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マイクロインフルエンサーとは?起用するメリットと依頼方法を解説

マイクロインフルエンサーとはインフルエンサーというと、SNSで多くのフォロワーが存在し、知名度のある方を思い描くことが多いです。しかし、決して多くないフォロワー数でも、一定以上の影響力を持つマイクロインフルエンサーという位置付けのインフルエンサーもいます。

マイクロインフルエンサーは、費用対効果がとても高いため、インフルエンサーマーケティングで起用することにより、反応される割合を高く維持して成果をあげることができます。

インフルエンサーの影響力が大きくなっている近年では、マーケティングにおいてマイクロインフルエンサーの存在はとても大きいものであるといえます。

SEOコンサルタント今回は、マイクロインフルエンサーについてその起用するメリットと依頼方法を解説します。

 

SEOコンサルティング

マイクロインフルエンサーとは

マイクロインフルエンサーとは、特定の分野で一定以上のユーザーに支持されている方のことです。

例えば、ファッションというトピックで一定以上のユーザーに支持されているマイクロインフルエンサーが着ている服について考えます。

極端に支持している人が多いわけではないため、ユーザーとしては身近に感じやすく、身につけているものに興味を持たれやすいです。その結果として、一定数のユーザーが購買意欲を高めるなどの効果があり、着ている服が売れます。

マイクロインフルエンサーのプロモーションは、支持するユーザーが多いインフルエンサーほど多くのユーザーに認知してもらうことは難しいですが、行動を起こすユーザーの割合が大きい特徴があります。

ユーザーに支持されているかの判断は、SNSのフォロワー数やファンの数など、ユーザーが興味を持っているということがわかる数値で判断されることが多いです。

マイクロインフルエンサーは、フォロワーやファンが極端に多いわではありませんが、キャラクターが確立していることが多いです。そのため、熱量の高いファンの割合が大きく、フォロワーやファンが極端に多いインフルエンサーよりも情報発信一つ一つに対して反応されやすいです。

 

インフルエンサーの定義を確認

インフルエンサーとは多くのユーザーに影響を与える人です。

近年では、インターネットやSNSなどの普及により誰でも情報を発信できるようになり、テレビや新聞などで取り上げられない方も独自の手法で情報を発信し、社会的にも大きな影響力を持ち始めました。

タレントや俳優を起用していた企業も、さまざまな界隈で活躍するインフルエンサーを起用することによるマーケティング効果を認め始め、インフルエンサーの影響力はますます高まっています。

インフルエンサーは支持されている人数によって分類することが可能です。

インフルエンサーの種類 支持者数(フォロワー数など)
トップインフルエンサー 1,000,000人以上
マクロインフルエンサー 100,000人から1,000,000人
マイクロインフルエンサー 10,000人から100,000人
ナノインフルエンサー 10,0000人以下

マイクロインフルエンサー以外のそれぞれのインフルエンサーについて、特徴を解説します。

 

トップインフルエンサー

トップインフルエンサーは多くの支持者が存在するため、マーケティング施策に取り入れることにより、短時間で大きな効果をえられます。幅広いユーザーにアプローチできることが多いため、エンゲージメント率(反応される割合)は低くなりますが、一定以上の成果がえられやすいです。

テレビや雑誌などでも起用されていることが多く、タレントや俳優、スポーツ選手などがトップインフルエンサーであることが多いです。

 

マクロインフルエンサー

トップインフルエンサーほどメディアで起用されることは多くないが、SNSや動画投稿サイトなどの特定の界隈で大きな影響力を持っていることが多いです。そのため、商品やサービスなどの企業案件としてのプロモーションで起用されやすいです。

トップインフルエンサーを起用するよりも費用が安いことが多いため、費用対効果がとても高いです。

 

ナノインフルエンサー

支持者数は多くありませんが、熱量の高い支持者が存在することもあります。起用するための費用も比較的安価であるため、マーケティング施策に組み入れやすいです。

支持する層によっては、インフルエンサーマーケティングで大きな成果をあげます。

 

