個人経営教室のSEO対策でエリア検索順位1位を獲得し生徒数が急増した音楽教室の事例|あまの音楽教室
今回ご紹介するのは、音楽教室(個人経営)のSEO対策の事例です。音楽教室に限らず、個人教室を開業・運営していく上で意識していただきたいことがあります。個人教室開業で生徒数7人→100人以上まで集客に成功した事例です。
ご依頼されたお客様の経緯とご要望
音楽教室を開業し、生徒集客にチラシを用いていました。そこで、自分でもできるホームページビルダーでサイトを作成してもらいSEO対策をしてWEB集客することをご提案しました。
お客様の課題
- HPがない
- WEB集客をやったことがない
- 音楽教室を開業したばかり
施策のポイントと内容
まずは「大手には大手の、個人経営には個人経営のやり方がある」ので、予算のない個人教室では、HPの作り方とWEB集客のやり方をコンサルしてノウハウ提供をしてお客様に作業の手を動かしてもらいました。
大手の音楽教室はTVCMや街中の看板などで目にする機会も多いことや、そもそも生徒や先生の数が個人経営とは桁違いであり口コミなども広がりやすいです。
対して個人経営の音楽教室の場合、宣伝予算で大手に対抗することはできませんし、特に新規に開業する場合は基本的にゼロからのスタートとなりますから口コミでの集客を期待することは難しくなってくるでしょう。
だからこそ個人教室が生き残るためには、大手と違った方法で生徒を集めなければなりません。
そのひとつがGoogle等の検索エンジンで上位に表示させることで集客につなげる方法、つまりSEOを取り入れた集客方法です。
施策のポイントと内容
- SEOサイト内部修正診断書
- オフページSEO(リンクビルディング/SEO外部対策)
新規HP開設後、エリア1位獲得しました。
こちらの事例では、お客様より「これから個人で音楽教室を立ち上げたい」との相談を承りました。ただし「予算の都合上、HP(ホームページ)制作含め “宣伝にかけられる費用” は限られた金額になってしまう」とのこと。
限られた予算を有効的に活用すべく、詳しい状況を伺った上で弊社が提案させていただいたのは、ある程度はお客様自身による作業を行っていただき、「ここはプロによる作業が特に有効だ」と考えられる箇所のみを弊社作業とする方法です。弊社は基本的に、SEOコンサルおよびSEO対策、そして新聞折込広告チラシ作成(教室オープン時に1回のみ)を担当。そしてお客様には、弊社からのアドバイスに基づき、HPの作成やコンテンツ追加などの運用業務を行っていただきました。
また相乗効果を期待し、HP・新聞折込広告チラシ・看板を、教室開設と同時にリリース。
その結果、教室・HP開設後かなり早い段階で、エリア名を含めたキーワードにて1位を獲得することができたのです。
SEO対策後の成果
対策キーワード
「北区 音楽教室」1位
「音楽教室 北区」1位
「滝野川 音楽教室」1位
「音楽教室 滝野川」1位
「豊島区 音楽教室」1位
「音楽教室 豊島区」3位
問い合わせ多数!生徒数も急増
ネット検索ではエリアで1位表示の音楽教室となった結果、お客様への問い合わせの数はかなり多かった模様です。新規開設したばかりの個人経営音楽教室としては好調な滑り出しでしょう。
そして生徒の方の在籍数も、
→ 1年後 40名以上
→1年半後 70名以上
→ 2年後 100名以上
と増加の一途をたどりました。
生徒数の増加に伴い、2年後には教室の数も増えたこともあり、現在でも経営は安定しているとのことです。
成功ポイント
- ローカルSEOの徹底
- ピンポイント外注で低予算を実現
この事例の成功のポイントは、上記の2つです。
以下で詳しく解説しましょう。
成功ポイント1
ローカルSEO対策の徹底
この事例の成功のポイントは、まず何よりもエリア検索で1位を獲得したことにあります。
いわゆるローカルSEOを徹底して行ったのです。
ローカルSEOとは?
SEO対策のひとつで、【地域名(エリア名)+キーワード】などのエリアワードで検索を行った場合の検索結果に表示されることを目的としてサイトを最適化すること。(※英語「local(ローカル)」は、「特定の地方・地域の」「特定の地域向けの」などの意味も持っている)
【地域名+音楽教室】で1位になるということは、つまり、ネット上では「地域の音楽教室の中で1位を達成した」ということになります。
スマホが普及している現代では、何かを新しく探す場合、基本的にはネット検索を行うのが普通となっています。
まずはHPを見ていただかないことには何も始まらない時代ですから、エリア検索1位をとることこそが、新規顧客と出会うことへと直接繋がっているのです。
成功ポイント2
ピンポイント外注で低予算を実現
この事例では予算の都合上、全ての作業を弊社へと外注していただくのではなく、ある程度の作業をお客様自身で行っていただきました。
特に大きかったのが、お客様がご自分でHPを作成なさったことです。
これにより、大幅に外注予算を削ることができました。
またお客様ご自身でHPの作成・運用を行うことにより、それ以外にもいくつもメリットが生まれます。
サイト運用をご自身で行うメリット例
■更新をご自身の采配で自由に行える
ちょっとした文言の修正であっても、外注先の企業などによってはなかなか対応してもらえなかったり、それなりに修正費用が発生したりすることは珍しくありません。ですがご自身でサイト運用を行っているならば、気軽に好きなタイミングで内容を更新可能です。
■実状をサイト内容へと反映しやすい
サイトを外注する場合、特に専門知識が求められる内容だと、外注先の企業の方に求めるニュアンスが伝えることが大変な場合もあります。ですがご自身でサイト運用を行っているならば、実際の状況をしっかり把握しているご本人がコンテンツを作成するわけですから、実状を反映しやすいはずです。
また音楽教室のように、「1度きりではなく、継続して通うこと」が前提である業態の場合、顧客側もサービス選びに特に慎重になっているはずです。
この事例の場合、お客様ご自身が時間をかけ【訪問者に求められていると思われるコンテンツ】を増やしていくことで、HPが非常に充実しました。これにより、サイト訪問者へと多くの情報を届けることが可能となったのです。
現在のネットユーザーは情報をかなり読み込む傾向にあるので、多くの情報量を分かりやすくHPに載せることなどが、そのサービスを選ぶかどうか迷っている訪問者の背中を押すことに繋がりやすくなります。
SEOコンサルタントから