASEの基本的なSEO対策4選
BASEで行えるSEO対策としては、次の4つの対策が該当します。
- SEO設定のアプリをインストール
- キーワード設定
- description(ページ説明)
- トップページ・aboutページ・商品ページの記入
それぞれのSEO対策を順番に解説していきます。
SEO設定のアプリをインストール
BASEでSEO対策するなら、まずBASEのアプリケーションの中にある「SEO設定」をインストールしましょう。
まず、「BASE Apps」を開き、アプリの一覧の中から「SEO設定」を選択します。
「インストール」のボタンを押してインストール完了です。
アプリを使用するのに料金はかかりません。インストールしたら各ページのキーワードとディスクリプションを設定していきます。
キーワード設定
「SEO設定」でキーワードを設定していきます。検索で上位表示させたいキーワードを、単語で入力していきます。
入力できる箇所は下記の通りです。
- トップページ
- aboutページ
- 商品ページ
それぞれ検索表示させたいキーワードを入力することで、ショップが上位表示されるように対策できます。
description(ページ説明)
description(ページ説明)は検索結果に表示される説明文です。
検索結果からdescriptionを見てショップを訪れる方もいるので、ショップの内容がわかりやすい説明文が書かれている必要があります。検索結果で表示されるdescriptionが分かりやすければ、ショップへのクリック率も上がります。
クリック率があがるとショップへのアクセス数も上がるため、間接的にSEO対策に繋がります。
トップページ・aboutページ・商品ページの記入
BASEのSEO設定で、トップページ・aboutページ・商品ページにそれぞれキーワードを3~5個設定できます。
このキーワードはそれぞれ50文字まで入力できるので、上位表示させたいキーワードを入力していきましょう。
特に、売りたい商品が検索されそうなキーワードは、具体的に盛り込むと検索されやすくなります。
SEO対策から売上向上につなげる方法
BASEでSEO対策をすることで、売上向上効果が見込めます。売上を上げるためには、下記のような具体的なSEO対策をおこなうことが重要です。
- 検索上位のショップをリサーチ
- 商品名のつけ方
- ディスクリプションの書き方
- ショップ名のつけ方
ここでは、それぞれ詳しく解説していきます。
Google検索上位のショップをリサーチ
BASEでSEO対策をする上で、まずはGoogle検索上位ショップのリサーチを行います。検索上位のショップにはSEO対策のヒントが隠されているためです。
例えば、アクセサリーを販売している場合には、アクセサリーの名前を検索しましょう。
Amazonや楽天などのEC大手サイト以外のショップ情報を確認し、どのようなタイトルやディスクリプションが書かれているのかを確認しましょう。
GoogleとBaseでは検索アルゴリズムが異なりますが、検索上位に表示されるショップの情報を比較することでヒントが見つかるはずです。
商品名の付け方
BASEの商品名は検索キーワードを意識してつけるようにしましょう。
検索されるキーワードを選ばないと、いくらキーワードを設定しても意味がありません。
まずは販売したい商品で検索されそうなキーワードを探して設定するようにしましょう。
また、検索エンジンは、先頭にあるキーワードを重要視するため、SEO対策として重要なキーワードは先頭に設定するようにしましょう。
ディスクリプションの書き方
SEO対策する上では、ディスクリプションの書き方も重要となります。ディスクリプションを書く際には、わかりやすさと文字数に注意を払う必要があります。
わかりやすいディスクリプションであればクリック率も上がりますし、結果ショップ自体のアクセスが上がり検索結果でも上位表示されます。また、ディスクリプションは大体100文字前後で書くようにしましょう。
ショップ名の付け方
ショップ名の付け方も非常に重要です。ショップ名を付ける際には、イメージがしやすい名前や短くシンプルな名前を目指しましょう。また、他のショップ名と重複した名前がないかも合わせて検索しておきましょう。
SEO以外での集客力アップの対策
BASEで集客力をアップするためにSEO以外で必要なことは、2つあります。
- ブログ連携
- SNS連携
この2つの対策をしておくと、SEOとの相乗効果でより集客を見込めるようになります。それでは一つずつ解説していきます。
ブログの連携
BASEは基本的に、集客力が弱いといわれています。そのため、集客力をあげるために、ブログと連携させることも必要です。
連携させるブログは、自由度のあるWordPressのブログがよいでしょう。BASEとブログを連携させるには、iframe(インラインフレーム)でBASEに表示されている商品ページのソースコードを埋め込む必要があります。
WordPressで書いたブログ記事のなかに、商品を紹介するという形でBASEのソースコードを埋め込めばBASEの商品紹介へのリンクができます。ブログは集客力が高いので、ブログと連携すれば、BASEの集客力の低さを補ってくれます。
SNSの連携
BASEは今まで連携できるSNSはFacebook、Instagram、Twitterの3つだけでした。しかし、それに追加で2021年9月より、YouTube、note、TikTokの3つも増え、合計6個のSNSと連携できるようになりました。
また、SNSはそれぞれ特性が異なるため、SNSの特徴にあった商品の訴求方法があります。
例えば、Facebookであれば文字数の制限がないのでターゲットユーザーに沿った文章で訴求したり、Instagramであれば商品のきれいな写真を投稿したりできます。
SNSのそれぞれの特徴をいかして、商品を紹介していきましょう。
まとめ