マイクロインフルエンサーを起用するメリット

マーケティング戦略において、マイクロインフルエンサーを起用するメリットは多く存在しますが、主なメリットを解説します。

  • エンゲージメント率が高く、ユーザーに対する影響力が大きい
  • 経験値が豊富であるため起用がスムーズ
  • 費用対効果が高い

 

エンゲージメント率が高く、ユーザーに対する影響力が大きい

トップインフルエンサーやマクロインフルエンサーのように支持者数は多くありませんが、一人一人との距離が近いため、支持者の熱量が高いです。一般ユーザーが身近に感じるほどの支持者数であるため、SNSなどでマイクロインフルエンサーが情報を発信すると、コメントなどの反応が多いです。

そのため、マイクロインフルエンサーをインフルエンサーマーケティングに起用することにより、特定のユーザーに対して大きな影響を与え、エンゲージメント率が高くなる傾向があります。

例えば、SNSで何か特定の商品の感想と問い合わせ先のURLなどを投稿することにより、集客や成果につなげられます。特定の顧客に対して確実に成果をあげたいと思う場合に効果的にPRできます。

 

経験値が豊富であるため起用がスムーズ

マイクロインフルエンサーは、工程管理の視点からも起用しやすいというメリットがあります。

マイクロインフルエンサーは、インフルエンサーとして多くの企業から人気であり、案件を多く受けていると考えられます。そのため、企業案件の経験やプロモーションの経験が多いため、起用時の連携がとてもスムーズです。

インフルエンサーマーケティングのインフルエンサーとしての役割を把握しており、マイクロインフルエンサー選定から起用、報酬の支払いまでを円滑におこなえます。

マーケティングにおいて、プロモーションが円滑であれば、無駄なリソースを割くことがなくなります。

 

費用対効果が高い

マイクロインフルエンサーは、他のインフルエンサーよりも費用対効果が高くなりやすいです。

インフルエンサーを起用するための費用は、フォロワー数などの支持者数で決まります。支持者数がマクロインフルエンサーよりも少なく、ナノインフルエンサーよりも多いため、限られた費用で一定以上の効果を得られます。

前述したメリットであるエンゲージメント率が高いという点と一定以上の支持者数いるという点から費用対効果を高めやすいです。

インフルエンサーマーケティングを考える多くの企業にとって、費用対効果の高いインフルエンサーは積極的に起用したいと考えるため、マイクロインフルエンサーは人気であるといえます。

 

 

マイクロインフルエンサー起用時に気をつけるポイント

マイクロインフルエンサーは多くの企業のマーケティング施策にマッチすることが多いため、とても人気ですが、気をつけるべき点がいくつかあります。

 

  • 特定の界隈で影響力を持つことが多い
  • 支持している層との関係性
  • 表現方法に自由度を持たせる
  • ビジネスパートナーとして接する
  • ステルスマーケティングの防止を徹底する

それぞれの内容について解説します。

特定の界隈で影響力を持つことが多い

マイクロインフルエンサーは特定の界隈でのみ影響力を持つことが多いため、フォロワーなどの支持している層のリサーチをしてください。支持している層と商品やサービスを提供したいターゲット層が異なる場合、成果が安定しない可能性があります。

そのため、インフルエンサーを支持している層の男女比や年齢構成、住んでいる地域などを確認してください。また、SNSなどの投稿に対し、反応している時間帯なども調べると質の高いマーケティング戦略を考えられます。

 

支持している層との関係性

マイクロインフルエンサーと支持しているユーザーの関係性を分析してください。

SNSなどでフォロワーが多いユーザーの中には、フォロワー数が多いアカウントを購入して運用する、フォロワー買いをしているユーザーもいます。フォロワー買いをしている擬似的なインフルエンサーとフォロワーは関係構築がされていないため、プロモーションをおこなったとしても効果が薄いです。

また、支持しているユーザーと良い関係を築けていないインフルエンサーの場合も、プロモーションでの効果に期待できません。

インフルエンサー選定の際、必ず支持しているユーザーとの関係性を確認してください。

 

