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記事を大量に実装したのに、狙うキーワードで上位に入れない。どうすれば順位が上がる?

SEOコンサルタント

正しく構成されたサイトに高品質な記事を投稿し、発信することで順位は上がりやすくなります。対策には内部SEO、コンテンツSEOの知識が不可欠です。

検索順位を上げるために記事を大量生産して投稿する手法が成功していたのは2020年頃までです。現在でも記事数が多いほど強いメディアになる傾向は強いものの、量より質が問われます。

SEOコンサルタント大瀧
今回の回答者

大瀧典宜

SEOコンサルタント/Webマーケター

広告運用と求人採用支援に長年携わるスペシャリスト。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。広告代理店に20年勤務し、マーケターとして求人分野を中心に各種広告コンテンツをトータルで支援。アドマノ参画後は、主に求人サイトSEO・オウンドメディアの戦略立案コンサルを担当。

point01

記事の品質
(独自性)

記事にはテーマやキーワードを意識し、検索意図(ユーザーニーズ)を満たす高い品質が求められます。

単にキーワードを入れただけのコンテンツや要素を詰め込んだだけのコンテンツ、単に長いだけの記事、上位記事を真似ただけの記事では上位表示は難しいため、独自性(オリジナリティ)の高さも必要です。

独自性が高くなる例

  • 商品やサービスを使ってみた感想
  • 自社の事例や経験
  • 利用者の声
  • 将来性や歴史など有識者でなければ発信することが難しいような内容

コタツ記事(コタツに入りながら作れる、WEBで調べただけの記事)だけでは対応できないため、専門家の監修を入れるなどの工夫をしてみてください。

記事はライターが書くものではありますが、ライターをまとめているディレクターが発信情報の管理をうまく行い、調整役となる必要があります。

独自性のある記事の作り方や注意点についてはこちら
point02

サイト内部のSEO対策

記事が単体で評価されることもありますが、検索エンジンは誰が情報発信をしているか、どのようなサイトの記事かも評価軸に入れています。そのため、記事の著者、監修者、編集者情報などをしっかりと明記したり、メディアとしてのテーマを定めた方が権威性や専門性は高くなります。

テクニカル面では次のような観点で見直しを行ってください。

  • 記事のカテゴリー分けがうまくできているか
  • 関連した記事同士で内部リンクは繋げているか
  • 内部リンクのアンカーテキストは設定されているか
  • サイト構成や導線はどうなっているか

テクニカル面は内部SEOを十分に理解している担当者が行うことが理想ですが、コンテンツSEOは得意でもテクニカルSEOまでカバーできている人は少なく、場合によっては外部連携も視野に入れた対応を検討してください。

SEO内部対策(オンページSEO)についてはこちら
point03

メディアによる
情報の発信

コンテンツの品質は十分に高く、サイトの最適化もできているのに検索順位が上がらない場合には、検索エンジンに認知されていないことが考えられます。

検索エンジンはクロール、インデックス、ランキングの3つの手順でページを評価しているため、まずはクロール(検索エンジンがページを見つけること)から始める必要があります。基本的には既に認識されているページからリンクがあればクロールされますが、それだけでは必ずしも十分な対策とはいえません。


広報担当者と協力して積極的な情報発信が必要となりますので、次のような方法で積極的に情報を外に出す工夫をする必要があります。

  • PR情報を発信する
  • SNSで情報発信する
  • キュレーションサイトに掲載してもらう
  • 相互リンクの依頼

SNSはSEOとは直接的な関係はありませんが、BtoCサイトであればInstagramやTikTokは非常に強力なツールとなることが多く、Xは拡散力が強い、Facebookはビジネス向けに強いなどそれぞれ特徴があります。


まずは認知されて、話題に挙がることを意識した対応が必要です。そうすることで様々なメディアからサイテーションや外部リンクを獲得することができます。外部リンクがないと順位を上げるのは難しい側面もあります。

外部リンクについて詳しくはこちら

INSIGHTS

それでも順位が上がらないときには

上記3つを対策すれば検索順位が上がる可能性が高まります。それでも順位が上がらない場合には、狙っているキーワードが悪い、競合が強すぎる、外部リンクが全くないなどそもそもの前提に欠陥があるなどの原因が考えられます。

この場合には現在のサイトや記事への対応ではなく、次のようなWEBマーケティング戦略の見直しが必要になるかもしれません。


  1. キーワード戦略を見直す
  2. 自社サイトのドメインを強くする
  3. メディアテーマを見直す
  4. リンクビルディングを行う

キーワード戦略は、狙っているキーワードでは上位化が難しい場合に特に有効な戦略です。キーワード難易度が高すぎる医療系、金融系、法律系キーワードを狙っている場合にはキーワードを少しずらして専門家からの情報発信でなくても上位化が狙えるような記事を発信する必要があります。


また、競合サイトが強すぎる場合にはコンテンツの品質が高くても上位化しづらいため、外部リンク獲得をどのように行うのか、情報発信をどのように強めるのかという広報的な視点での対策をしてください。

 

メディアテーマについて、医療系、金融系、法律系などは、専門性や権威性が特に問われる、YMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれる分野です。このテーマは発信する情報が読者の人生に与える影響が強いため、検索エンジンは信頼できる情報元以外の上位化は避ける傾向にあります。


具体的には医療系は医者や病院、医療従事者が監修者であれば上位化しやすく、金融系は銀行や信用金庫、経済学者やファイナンシャルプランナーなどからの情報発信であれば、信頼性が増すので順位獲得しやすい傾向にあります、それ以外の場合、専門性が担保されないので、体験からくる独自性の高い情報を発信したり工夫が必要です。

  

リンクビルディングとは、外部のサイトからリンクを獲得していくことですが、難易度が高く専門家の支援が必要です。

 

キーワードを調整することで多少の改善は目指せますが、対策には限界がありますので外部パートナーを入れて最適解を模索する必要があります。

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検索エンジンを研究するプロチームが
最新かつ王道SEO対策で、検索上位実現

  • 天野 剛志

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    SEOコンサルタント

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    SEOコンサルタント
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    Web解析コンサルタント

確かな戦略コンサルで、“あらゆる課題”を解決するデジタルマーケティングのプロ集団、それが東京SEOメーカーです。長年に渡るアルゴリズム研究と実践で培ったノウハウを出し惜しみせず、2024年現在は国内外あわせて2000社以上を支援。御社のお悩みを解決し、収益アップにつながる集客戦略をご提案します。SEO対策のご相談のお申し込み・各種お問い合わせは、以下のお申し込みフォームからご連絡ください。

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