表現方法に自由度を持たせる

インフルエンサーを起用する場合、ある程度自由な表現でプロモーションをおこなってもらう方がいいです。

インフルエンサーを支持しているユーザーの多くは、インフルエンサーの雰囲気を好んで支持しているため、細かく支持するよりも自由な表現でプロモーションしてもらう方がマーケティング効果はあります。

企業側の指示が多いプロモーションであれば、支持しているユーザーは違和感を感じ取り、エンゲージメント率に悪く影響する可能性があります。実力を信じてプロモーションをお願いすることが大切です。

 

ビジネスパートナーとして接する

マイクロインフルエンサーは、商品やサービスなどのプロモーションをお願いするビジネスパートナーです。また、他のプロモーションをお願いすることも考えて、良好な関係を築いてください。

インフルエンサーへの接し方が良くないと、プロモーションの内容にも影響するので、関係性を悪くするメリットがありません。

 

ステルスマーケティングの防止を徹底する

マイクロインフルエンサーを起用する場合、ステルスマーケティングをおこなわないように徹底してください。

ステルスマーケティングとは、報酬の発生するプロモーションであることを隠して商品やサービスなどの紹介をすることです。

ステルスマーケティングについては、インフルエンサー側も気にかける部分ではありますが、打ち合わせの段階でプロモーションであることを伝える内容をコンテンツ内に含めることを依頼してください。

ステルスマーケティングであることが判明したら、インフルエンサーや企業のブランドイメージが大きく低下します。

 

マイクロインフルエンサーの依頼方法

マイクロインフルエンサーを起用する場合、プロモーションの依頼をする必要があります。依頼する方法はさまざまありますが、主な方法を紹介します。

 

マイクロインフルエンサーを見つけて直接依頼する

自社でマイクロインフルエンサーを見つけて直接依頼する方法があります。SNSを活用し、マーケティング施策の方向性が一致するインフルエンサーを探してください。

報酬については、フォロワー数がそのまま報酬であることが多いです。例えば、フォロワーが1万人のインフルエンサーであれば、報酬は1万円以上が目安です。予算に沿ったインフルエンサーを探してください。

マイクロインフルエンサーは多く存在するため、選定に時間がかかる可能性はありますが、入念な分析をおこないながら選定をしてください。

 

インフルエンサーのプロダクションに依頼する

インフルエンサーが所属するプロダクションを通じて依頼することもできます。自社で選定するよりも、スムーズな流れでプロモーションをお願いできますが、仲介手数料などを含めた報酬であることが多いです。そのため、少し多めの報酬を用意する必要があります。

プロモーション内容に応じたインフルエンサーを紹介してもらえるため、安心して依頼することが可能です。

プロモーションの依頼で発生するタスクをある程度削減できるため、継続的に依頼する場合は効率的であるといえます。

 

インフルエンサープラットホームで依頼する

多くのインフルエンサーが登録しているプラットフォームで依頼することも可能です。

インフルエンサープラットフォームには、一定以上の影響力を持ったインフルエンサーが多く登録しており、選定が比較的簡単におこなえます。

プロダクションに依頼するほどの手数料が発生しないため、報酬額を抑えて依頼できます。選定からプロモーションまでの工程を全て依頼することも可能であるため、予算に応じた依頼がおこなえます。

 

まとめ

SEOコンサルタントマイクロインフルエンサーは、支持する人数が極端に多いわけではありませんが、一人一人の熱量が高めである点から費用対効果の高いマーケティング施策の実施が可能です。インフルエンサーマーケティングを初めて導入する場合は、マイクロインフルエンサーの起用から考えることがおすすめです。SNSなどを利用し、マイクロインフルエンサーがどのようなプロモーションをおこなっているのかなどの分析から始めてください。

 

 

この記事の監修者

SEOコンサルタント

アドマノ株式会社 代表取締役 天野 剛志

日本大学法学部卒業、広告代理店で12年間働いている間、SEOと出会い、SEO草創期からSEO研究を始める。SEOを独学で研究し100以上のサイトで実験と検証を繰り返しました。そのノウハウを元に起業し現在、11期目。営業、SEOコンサル、WEB解析(Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持)コーディング、サイト制作となんでもこなす。会社としては今まで2000以上のサイトのSEO対策を手掛けてきました。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。
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